静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ(2006/12/10)

2006年12月10日 | 天のマナ
「内にあるクリスマスの篤き思いを」

 故郷の津軽から雪便りが聞かれる季節を迎えました。この時期になると雪の降る寒い50年前の夜の光景を何故か思い出します。

 それはクリスマスも近づいた雪の降る夜の銭湯帰りのことです。黒いマントを身にまとい、左手には「イエス・キリスト」と書かれた旗を握り、右手に小さなマイクを持ち、白い息を吐きながら、大きな声で賛美歌を歌っていた、どこかの写真で見たことのある、イエス様に似た初老の優しそうな人のことです。小学生だった私には、こんな寒い夜に道端で、賛美歌を歌うあの人は何者だろうかと、不思議に思っていたものでした。

 今、こうして教会生活をさせていただき、あの時の初老の人の思いが、少しずつ分かってきたような気がいたしております。(T・G)

「見よ。すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える」(ルカによる福音書2:9)。
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