静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2006年12月03日 | 説教要約
「神のお言葉どおりに」ルカによる福音書1章26~38節
 
 救い主の御降誕の日を待ち望む節が始まりました。

 まず、神はこれからなそうとする出来事の内容を、神の御使いガブリエルを使者として用い、処女マリヤの許に遣わし告知いたしました。その内容は、神のひとり子救い主イエスが、処女マリヤの胎に宿るという処女降誕、神の救い主を世に送る特別な方法でした。処女降誕も驚きですが、永遠、遍在の神が有限である人、時間と空間に支配される人となるということの驚きははるかに増しています。歴史始まって以来の最初で最後の処女降誕と神の受肉であります。

 歴史上で誰もが、人間の理性では受け入れがたいこれらの事実、一番受け入れられない者は、当のマリヤだったでしょう。「どうしてそのようなことがありえましょう」と言っています。「男の人を知りませんのに」と処女であることをあらわしています。しかし、その後1分のたたない内に、彼女はそのことを受け止め、心に平安とあふれる喜びの告白し、後にそれを賛美にし神をほめたたえるのです。どうしてでしょうか。それは、「神にはなんでもできないことはありません」との言葉を御使いを通して神から聞いたからです。この出来事の出所は全能の神であり、聖霊の神が働かれるとのことを受け止めたからです。神は、この世界を造り、すべての法則や秩序を制定し支配している神が、救い主を送る時に特別な方法をもって臨まれたのだと知ったのです。

 私達は、この全能の神をほめたたえると同時に、マリヤのような信仰をもって、神の言葉を受け入れ、神の栄光をあらわしていきたいのです。

2006年12月3日
説教者 杉本守牧師
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