夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

認知症を地域・地区の重要なテーマに!

2007-07-02 10:28:53 | 認知症ってなに?
会田(巨)3勝、上園(神)2勝、高井(ヤ)2勝、グりン(日)7勝、清水(ロ)3勝、帆足(西)1勝WBAフライ級王座統一坂田判定勝ち
「確実に見えている。しかし、十分な手だては施されず、先送りされている。そして、この深刻さは年ごとに増すばかりとなっている。」これは地元紙の論説の書き出しである。
昨晩、「明日の記憶」という映画をテレビで見た。2006年に封切られた作品でテレビでは初めてという。若年認知症を描いたものである。厚生労働省は、2008年に認知症の高齢者が全国で200万人、岩手県内では4万人になるという。
論説の書き出しは、こうした現実を心配し、早急な施策の推進を訴えている。
たまたま宮古市でも、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」のテーマで、市内各地10ヶ所で研修会を開催すると言う。
偶然がかさなっているが、「認知症」が大きな話題になることを願わずにはいられない。それほど、実態・現状は、理解が乏しく、冷ややかで、家族の負担が大きく、お金もかかり、大変厳しい介護の状況がある。何よりも介護や福祉の現場にいる関係者や当事者の意識・理解が乏しいのが残念である。今以上の奮起をお願いしたい。
この論説の終わりに「家族の頑張りには限界がある。介護を食い物にした一部民間業者には怒りが募る。いずれ、あすはわが身。介護される人、介護する人が穏やかに暮らせる手だては何か。介護のあり方をさらに探りたい」とまとめている。

益々厳しくなる状況が判っているのに、認知症高齢者への具体的対策・対応が遅々として思うようにすすまない、できていない仕組みへの苛立ちが読み取れるのである。私も同感である。ではどうすればいいのか?もう日々起きている現状の問題点を出し合い、議論しながら解決策を見つけ出していくしかない。地域・地区ごとに「認知症」の問題も重要な課題になるような素地づくりが大切な気がする。
コメント
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