静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2010年01月24日 | 天のマナ
「ゆるされていく過程(謝罪と償い)」 
 
 小学生頃に毎日のように公園で野球をしていました。ある時、私の打ったボールが草むらへ飛んでいき、みんなで探しても見つかりません。野球は中断し、ボールを持ってきてくれた友達からは、弁償をするように言われ、私はへこみました。「悪かった」と謝るだけではなく、家に帰って親に事情を話し、お金をもらい店に買いに行き、ボールを買い弁償して、野球は再開しました。これらの過程を踏んで、私はゆるされ、信頼を回復される貴重な経験をしたのでした。これは私の人格形成において、非常に大切な欠かせない出来事でありました。

 私達は失敗や過ちをし、時には人を失望させ、自らをも失望させる弱い者であります。故意にしたことでなくても、ゆるされていく過程を踏み、ゆるしと信頼の回復を得る必要があるのです。謝罪すれば償いはしなくてよいのではなく、償いをすれば謝罪は必要でないのではなく、本当のゆるしを得るためには、「謝罪と償い」の両方が必要であります。

 なぜ、神に対する私達の罪は謝罪するだけで赦されるのでしょうか。それは、払いきれない罪の代価(償い)を、すでに救い主イエスが十字架の上で払ってくださったがゆえであります。本当にこの神の犠牲の愛を知った者は、罪から離れて行くのです。

2010/1/24
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