「神のもとにある平安な人生」 「友よ」(マタイ20章13節)
主イエスは、「ぶどう園のたとえ」の中で、早朝、9時、お昼、午後3時、夕方5時に雇われた人に約束通りに同じ1デナリを渡されたという話をなさいました。この話を聞いたとき、私も早朝に雇われた人の不満を共感しました。確かに一日労した人とたった一時間労した人と、約束したとはいえ、同じ給料ではと不平等さみたいなものを思います。しかしよく考えてみますと、早朝に雇われた人は、雇われないのではないかという不安はすぐになくなり、一日中平安で労することができました。しかし、5時に雇われた人は、今日は雇われず食物も買えないのかと不安な一日でした。
あなたはどちらがよろしいですか?私は、不安で一日過ごすよりも、平安で一日労をした方がずっと良いです。早朝雇われた人とは、若い時に主に救われた方です。その生涯を主にささげて歩みます。夕方5時に雇われた人とは、生涯不安でしたが召される前に救われた方といことができるでしょう。主は同じ御国の祝福をお与えになりますが、平安な人生を早目に得ることが幸いです。
2011/10/9