「悩みの日に神を呼ぶ」 詩篇50篇1~23節
真の神とはどういう方でしょうか? 1~6節をみると、全能者、光、義なる方、審き主などとあげることができます。このお方が神を信じる者へ、神を信じない者へと何を語っているのでしょうか。
Ⅰ 神を信じる者へ
主なる神は、神を信じる者が礼拝とささげものをささげる時、形式的で習慣的になっていないか、心からの信仰告白と感謝をもってささげているかを問うています。主なる神との関係が形だけのものにならずに、生き生きとした関係にある時、神を信じる者にどんな悩みがやってきたとしても大丈夫だと言うのです。それは、主なる神であるわたしを呼ぶなら、主なる神が神を信じる者を助けるからです。そしてその助けを受けた者は、主なる神をあがめるのであります。
Ⅱ 神を信じない者へ
神の教えを憎み、神の言葉を捨てた者たち、盗人とくみし、姦淫を行う者と交わり、家族をそしりののしる者に対して、神はその罪をご存知で、その罪をその者の前に並べ、必ずその罪によりその者を裁かれると記されています。その裁きは圧倒的で、誰も助けることができません。
神を信じ、神の幸いの中を歩み、神の助けを受け、神を崇める者とさせていただきましょう。
2011.10.9 説教者 杉本守