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自閉症の「目を合わせない」原因を確認 浜松医大教授らが発表!

2011-04-21 10:41:48 | 障害者自立支援法って!なに?
由規(ヤ)1勝、唐川(ロ)1勝、内海(巨)2勝

【静岡】
自閉症の「目を合わせない」原因を確認 浜松医大教授らが発表
脳神経の働きが低下
 自閉症の人に見られる「相手と目を合わせない」症状は、神経の働きの低下が原因であることを、浜松医科大の森則夫教授、鈴木勝昭准教授らのグループが初めて確認し、8日発行(日本時間)の米医学雑誌に発表した。

 グループは、自閉症の範囲に含まれるアスペルガー障害などの若者20人の脳内を、PET(陽電子放射断層撮影装置)で測定。顔を認識する「紡錘状回(ぼうすいじょうかい)」という場所で、アセチルコリンエステラーゼというタンパク質の量を調べた。

 このタンパク質は、脳の活動を調節するアセチルコリン神経の枝分かれした末端部に存在。神経の働きが低下するとタンパク質も減少するが、20人は健常の人に比べ20~40%も少なかった。また、量が少ない人ほど「相手の気持ちをつかめない」など社会性の障害が重い傾向があった。

 この神経の働きが低下する原因は不明だが、鈴木准教授は「目を合わさないことが、相手の表情を読めないなどの社会性の障害につながっていると考えられる。自閉症は親の子育てが原因、といった誤解は根強い。脳の問題だと目に見える形で明らかにできた意義は大きい」と話す。

 研究に協力したのは、NPO法人アスペ・エルデの会(事務局・名古屋市西区)に所属する18~28歳の若者で、周囲の支援を受けながら社会生活を送っている。同会理事長で、客員教授として研究に参加する辻井正次中京大教授は「社会性を伸ばす早期療育の大切さに明確な根拠を示した研究だ。今後の療育法の開発に役立つと思う」と期待する。

自閉症 相手の気持ちを察せない、自分の思いをうまく伝えられない、こだわりが強いなどの症状がある発達障害。知的障害を伴わない高機能自閉症、言葉の遅れもないアスペルガー障害など概念は拡大しており、100人のうち1.5人が自閉症の範囲に入るという研究もある。(2011年3月8日 中日新聞)

貴重な研究成果を広く皆さまに知ってほしい
3月11日の大震災前に記録・保存して留めていた記事を投稿したい。
ブログはとても機能的だ。随分、励みになっているし学びが多い。
うまく使えば本当に生活に役立つことの効果が大きい。これも継続することが大切。
被災者への支援と合わせてブログ投稿の活動も継続・持続して頑張りたい
コメント (2)
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