夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

障がい者の「後見開始申立」!

2007-07-03 17:34:20 | 成年後見制度ってなに?
梅雨らしいお天気気持ちは・・と!
今朝、8時半頃、電話を頂きました。先週金曜日に通院、診察し依頼した「成年後見用の診断書」が完成したとの吉報で・・?、焦ってしまいました。
早速、①後見開始申立②財産目録③収支予定表をパソコン入力し、④申立付表を持って「申立人」宅へ出向き、一緒に検討しながら援助・助言をして完成しました。⑤上申書も支援しました。午後1時過ぎに「申立人」に同行し家裁へ「後見開始申立」を提出しました。
相談支援を依頼されたのは6月11日ですから、約4週間。利用している施設と連携・協力をしながらも通院・診察まで予約を入れるのが長くなりました。しかし、診断書の作成は、何と?5日間もかかっていないことになります。(土日休み)いろいろなパターンがあります。早い事はいいことです
この事案の「本人」は、30数年前からの付き合いで重い障がいのある方です。父は知りませんが、母は10年前に他界。他に子や兄弟もなく、見かねた伯父・伯母が支援してきましたが、その伯父も病気、伯母も高齢のために、将来への不安をお持ちでした。親族会議を開いて第三者成年後見人を選任する方向となり、私がお手伝いをすることになりました。母にも、本人にも、たくさんの思い出の詰まった家族でした。今後、高齢化し重度化し、どうなるか想像もつきませんが、成年後見人に選任されたら頑張りたいと思います。10月・秋に審判されると思います。
  
障がい者の場合、人生も長期に渡り後見活動も長くなります。親や親族が支え、兄弟姉妹や甥姪が支え、最後に「第三者の職業後見人」が支えるパターンが重要になると思います。私は、こうした期待や手探り状態の現状に、一石を投じる後見活動をやりたいと考えてきました。最終的には国家が”世話”する制度にしなければなりません。
「親亡き後」も安心して任せられる「成年後見人」を目指して。「成年後見制度」が使い勝手のいい制度に成熟するためには、必ず取組まなければならない課題のであると思います
コメント
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