静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ(2007/4/22)

2007年04月22日 | 天のマナ
「憎しみからは何も良いものは生まれません」   
  先週は、日本でも海を越えたアメリカでも大きな銃の事件が起こりました。被害者、被害者の家族、そして私達も心を痛めました。遺族関係者に神の特別な慰めを祈り、福音が痛んでいる人、迷っている人に届くように励みたいのです。
ペンシルバニア州のランカスターという田舎町に、アーミッシュと呼ばれる、敬虔なクリスチャンの村落があります。この平穏な村落に、最近悲劇が起こりました。銃を持った男が小学校に乱入して、少女達を射殺した後、自殺したのです。なぜこんな事件が・・・・・。ところがこのやみの事件の中に、光が輝きました。後日、大けがを負った少女が、自分の姉の行為を語り出したのです。彼女の姉は、妹やほかの幼い少女たちを逃すために身を呈したのです。犯人が少女を射殺すると、残りの彼女たちは互いにかばいひるまなかったのです。さらに驚いたことに、アーミッシュの人達は、「私達は犯人を赦します。憎しみからは何も良いものは生まれません。赦して、前進します」とメディアに訴えました。そして犯人の葬儀に参列し、犯人の妻や家族に、慰めの言葉をかけたのです。憎しみからは何も良いものは生まれません。主イエスの十字架の愛により、良きものを生み出す愛とよるゆるしを人間が受けていくことを願い、福音を伝えたいのです。
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