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岩手・大槌町に保健師125人集結 全戸訪問し健康調査!

2011-04-26 17:59:35 | 東日本大震災の情報
田野畑村へ後見活動のため出かけた。壊滅的な被害を受けた田老町を車で通過した。心が痛む光景は変わらない。残念だ。

岩手・大槌町に保健師125人集結 全戸訪問し健康調査
 津波で市街地が壊滅した岩手県大槌町で23日、全国から集まった保健師による全戸訪問が始まった。来月8日まで、125人の保健師が交代で各家庭を回る。全国の保健師による大がかりな支援は1995年の阪神大震災以来。

 町内の避難所は、町職員や医療関係者が巡回している一方、町は、在宅被災者の健康状態や人数を把握できていない。同町は、町長を含め人口の約1割が死亡・行方不明に。震災前は約5千世帯が暮らしていたが、現在の世帯数は確認できていないという。

 このため、町は在宅被災者の健康状態に加え、暮らしぶりや家族構成も調べてもらい、調査結果を今後の生活支援に役立てる。

 大槌町で保健師として28年間活動した岩手看護短大の鈴木るり子教授(63)が社団法人「全国保健師教育機関協議会」(東京)などを通して、手弁当での参加を呼びかけ、23都道府県から応募があった。保健師は各家庭を2人1組で回る。

 阪神大震災では、延べ約9700人の保健師が被災地で戸別訪問した。
(2011年4月23日朝日新聞)

人的な支援も有難い。
特に医師、看護師、保健師、介護福祉士、社会福祉士、ヘルパーなどの医療・福祉の専門家の皆さんの支援は心強い。衣食住にかかる物資は充実されてきているとは言うが、実際にはまだまだ不十分だ。必要な方に必要なものが提供されていない状況はあるのだ
第1次避難の被難所においても、第2次避難所と言われて仮設住宅や公営住宅、民間のアパート等においても同じだ。もっともっと充実を図るべきだ。
人的な支援においては、さらに気配りが大切になる。
「普通の暮らし」を求めるにはまだ時間がかかる状況である。
コメント
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