夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

宮古市田老町の現実!

2011-04-02 13:35:00 | 東日本大震災の情報

三陸鉄道宮古⇔田老駅間が開通した。いとこの激励もかねて乗車した。

田老駅から田老港を一望したら、何もないではないか?

いったいどこへ来たのか?我を疑った。全く違った場所へ来てしまった錯覚に。夢であってほしい!

強固な防潮堤、りっぱな野球場、公園、住宅、商店、家並みが・・・人の暮らしがあったはずなのに・・・。跡形もないではないか!いったいどうなっているのだ。

今は合併して宮古市になったが、昔、「田老町」時代によく通った店、食堂、郵便局、馴染みの人、知人・・・・・、全てがなくなったのだ。

「いとこ」は嫁ぎ先の家と自分達夫婦で建てたばかり家と2軒の家屋を津波で失ってしまった。

幸い家族は全員無事だった。宮古市指定の避難所(体育館)で助け合って生活していた

日中は仕事にも行かなければないらない。

ガソリン不足は?通勤方法は?娘の進学は?お祖母さんの健康は?家族のこれからの生活は?仮設住宅は何処へ建つのだろう?・・・・・いつも明るく、元気で気丈な「いとこ」も不安な状況が続く・・・・。

早急な支援対策の具体的な実行が急がれる。仮設住宅の建設と経済的な見舞金などの支給も必要ではないか。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする