静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2013年06月09日 | 説教要約

「神の近くにある」 詩篇73篇1~28節

 この詩人は、一つのことで躓き問うていました。「神に支配される世界において、なぜ正しい者が苦悩し、悪人がさばかれずにいるのか」というものです。

Ⅰ 幸いとは何か

 3~12節をみますと、「悪人は苦しみがなく、身は健やかで、悩まず、打たれず、肥え太り、民衆に支持され、神を畏れず、富はまし加わっている」との内容が記されています。一方、「義人は苦しみ、打たれ続けていて、時には自分の信仰が無意味なものではないかとさえ疑いたくなる所を通過している」とのものです。詩人はこのことをどんなに考え抜いても理解できずにいます。このことは人間の思考の中で解決できる問題ではないと告白します(16,17)。真の幸いとは、この世の何かではありません。この世のものは一時的ですべて過ぎ去るからです。

Ⅱ 真の幸い

 神の前に出て神と交わり、神の言葉をうけなければこの問いの解決はありません。彼は神の臨在の場に出て祈ります。そして神からの言葉を受けます。その内容は、「悪人は必ず滅ぼされる」(18.19.27)ことと、「神の近くにいることが真の幸い」(23,24)であることでありました。彼は、信仰による洞察において解決を得たのです。

 キリスト者は、世の成功者といわれている者達を妬む必要はありません。真の幸いは、神と共にいることなのですから。

2013/6/9 説教者 杉本守

 

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天のマナ

2013年06月09日 | 天のマナ

「希望は失望に終わることはない」(ローマ5:5) 

 ある青年がシナリオ・ライターになる夢を抱き、自作の原稿を持って何度も何度もハリウッドのプロデューサーの所へ行きました。ところが、50人を越すプロデューサーから「君の作品は使えない。才能はないし時間の無駄だよ」と言われました。

 この青年は、出生時の医療ミスにより、顔面左側の神経が傷つき、麻痺を起こし、それが原因で言語障害を持ち、劣等感により卑屈になってしまいました。学校でもいじめられ、12歳の時には両親が離婚したことを切っ掛けに非行に走り、なんと14の学校から放校処分を受けました。演劇に興味を持ち、演劇学科に入学も授業料が払えなくなり2年で中退、俳優を志しオーディションを受け続けますが、54回も落ちるのでした。しかし彼はあきらめずに、三日間で書き上げた一つの作品をプロダクションに持ち込み、それがなんと不思議にも評価され、その青年自らが主役を演じ映画になりました。その作品は、あの大ヒットした「ロッキー」で、第49回アカデミー賞・作品賞を獲得したのでした。この青年の名は、シルベスター・スタローンでした。

 人を創造された神は、素晴らしいタラントを一人一人に与えられているのです。私たちもそのタラントを活かし、希望をもって歩み主の栄光をあらわしましょう。

2013/6/9

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講壇の花

2013年06月09日 | 生花
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