「ユースジャムの恵み①」 「だれかが、手びきをしてくれなければ」(使徒8:31)
三日目朝の恵みの集会で、矢板教会の牧師が、以下のようなエピソードを語ってくださいました。
「盲人である私は、盲導犬と共に散歩をしていました。盲導犬は、危険があると私の前に自分の身を出して、私を守ります。四つ角を進もうとした時、突然車が曲がってきました。盲導犬は車と私の間にさっと入るのです。ある時、目の前に落ちる段差があり先には田んぼ、私はわからずに盲導犬に「前へ」と命令しましたが、盲導犬は動きません。何度命令しても動きません。おかしいなと思いつつ、私は前に進みたいのだと踏み込んだ瞬間、田んぼへ落ちたのです。落ちる前に止めようとした盲導犬の顔を蹴った感触があったのです。田んぼからあがったとき、盲導犬はよかったと言わんばかりに、私の周りをぐるぐる回っていました。」
この話を聞いて、私にとって盲導犬はイエス様だと。なんと私は愚かで、イエス様に失礼なことをしてきたことか。それなのに愛し続けてくださるイエス様の愛の深さにうたれ祈りをささげました。
2012/8/19