夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

宮古の救護施設刺殺:懲役14年の判決 地裁「責任能力認める」 /岩手!

2009-09-16 10:32:10 | 障害者自立支援法って!なに?
4泊5日の「社会福祉現場実習」を終了した。
齋藤さん!御苦労様でした。宮古→田老→釜石・・と移動し施設・病院を視察しながら後見活動の実際を学んだ。関係施設等にも感謝申し上げます

「宮古の救護施設刺殺:懲役14年の判決 地裁「責任能力認める」 /岩手」
 宮古市松山の救護施設「県立松山荘」で08年7月、入所者の男性を刺殺したとして、殺人罪に問われた同施設入所者で無職、内村泰幸被告(60)に対し、盛岡地裁は14日、懲役14年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。

 佐々木直人裁判長は、「犯行予告をした上で心臓や首を狙って刺しており、強い殺意があった。責任能力があると判断した精神鑑定医の証言も信頼できる」などとした。「統合失調症の影響で、心神耗弱状態だった」という弁護側の主張は退けた。

 判決によると、内村被告は08年7月5日午後7時25分ごろ、二つ隣の部屋に住んでいた田鎖三男さん(当時64歳)の胸や首を自室にあった包丁(刃渡り約12センチ)で数回刺すなどして出血性ショックで死亡させた。(毎日新聞岩手版)

懲役14年の判決だ。責任能力を認めた判決となり厳しい、重い内容だ。
これまで、障がい者同士の事件は、「心神耗弱状態」が優先されて無罪か、医療的な保護観察となることが多かったように思う。施設内という閉鎖社会で発生した殺人事件でもあり、冷やかなイメージが先行した。地元でもこの事件を語る人はいなかった。どうして?なんで?やっぱり?・・・。この事件の真相を語るには情報が少なく難しいのである。そこでどんな生活があったのか?被告の生活歴は?育った環境は?殺人に至った背景は?動機の真実は?・・・・・
今後、被告は14年間刑務所生活が始る。しっかり罪の重さを理解し、償って頂きたい。

コメント
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