アジア杯日本2サウジアラビア3惜敗永井(楽)4勝、武田勝(日)6勝、和田(ソ)9勝、江草(神)2勝、木佐貫(巨)8勝、大竹(広)5勝山崎武(楽)32号
「障害者らに賃金払わず 花巻のクリーニング会社」
花巻市台の有限会社「藤原クリーニング」(藤原勝治社長)が、同社で働いていた知的障害のある複数の従業員に対して賃金を長期間支払わなかったうえ、長時間労働を強いるなどし、その大半が退職していたことが25日、分かった。県は退職者支援に乗り出しており、花巻労働基準監督署も同社を継続指導していく方針だ。
同社によると、賃金未払いの対象となった従業員は知的障害者8人を含む21人。未払い額(手当を除く)は総計2500万円前後という。
県によると、仕事は午後11時ごろまで続くこともあったという。県は住まいを確保するため、寮に入っていた女性6人のうち5人に社会福祉施設を紹介した。
知的障害のある同市内の男性(23)は2002年4月から勤務。当初から給料支払いは遅れていたが、05年11月から今年6月までは残業代も含め一切支払われなかったという。
この男性は家族と相談し、6月末で退職した。男性の母親(54)は「最初は息子が周囲と一緒に働けるのか不安で、賃金については二の次だったが、まさかここまでとは思わなかった。きちんと対応してほしい」と願う。
藤原社長は「重油代の高騰などで経営が悪化したためだった」と賃金未払いや長時間労働を認めており「本当に申し訳ない。退職者を含め、未払い分は少しずつ支払いたい」としている。
県障害保健福祉課の朽木正彦担当課長は「権利擁護の観点から何らかの支援が必要と判断した。再就職、賃金確保など関係機関と連携して支援していく」としている。
花巻労働基準監督署の川上明第一課長は「賃金未払い問題の解決に向けて、今後も行政指導を続けていく」と説明する。地元紙搭載 (2007/07/26)
この記事は、昨日、全国紙で報道。地元紙は夕刊で報道、今日の朝刊でも報道された。テレビ・ラジオ・インターネットでは報道されても、新聞で見て、確認する作業は大切と思っている。
保護者・母親のコメントが印象的だった。「地域で暮らしたい本人の希望を実現するために、この会社での就職・雇用は有難かった。キチンと仕事が出来るかどうか。皆と一緒にやっていけるかどうか。給料うんぬんよりも心配事だった。だから、何を言われても、何事にも頑張ってきたのに・・・残念!」。こうしたお気持ちは共通の心情である。他の障害者よりは恵まれた?環境を頂き、その中で頑張ろう、とする姿勢、障害者への差別や人権侵害・・と思っても言えないつらさ、いつか、きっと約束を守ってくれると疑わず信じる心・・・。
今回の残念な事件は、こうした純粋なお気持ちをもつ、知的障害者や懸命に支える保護者・家族の方々を軽々に裏切る行為である。事業所の代表者としてしっかりした対応と責任ある態度を取ってもらいたい。
こうした事件は残念ながら、「氷山の一角」とも思える。
障害者を低賃金、長時間労働で雇用して実態は見られる。知的障害者の能力が正当に評価されない現状もある。最低賃金を除外申請すればいいと思っている事業所もあるやに聞く。実態をキチンと把握した上での対応が求められる。
でも、誰がやるのかな障害者自立支援法で、障害者の雇用は重点課題となっている。就職した後のアフタアーケアも大切。
「障害者らに賃金払わず 花巻のクリーニング会社」
花巻市台の有限会社「藤原クリーニング」(藤原勝治社長)が、同社で働いていた知的障害のある複数の従業員に対して賃金を長期間支払わなかったうえ、長時間労働を強いるなどし、その大半が退職していたことが25日、分かった。県は退職者支援に乗り出しており、花巻労働基準監督署も同社を継続指導していく方針だ。
同社によると、賃金未払いの対象となった従業員は知的障害者8人を含む21人。未払い額(手当を除く)は総計2500万円前後という。
県によると、仕事は午後11時ごろまで続くこともあったという。県は住まいを確保するため、寮に入っていた女性6人のうち5人に社会福祉施設を紹介した。
知的障害のある同市内の男性(23)は2002年4月から勤務。当初から給料支払いは遅れていたが、05年11月から今年6月までは残業代も含め一切支払われなかったという。
この男性は家族と相談し、6月末で退職した。男性の母親(54)は「最初は息子が周囲と一緒に働けるのか不安で、賃金については二の次だったが、まさかここまでとは思わなかった。きちんと対応してほしい」と願う。
藤原社長は「重油代の高騰などで経営が悪化したためだった」と賃金未払いや長時間労働を認めており「本当に申し訳ない。退職者を含め、未払い分は少しずつ支払いたい」としている。
県障害保健福祉課の朽木正彦担当課長は「権利擁護の観点から何らかの支援が必要と判断した。再就職、賃金確保など関係機関と連携して支援していく」としている。
花巻労働基準監督署の川上明第一課長は「賃金未払い問題の解決に向けて、今後も行政指導を続けていく」と説明する。地元紙搭載 (2007/07/26)
この記事は、昨日、全国紙で報道。地元紙は夕刊で報道、今日の朝刊でも報道された。テレビ・ラジオ・インターネットでは報道されても、新聞で見て、確認する作業は大切と思っている。
保護者・母親のコメントが印象的だった。「地域で暮らしたい本人の希望を実現するために、この会社での就職・雇用は有難かった。キチンと仕事が出来るかどうか。皆と一緒にやっていけるかどうか。給料うんぬんよりも心配事だった。だから、何を言われても、何事にも頑張ってきたのに・・・残念!」。こうしたお気持ちは共通の心情である。他の障害者よりは恵まれた?環境を頂き、その中で頑張ろう、とする姿勢、障害者への差別や人権侵害・・と思っても言えないつらさ、いつか、きっと約束を守ってくれると疑わず信じる心・・・。
今回の残念な事件は、こうした純粋なお気持ちをもつ、知的障害者や懸命に支える保護者・家族の方々を軽々に裏切る行為である。事業所の代表者としてしっかりした対応と責任ある態度を取ってもらいたい。
こうした事件は残念ながら、「氷山の一角」とも思える。
障害者を低賃金、長時間労働で雇用して実態は見られる。知的障害者の能力が正当に評価されない現状もある。最低賃金を除外申請すればいいと思っている事業所もあるやに聞く。実態をキチンと把握した上での対応が求められる。
でも、誰がやるのかな障害者自立支援法で、障害者の雇用は重点課題となっている。就職した後のアフタアーケアも大切。