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障害者自立支援法、厚労相「廃止していく」!

2009-09-20 09:56:05 | 障害者自立支援法って!なに?
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”障害者自立支援法、厚労相「廃止していく」”
 長妻厚生労働相は19日、厚労省内で記者団に、障害者自立支援法について、「廃止していくと申し上げている」と述べ、廃止して新制度を導入する方針を強調した。

 同法の廃止は、障害者にも相応の負担を求めてきた障害者行政の転換につながることになる。ただ、廃止時期や新制度の内容については、厚労相は「どういう制度にするのか、今後詰めていく。論点整理に取り組んでいる」と語り、今後、検討する考えを示した。

 2006年4月に施行された同法は、サービスの利用にかかった費用の原則1割を自己負担させる「応益負担」の立場をとっている。これに対し、障害者団体から「負担が重い」「サービス量を減らさざるを得ない」と強い批判が出ていた。昨年10月には、同法が憲法の保障する生存権を侵害しているなどとして全国一斉訴訟も起きている。

 先の通常国会では、政府が自己負担の軽減策を盛り込んだ改正案を提出したが、審議入りせず、廃案になった。民主党は衆院選の政権公約(マニフェスト)で、応益負担の原則を変更し、負担能力に応じた利用料を求める「障がい者総合福祉法」(仮称)を制定する方針を掲げていた。

 また、長妻氏は、10月にも復活させる生活保護の母子加算の財源に今年度予算の予備費を当てる案について、「選択肢の一つだが、ほかにもある。一番早い方法を検討している」と述べた。(2009年9月19日 読売新聞)

マニフェストには明記されていたが、現職の厚生労働大臣が「廃止」の方針を打ち出した事は大きい。並々ならぬ意思表示を明確にした
鳩山内閣は本気になって障がい者施策を考えていく決意だ。
元々が小泉政権時代に十分な審議もされず自民党によって強行採決された「障害者自立支援法」だ。理念はよかったが、内容は不人気、訴訟までおきている悪法になってしまったのだ。負担の軽減策はとられたがボロボロだ。施設や事業所は経営中心を余儀なくされ、専門性の希薄な職場となっている。臨時やパート職員が増え、安心して働き魅力のある職場になっていない現状だ。よい人材も確保できない。この先心配、打開策なしだ
原則1割負担が見直され、国連の「障害者権利条約」を批准する方向の内容に転換されていかなければならない
当事者本人や関係者団体、研究者、専門家団体等々のご意見もヒアリングしながら、よりよい法律・制度をつくり出して頂きたい。
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