「演奏者は誰ですか」
毎週土曜日の早天祈祷会で、「谷間の泉」を読んで、神の恵みをいただいています。
昨日は、有名なバイオリン演奏者パガニーニのエピソードが記されていました。彼は演奏会の中で、次から次へと弦が切れてしまい、たった一本しか残りませんでした。誰もが演奏は続けられないと思いましたが、彼はその一本の弦で演奏を続け、彼の偉大な巧みさが明らかにされました。その状況では、誰が演奏者であるかが問われたのです。
私達を奏でてくださる方は誰でしょうか?自分で奏でて、そして自分には能力がなく、可能性もないと落ち込み、意気消沈していないでしょうか?主なる神に奏でていただきましょう。わたしたちがどんな状況にあろうとも、自分を神に明け渡し、神に仕えるとき、聖霊なる神が私達に満ち満ちて、福音を豊かに響かせてくださるからです。
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主はそれをなしとげ」(詩篇37篇5節)
2012/4/22