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特養施設長ら、投票偽装の疑い 入所者の用紙勝手に使う!

2009-09-05 10:41:18 | Weblog
岸田(オ)8勝、能見(神)9勝、水田(ソ)3勝、菊地(日)5勝花巻東”国体”初戦で中京大中京と
    
「特養施設長ら、投票偽装の疑い 入所者の用紙勝手に使う」
 30日投開票された総選挙で、入所者に代わって勝手に投票したとして、岡山県警は31日、同県瀬戸内市邑久町の特別養護老人ホーム「錦海荘」の施設長樫原節子容疑者(63)=岡山市中区湊=ら3人を公職選挙法違反(投票偽造)の疑いで逮捕し、発表した。

 県警の発表では、ほかに逮捕されたのは、ホームの総務部長樫原広海容疑者(65)=岡山市東区南古都=と事務長高井敏雄容疑者(32)=同市中区湊。3人は共謀して、8月24日にホームで不在者投票を実施した際、投票の意思表示ができない89~59歳の女性3人の投票用紙を使い、勝手に候補者の名前や政党名を記入し、投票を偽造した疑いが持たれている。県警によると、広海容疑者と節子容疑者は兄妹、高井容疑者は節子容疑者の息子で、いずれも「間違いありません」と容疑を認めている、と説明している。施設には約50人が入所しており、県警は他にも投票偽造をした疑いがあるとみている。 (2009年9月1日 全国紙)

選挙管理委員会から指定された病院、特別養護老人ホーム等での「不在者投票」というものがある。「投票所」が病院やホーム等へ出向き、その場で投票ができる。立会人も同席する。とても優れたアイデアだ。
しかし、判断能力が不十分で投票の意思表示が困難な利用者や候補者の名前や政党名を書けない方、選択できない方、十分な情報がなく困惑している方などへ、どのようにして対応・対処するのか?不思議に思っていた。
上記の事件は氷山の一角?のような気がする
長期間の入院や入居利用者が多くなり、投票への意思表示も難しい方々が増えていると聞くし、入院や利用契約書などは、そのほとんどがご家族・親族の署名・捺印が多いのだ。「選挙への投票行為は国民の権利だ」といっても判断能力がないのに代わって行うことはできない
過去、知的障がい者施設等では、理事長推薦の候補者のポスターだけ貼ったり、投票する候補者の名前をコピーして利用者に持参させたり(本人に頼まれた形にして)、また、本人にきた挨拶のハガキを持たせたり、投票する候補者の名前を練習したり、選挙違反まがいのギリギリの指導をしたことがあった。閉鎖的な施設だからできることで、従う事が当たり前になりマヒしてしまう感覚が怖い。現在はそんなことはないと思うが、選挙・投票は、職員総出で取り組まなければならない大変なイベントである事は確かである。
「投票マニュアル」を作成して、本人の意思表示を基調に熱心に取組んでいる施設もある。理事長や施設長の指示・指導ではなく、本人の意思決定を尊重していきたいものである
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