「誰が自分の価値を決めるのか?」 「あなたはわが目に尊い」(イザヤ43:4)
先日、クリスチャン新聞福音版2月号に掲載されてある、オペラ歌手加藤愛さんの証しを読みました。そのタイトルに目が釘付けになりました。「自分で自分の価値を決めることをやめた」とありました。高い声が願うように出ない自分に対して自分を駄目だと思い、自分の本来の声の領域でないものに固執し、無用な足かせをかけていた彼女、その証しの中で、「あなた自身がすでに神の素晴らしい作品であり、神様が創られた『作品』を『価値がない』と決めるのは大きな罪です。」と聞いて、自分で自分の価値を勝手に決めようと躍起になっていたことに気づかされ、それ以来、自分を責めることをやめたというのです。自分を責めることは、私を創ってくださった神様を責めることになることもわかりました。そして、今ある自分が神様から与えられている自分であると心の底から思えるようになり、神様が私をそのように創られたのですから、その中でベストを尽くそうと今歩んでおられます。
2012/2/26