夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

~学ぼう成年後見制度~<下>に「費用」が?

2007-07-18 10:35:15 | 成年後見制度ってなに?
朝倉(中)7勝、ジャン(神)5勝、高橋(広)2勝、武田勝(日)5勝琴光喜10勝全勝栃乃花4勝目

地元紙”ライフ”~学ぼう成年後見制度~<下>に「費用」について搭載記事がありました。誰でも気になる問題です。重要!大切
日本弁護士連合会のアンケートによると、「任意後見契約」で、預貯金1500万円と年金の財産管理や介護契約などを利用する場合に、1ヶ月の報酬は「3万円前後」と答えた弁護士が半数。「1万円前後」や「5万円前後」を合わせると全体の9割を超える
既に判断能力のが不十分な人を対象とする「法定後見制度」では、家庭裁判所が報酬額を決める。こちらもはっきりと分かる基準はない。1ヶ月の報酬は「数千円から数十万円」と幅が広い

私の事案でも、1ヶ月7,500円の方や43,000円頂いた方もいた。概ね平均的に2万円前後が普通である。遺産分割協議や不動産の管理、契約など法律行為を多く実施した場合に報酬額は高く、身上看護面の見守り、介護プランの確認、調整、連絡など本人の生命安全にかかわる課題に多く関わっても報酬的には変らない
財産管理面が強調される所以であるが、「いのち」あっての制度であり、財産管理なのだから、介護・福祉・保健・医療の領域のマネジメントの重要性を、是非、家裁に理解していただけるよう訴えていきたい。
家裁は、書類中心主義であり、介護・福祉の現場の事は全く分からない。認知症高齢者の方々が、どんな状態で、どんなお気持ちなのか・・?伝えていく努力も必要かなと大それた考えでやっている
成年後見制度の利用の際に、費用=報酬については、基準が不明瞭で説明に困る事がある。「利用する方の資力に応じて、家裁が決めるものであり、こちら側で決めるものではない」。「どんな事情があれ、成年後見制度が必要な方には、、制度利用が必要である」。「行政側も利用支援事業・市町村申立などで支える仕組みを作って下さい」。・・・とお話ししています。
   
実務的には、本人保護に徹して、あらゆる財産を管理しますのである程度の収入源の年金があれば、それらを中心にして毎月の収支をしていきます。介護や福祉サービス料を支払い、公共料金や税を支払い・・・最終的に残った資産に対して、1年に1回程度「報酬付与申立」をして「審判」を頂く。これがいわゆる「報酬」です。高いか?安いか?その判断基準も難しい
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研修活動からの学び!

2007-07-17 10:42:37 | 障害者自立支援法って!なに?
「新潟県中越沖地震」お見舞い申し上げます。
ライフラインを早急に回復、生活の安心を確保する施策を期待します
アジア杯日本4ベトナム1内海(巨)8勝、吉川(ヤ)2勝、寺原(横)7勝、和田(ソ)8勝、山崎(西)1勝、小林宏(ロ)9勝

岩手県主催の「第1回専門家養成研修会」盛岡で開催。受け入れ態勢が整えば退院可能な社会的入院の精神障害者の退院を支援するための専門家、関係者の研修。厚生労働省の武田地域移行支援専門官が講演、「医療、福祉、地域が手を取り合って退院促進を進めよう」と話す。日本精神保健福祉士協会の伊東氏は、「退院促進事業の推進は非常に困難だが、社会的入院は人権侵害という認識を持ち、頑張ろう」と呼びかけた。一関市の熊谷氏、胆江広域の伊達氏、県立南光病院の松原氏等が事例紹介。「退院を希望する本人のニーズを中心に、さまざまな立場からの支援ネットワーク構築の大切さ」を訴えた。この研修会は来年2月まで計5回開く。岩手県の昨年7月の調査によると、精神科病院入院者4399人中、退院希望者267人。

第1回特別支援教育セミナーINいわて
*日時:平成19年8月11日 午前10:30~午後13:30まで
*場所:県民情報交流センター(アイーナ)
*主催:にゃつき~ずIWATE主催
*内容:”講演”  横山浩之氏(山形大医学部看護学科准教授・医師)
      ~発達障害の子にどう対処するか?~
*資料代:2000円
*問い合わせ:工藤代表019-601-2613

できるだけ研修会に参加したいのですが、1つしかない体
また、開催の情報が入手できない事もあります。
でも、皆・・仲間が・・頑張っている様子は伝わってきます
今回は、地元紙で開催を知る事ができました。有難い事です。
インターネットで内容を知る事ができれば・・・最高ですね
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虐待の兆候報告、保育所に義務化!

2007-07-16 11:05:28 | 成年後見制度ってなに?
川上(中)8勝、上野(広)1勝、高木(オ)3勝小笠原(鹿島)国内復帰第1戦勝利

「虐待の兆候報告、保育所に義務化…厚労省方針」

児童虐待の急増を受け、厚生労働省は13日、保育所の指導要領に当たる「保育所保育指針」を大幅に改定し、虐待につながる兆候が見られた場合、市町村などに情報提供する義務を盛り込む方針を決めた。

 従来は、虐待の疑いを認めてから児童相談所などに通告する義務しかなく、見逃しの危険性が指摘されていた。

 今回の改定で、指針は、法的拘束力を持つ形に格上げされることも決まり、児童虐待に対する保育所の責任も重くなる。

 同指針の改定は2000年以来。これまでの指針を省令に基づく厚労相告示とし、法的拘束力を持たせる。

 虐待に関し、指針改定の素案に盛り込まれたのは、子供に、「不適切な養育の兆候」が見られた場合、市町村や関係機関と連携し、適切な対応を図る義務。子供の心身の状態を、言動、服装などから観察し、保護者から十分な世話を受けていないと思われる時は、虐待予防の対策を講じなければならない。
2007年7月14日(土)全国紙

児童をめぐる虐待事件は、増加傾向にあり、幼少時の早い段階で気がついたら対策を講じることを、保育所などの関係機関に求めた積極的な施策の表れである。
事件が発生してからではなく、兆候が見えたら、予防策として対応しなければ効果がないことは誰もがわかっていることである。
最も弱い立場にある幼児、児童は、訴えるすべもわからないわけで、しかも、信頼すべき両親から虐待を受けているとしたら、救いようがないのである。
社会や住民に与えるショックは大きく、人間関係の根幹を揺るがす不信感を助長する要因にもなりかねない。地域ぐるみで協力・連携して、児童虐待を根絶したいものである。
児童虐待、高齢者虐待、配偶者からの暴力ドメスティックバイオレンス(DV)・・・これら全て犯罪である。
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中島みゆき・臨月!

2007-07-15 10:25:38 | 歌・CD・趣味・その他
黒田(広)9勝、通算勝利100勝へ、菊地原(オ)2勝白鵬&琴光喜ともに7連勝
臨月
中島みゆき, 星勝, 安田裕美, 松任谷正隆, 萩田光雄
ヤマハミュージックコミュニケーションズ

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7月15日現在の成年後見受任件数
後見10件
補助 2件
計 12件(他に審判待ち・2人)となりました。
主な傾向及び特徴として
①市町村長申立→「ぱあとあな岩手」からの推薦→受任のスタイルが増えてきました。県内全域(遠隔の方も)。独居高齢者の事案。
②申立支援・相談は、依頼されお話しを聞くと、どなたも緊急性が高く、財産管理と身上看護を早急に行う事案が多い。
③相談・依頼など親族後見も含めると関心度は急激に高まってきました。
④受け皿=成年後見人候補者の不足が心配されます。
想定内と言えば、そのお通りです。
成年後見制度の理解と利用の促進が高まれば、矛盾が出てきます。
誰の責任か?と追求したい気持ちをこらえて、やっぱり、大切な制度なので丁寧な説明と理解を頂いて、利用の拡大をすすめていくしかありません
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高次脳機能障害者の外出をサポート!

2007-07-14 10:25:56 | 高次脳機能障害って?・・何?
寒い暖房が必要な位です。三浦(横)7勝、金刃(巨)7勝、水田(ソ)、ダルビッシュ(日)8勝、宮越(西)1勝山崎(楽)30号サッカーアジア杯日本3UAE0

「高次脳機能障害者の外出をサポート あす岡崎でヘルパー講座」

 脳の病気や交通事故で記憶力などが低下する高次脳機能障害者の外出などを手助けする県内初のガイドヘルパー養成講座が十五日、岡崎市竜美南のNPO法人「岡崎福祉ネットワークおてつだい サン・ライズ」である。最近になって社会に認知されてきた障害だが、ヘルパーや援助の仕組みが整っていないのが現状。障害者の通所施設でもあるサン・ライズは、受講生十六人を募っている。

 高次脳機能障害者は、脳外傷や脳腫瘍(しゅよう)などで起きるが、障害があることが分かりにくいため、本人の自覚や周囲の理解が得られにくい。新しいことを覚えることができなかったり、ミスが多かったり、イライラするなど、就労や日常生活に影響が出ることもあるという。

 このため、一人で外出が困難な人も多い。しかし、身体・知的障害者と認定されていないため、送迎や付き添いなどのサービスは受けられない。

 サン・ライズでは、家族の負担を和らげるため、手助けするガイドヘルパーの養成に乗り出す。養成講座の受講生十六人を対象に、十七日から四人ずつ四回に分けた研修講座を開く。

 受講生がサン・ライズへの通所や帰宅に付き添い、ルート表や地図を頼りに一人で通所できるまで見守ったり助言したりする。道順を覚えるまでのサポートが主な仕事だ。研修を終えれば、要望に応じて派遣されるという。受講は無料で、誰でもよい。

 理事の小松貞子さん(63)は「高次脳機能障害と似たような症状でも、どこに相談していいのか分からない家族も多いと思う。気軽に相談してほしい」と話している。(2007年7月14日中日新聞)

 問い合わせはサン・ライズ=(電)0564(52)7785=へ。

素晴らしい取り組み。学びたいことがいっぱいあります。
勇気を持って、元気をだして・・・です。応援しています
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児童虐待 過去最高へ!

2007-07-13 10:45:59 | 成年後見制度ってなに?


林(広)3勝、那須野(横)3勝、吉川(日)2勝、杉内(ソ)11勝、涌井(西)12勝参議院選挙スタート

  「児童虐待 過去最高へ06年度、約3万7千件」

 2006年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は、過去最高だった前年度より3000件近く増え、3万7343件に上ったことが11日、厚生労働省の集計(速報値)で分かった。

 05年度から市町村にも相談窓口が広がり、児童相談所が対応する件数は横ばい傾向にあったが、今回の大幅増について同省は秋田県大仙市の男児殺害事件(06年10月)や京都府長岡京市の3歳児餓死事件(同)など悲惨な事件の影響と分析。「虐待に対する世間の関心が高まり、わずかな兆候でも通報されるようになった結果ではないか」(虐待防止対策室)としている。

 件数は、児童相談所を独自に設置している政令指定都市などと、それを除いた都道府県を別に集計。前年度より増加したのは31都道府県と12政令市で、増加率が大きかったのは京都府(1・72倍)、島根県(1・63倍)、福島県(1・59倍)の順だった。政令市では、広島市が1・54倍、京都市が1・50倍と上位
      (地元紙 2007年07月11日搭載記事より)

児童虐待3万7千件驚くような数字である。
高齢者への虐待もいっこうにおさまらない。暴力と金銭問題がからみ、複雑になっている。表面化しにくい状況もある
児童虐待の問題にしっかりと取組まないと高齢者への対応も曖昧になるような気がする。行政が大きな権限・影響力を持つわけだが、縦割り的な対応を廃して、関係者、機関、専門家、地域の住民の協力を得ながらすすめることが大切な気がする。せっかくの「地域力」がすさんでいく。

後見10件、補助2件・・合計12件受任。(申し立て中で、受任待ちが2件)
受任件数だけは、確実に増えてかなり大台に?なってきましたよ
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宮古圏域障がい者福祉推進ネット:権利擁護部会

2007-07-12 11:14:29 | 成年後見制度ってなに?
江草(神)1勝、小笠原(中)5勝、木田(ヤ)1勝、金村(日)5勝、福盛(楽)4勝16S大リーグオールスターイチローMVP魁皇通算700勝
昨晩、「宮古圏域障がい者福祉推進ネット:権利擁護部会」に参加。
協議では、「宮古圏域における成年後見制度利用支援システムについて」ご提案がありました。具体的には、「宮古地区成年後見導入センター」<仮称>のようなものを設置し、社会福祉士、PSWなどのスタッフを7名位を配置して、総合相談や成年後見人の養成、紹介などを実施していこうとの構想であります。大切なことです
事例検討では2つの事案が提供されました。
1つ目は、認知症高齢者を介護するご家族の苦悩の現状が浮き彫りになってきました。虐待があるのか?、財産管理は?、日常的な介護は?、生活支援は誰がするの?、成年後見制度が使えるの?、この制度を利用した場合に、家族関係はどうなるの?、利用してのメリットは?等など議論されました。ご家族関係の不透明な点も出されと複雑になり、情報不足になります。事例上の限界を感じました。1人の問題から関係を調べると、いろいろな事も含まれてきます。成年後見の利用については、申立にいたるかどうか、判らない結論となりました。
もう1つの事例では、親族関係図を元に「相談の手順」について、参加されていた弁護士さんから説明があり、明解な助言を頂きました。
結局は、成年後見制度の利用につながると思いますが、誰が申立人となり、成年後見人候補者となるか。相続はどうなるのか。戸籍や除籍謄本を請求するなどして順序だてて取組む必要があると思います
職種の違う専門職の方々が参加しているので、いろいろな意見を聞き勉強になる研修でした。
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任意後見?

2007-07-11 10:54:26 | 成年後見制度ってなに?
田中(楽)7勝、成瀬(ロ)7勝、高木(オ)2勝、福原(神)2勝、藤井(ヤ)5勝、朝倉(中)6勝第89回全国高校野球選手権岩手大会明日7月12日開幕

地元紙にライフ”学ぼう~成年後見制度~<中>”のタイトルで「任意後見」の解説が搭載されていました。6月27日が<上>でしたので、かなり経過してからの記事です。法定後見と任意後見はセットで紹介しなければなりませんが、特に任意後見制度の説明は難しい。私も具体的なケースがないので細部についての理解が不足しています。私なりに勉強したようにまとめて見ました。

①判断能力のある、元気なうちに信頼できる人を「任意後見人」として選んでおく。
②将来、判断能力が低下した時、この人が財産管理や介護サービスの契約、入院手続きなどを、自分に代わって行う。
③任意後見契約は、公証役場で「公証人」等に作成してもらう。
④公証人に支払う手数料、印紙、切手代等々合わせて2万~3万円位。
⑤本人の判断能力が落ちてしまい、本人や配偶者、兄弟姉妹、任意後見人などが家裁に申立、「任意後見監督人」が選任されて支援がスタートする
        
法定後見制度の利用ですと、かなり判断能力が低下してからの支援になり、ご本人の真意、希望、要望などは、なかなか受け止めれない状況があります。特養ホームや病院などでの生活が中心になります。介護施設や事業所の支援は不可欠ですが、「本人の意思の尊重」を考えた場合、第三者職業後見人として常に葛藤することばかりです。「これでいいのだろうか?」「なにか別の支援の方法はないか?」
だから、少しでもお元気なうちにご相談を頂き、関われる状況になれば、ご意思にそった支援ができるのではないか?と思うわけです。それはそれで難しさもあると思います。いずれにしても、成年後見&任意後見の理解の普及は大切なことです。
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7月から調査、初の調査日に!

2007-07-10 17:37:17 | 介護サービス情報の公表って?なに?
大相撲名古屋場所白鵬&朝青龍東西横綱安泰
本日は、朝から午後まで、「介護サービス情報公表」の調査員として活動。同法人経営の「通所介護」と「居宅介護支援」の2つの事業所を調査しました。昨年開設した事業所であり、調査も初めてです。建物も新築で明るい、新鮮な感じがします。スタップも利用者に楽しんでもらおうと懸命です。
昨年から始まった「介護サービス情報公表制度」ですが、岩手県が7月からはじまり、毎週火曜日が調査日です。私は、今日が初調査日になりました。初めての事業者は新鮮味もありますが、昨年に続く事業所へは、再び?の思いとどう改善したか?期待の部分とあります。
当面の「課題」に気付いてもらい、必要な書類や様式、マニュアル等々を準備していただくことにポイントがあるので、その点だけはどの事業所も到達してほしい所です。
来年の1月末まで調査活動が予定されています。
この地域は3人で調整して、2人ペアで調査に出かけます。今年も調整役を賜りました。協力をいただきながらうまくやっていきたいと思います

高齢者専用の住宅も運営されており、調査終了後に見学をしました。
私の「お客様」が入居利用する予定になっており、担当予定のケママネジャーと意見交換することができ、有意義な時間となりました。
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後見活動&講演会?

2007-07-09 09:32:09 | 成年後見制度ってなに?
石井一(ヤ)6勝、ジャン(神)4勝、木塚(横)2勝、和田(西)7勝、グリン(日)8勝都市対抗野球予選”赤べこ軍団”第3代表へ大相撲名古屋場所初日白鵬1勝、栃の花1勝
本日、午前中は、後見活動のため施設訪問し、面会します。沿岸地区なのですが片道1時間40分位はかかると思います。天気が良いと海岸線も見えていいドライブになりますが、雨でも降ると最悪コースでもあります。2ヶ月に1回は訪問したい、面接したいと思ってやってきました。選任されて後見活動が始まり1年になります。この「お客様」はもう何年も関わっているような気がしています。訪問するたびにお元気になっていくのが楽しみです。また、施設のスタッフの皆さんと会えるのも楽しみの1つです
午後は、戻ってきて途中の町になりますが、「地域ケア会議」に呼ばれて講演します。成年後見制度について約2時間のお話をします。有難いことです。
具体的な事例も提案されており、楽しみです。
最近の傾向ですが、成年後見制度の需要が緊急性を増してきたように思います。関係者から聞く内容は、ほとんど成年後見の利用が必要なケースです。しかし、申立し、利用しても「成年後見人の受け皿」がないのも現実です。苦しいところです。

成年後見制度の利用・促進をすすめてきた私にとりましても、うれしい悲鳴です
成年後見人候補者がいないと手続きがストップする傾向もあり、心配な事態です。制度利用はすすむが、候補者が不在では、一体どうすればいいのか?想定内の出来事とはいえ、難しい舵取りが迫られています。
こうした現状を訴えながらも、制度の利用促進は社会的な使命であります。
行政や関係者に理解をいただくような取り組みも大切になってきます
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最重度の心身障害児・・・?

2007-07-08 09:34:54 | 障害者自立支援法って!なに?
江尻(日)5勝、岸(西)6勝、館山(ヤ)3勝、三浦(横)6勝、川上(中)7勝
「最重度の心身障害児、半数は家族だけで在宅ケア」
 最重度の心身障害があり、人工呼吸器など医療的ケアが常に必要な「超重症児」の約半数が、ヘルパーの在宅支援を受けられず、家族だけに支えられている実態が7日、日本小児科学会が8府県の医療機関で行った調査で明らかになった。

 超重症児の生活に関する大規模調査は初めて。病院での治療が急性期を過ぎると退院を迫られるうえ、受け皿がないことが背景にあるという。同学会は今後、国に対策を求めていく。

 超重症児は20歳未満で、脳障害や筋ジストロフィーなどの症状が半年以上続き、人工呼吸器や定期的なたんの吸引などが欠かせない患者。学会では、大阪、神奈川など8府県の病院や重症心身障害児者施設にアンケートを行い、5月1日時点の生活実態を調べた。

 超重症児は305人で、197人が在宅で家族の医療的ケアを受けていた。在宅では感染症に即応できず、家族の心労も大きいが、150人はヘルパーの訪問もなく、すべてのケアを家族だけで行っていた。症状が比較的軽い「準超重症児」などを含む730人では、3割の196人が入院中で、医療的には退院が可能なものの、自宅を含め受け皿がない患者が86人いた。
            (2007年7月7日22時17分 読売新聞)

私はもうすぐ58歳になる
やり残した事案に「重症心身障害児・者」の問題がある
第三者の私に何ができるのか・・?
何をすれば、役に立つのか・・?納得できるような仕事はないか?
成年後見制度を活用した支援・援助の方法はないか?
親亡き後も、安心して暮らせるような体制整備の「礎」づくりをやってみたい
いつか、その機会が来ると心待ちしている
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リスクマネジメント・ワークブック

2007-07-07 10:47:43 | 歌・CD・趣味・その他
ダルビッシュ(日)7勝、平野佳(オ)5勝、下柳(神)7勝、グライン(ヤ)10勝大相撲名古屋場所あす開幕
   
介護現場におけるリスクマネジメント・ワークブック―ノウハウからドゥハウ「どう取り組めばいいのか」へ

中央法規出版

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2007年7月7日七夕です。
「リスクマネジメント」・・・
4年ほど前まで障がい者施設に勤務中は、苦情解決、第三者評価、事故報告書、ヒヤりハット、成年後見等など取り組みをしました。利用者へのサービスを向上させること。職員としての専門性を高めること。保護者や地域住民、関係機関との連携・協力をすすめること。施設管理・運営の立場からも資質を高め、法令順守に努めること。などがキーポイントになります。
独立・開業していても「リスク管理」には気を使っていますが、「組織」のリスクマネジメントとなると、大きな視点での具体的な取組みが大切だと思います。
今後も、課題の1つとして勉強していきたいと思います。
実は、東京の久保田さんからたくさんの学び、ヒントを頂きました。
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「財産管理人」の重要性?限界?

2007-07-06 11:04:22 | 成年後見制度ってなに?
涌井(西)11勝、小林雅(ロ)2勝16S、牧野(楽)1勝、岡本(中)3勝、松岡(ヤ)2勝2014年冬季五輪ロシア・ソチに決定
審判前の保全処分にかかわる「財産管理人」の活動ですが、郵便局様へ「照会」依頼をして約1週間。仙台預金事務センターより「郵便預金調査結果」の文書が届いたという連絡で本局へ出向きました。文書の内容は、預金の種類や記号番号が記載されているだけで金額はわかりません。取引状況や存在しないものが判り、よかったのですが、今回は、年金の入る郵便通帳や定期証書など行方不明だったので、通帳の再発行等々お依頼した訳ですが、肝心の核心部分は教えてくれなかったような気がして不満。通帳の再発行は後日になるのか。家庭裁判所発行の「財産管理人」の審判書=紋所を主張しましたが、どうも十分な理解が得られず、「紋所」の限界に
次は、マニュアル通り、「再発行の手続き」をして頂きたいとのこと。これを仙台預金事務センターに送り、指示待ちになる。又、1週間から10日間位かかります。との返事でした。「証書」があれば問題ないのでしょうが。「相続」でもないのに、「財産管理人」が疑われているようで不愉快に

「年金問題」の社会保険庁とダブってしまい、郵便局にも不吉な予感がしました。民営化になって良かったのか?どうか。「財産管理人」が介入しなかったらどうなるのでしょう。誰にもわからないまま、お蔵入りか。それはダメですね。
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働くこと!

2007-07-05 10:57:07 | 障害者自立支援法って!なに?
木佐貫(巨)7勝、藤井(ヤ)4勝、三井(西)4勝、高木(ロ)1勝ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会9月開幕


「障害者福祉 自己負担、工賃上回る」朝日新聞岩手版(2007年07月04日)

おしぼりをたたむ駿河輝明さん。「怒られることもあるけど、(仕事は)楽しい」=花巻市湯口で

 知的障害がある花巻市の駿河輝明さん(32)は、同市湯口にある授産施設「こぶし苑」で働く。市内の温泉旅館向けのおしぼりを、洗濯するのが仕事だ。
 駿河さんは県立花巻養護学校を卒業後、盛岡市の知的障害者施設「緑生園」に通った。集団生活やラグビーなどを通じ、一般就労に向けて訓練した。その後、民間のクリーニング店に勤務した。
 
 しかし、自立への道は険しかった。職場の人間関係がうまくいかず、社会人生活は10年で終わった。「ラグビーをやっていた時はタックルで何度か相手を倒したことがある」と話す駿河さんの笑顔が、クリーニング店の話になると、曇ってしまった。「色んな人とトラブルになることが多かった。怒られてばっかりで、パニックも起こしてしまった」
 父親の正弘さん(65)は言う。「バブルがはじけて以降、働き場所自体もなかなか見つからない状態が続いている。就職できても、企業の障害への理解が深まっていかないので働きにくい」
 
 03年から通い始めたこぶし苑は、親子の貴重な「居場所」の一つだ。しかし、そこにも逆風が吹き始めた。
 
 06年度施行の障害者自立支援法の影響で、1万円程度の給食費と、施設利用料の自己負担約1万5千円が毎月かかるようになった。おしぼりを洗ってたたむ仕事の工賃は1万円弱。働きに通うほど出費が増える。
 正弘さんにも余裕はない。収入は農業の利益と、月額約6万6千円の駿河さんの障害基礎年金ぐらい。「私が年をとって働けなくなったら、子どもはどうすればいいのか」
 
 6年前の参院選は福祉より、当時大変だった農業に重点を置いて投票した。「措置制度で自己負担がなく、自分で施設が選べるようになる支援費制度の導入の話もあり、『障害者にもやっと日の目があたる』という希望が高まっていた」と正弘さんは振り返る。
 そして続けた。「まったく先を見通さない施策の末、票にならない弱いものが切られた」。今回の投票には「子どもたちが安心して暮らせるようにしてほしい」という願いを込める。
 国の障害者福祉施策は、利用者だけでなく施設の負担も増やした。こぶし苑の利用料収入は「措置制度」の下、02年度には5600万円程度。利用者が施設を選べるようになった「支援費制度」に移行後は利用が増え若干収入も伸びた。
 
 しかし、自立支援法の施行された06年度は利用者の自己負担分を含めても前年度比約890万円減の約4800万円まで落ち込んだ。3人の職員が退職して人件費が減り、赤字転落は免れたが、今年度はどうなるかも分からない。給食費も利用者負担になったため、ベテラン職員を時間給のパート職員に切り替え、880円だった1食当たりの単価を500円に切りつめた。
 
 ただ、こぶし苑の増子義久園長は、施設側の問題点も指摘する。「親方日の丸に頼り切りで、ぬるま湯に漬かっていた施設があったことも事実」と話す。「自立支援法は悪法だが、運営を見直し、支援費以外の事業収入を増やす工夫をするきっかけと考えている」という。「今は福祉のあり方が大きく変わる時。今後数年で、変われない施設は淘汰されるだろう」
 
 そして国の姿勢に言及した。「福祉は本来国是で、国の懐の深さを表す指標。現在は財政難のしわ寄せを障害者に押しつけており、これ以上福祉予算を削る方向には歯止めをかけてほしい」
  
     ◇
 
今回の参院選で改選される議員は、6年前の2001年に選ばれた。この間、国が打ち出した政策は多くの人に影響を与え、憲法改正に向けた議論も動き始めている。社会、経済の情勢はどう変化し、どんな課題が表面化しているのか。様々な分野で活動する人々の「この6年」を追った。

     ◇

《国の障害者福祉施策》
 戦後長く続いたのが、障害の種別や程度から行政側が利用施設を決めた「措置制度」。行政主導ではあったが、負担は障害者世帯の支払い能力を基準としており、自己負担を強いられる例は多くなかった。

 03年度からは「利用者本位」を掲げた「支援費制度」が導入され、障害者が施設を選んで契約する方式となった。しかし財政難などから3年で終わり、06年度に障害者自立支援法が施行。利用者は利用料の1割と給食費の自己負担が求められるようになった。そのため、利用者の利用手控え、それによる施設側の収入減も起きている。

久々に感動的な記事だ。
障害者自立支援法の「現場」をわかりやすく紹介している。
確かに自立支援法の理念とは裏腹に、厳しい実態がある。
どこまでも利用者の立場に沿うような施策はないのか?
親・保護者の利益優先、施設側の利益優先、国や行政の責任放棄・・ばかりが目に付く。素直に!まっしぐらに「障がい者の利益だけを考えた」取組みが望まれる。
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ビジネスの“常識”を疑え!

2007-07-04 10:31:27 | Weblog
朝倉(中)5勝、橋本健(神)3勝、土肥(横)7勝、田中(楽)6勝、武田勝(日)4勝、岸田(オ)2勝小笠原”鹿島”へ復帰
ビジネスの“常識”を疑え!

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先日、上京した際に新幹線の中で読みました。
10年程前に、福祉現場に勤務していた時、某施設長さんから「常にコスト意識を持って仕事しなきゃいかん!黙って何もしないでも給料もらえると思っているような現場は最低だ!職員の意識改革こそが大切だ!」と言われたことがあります。当時は、何のことか半分しか判りませんでした。退職して現場を離れ、独立開業して見ると、良く理解できます
2000年の介護保険制度成立を節目に、措置制度から契約制度へ。施設は、利用者本位のサービスを提供することが常識になりました。それまでややもすると職員や理事長のための施設だったのが、利用者のための、お客様中心の施設に変革する努力が行われています。
一方では、「施設」は、これまでになく大幅の収入減となり、安定経営を目標に合理化、リストラが浸透し、職員の質の低下が心配されます。非常勤化、パート化、委託、外注化は避けられません。「しょうがない!」では済まされない現状が見られます。
「施設」経営者・運営者は、常に利用者のために、不断のサービスの向上は使命でもあります。これまでの悪しき”常識”を疑い、利用者や家族、職員のためにも経営責任者は、身を粉にしてご奮闘をお願いしたい。私も自営業の「代表」として頑張りたい
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