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実習後「介護現場に勤めたい」6割 県内福祉系学生 !

2009-09-09 11:41:20 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
岩隈(楽)12勝、涌井(西)14勝、摂津(ソ)5勝、ゴンザレス(巨)13勝、チェン(中)8勝ブランコ(中)36号、阿部(巨)23号

「実習後「介護現場に勤めたい」6割 県内福祉系学生」
 県社会福祉協議会が運営する「県社会福祉人材センター」(静岡市葵区)がこのほど、まとめた県内の福祉系学生の意識調査で、現場実習後に「福祉の職場に勤めたい」と考えている学生は、全体の6割にとどまっていることが分かった。調査は1月に実施した。学生の就労意欲は現場実習前と後とで変わり、現場の職員の厳しい勤務状況を見て就職を敬遠する傾向がうかがえた。担い手不足がなかなか解消されない福祉・介護業界の課題があらためて浮き彫りになった。
 調査には県内の福祉系大学、短大、専門学校に在籍する学生917人が答えた。調査票回収率は66%。
 進学後に「福祉の職場に勤めたい」と思った学生は81%いた。ところが、現場実習後は「勤めたい」は60%に減り、「勤めたいと思わない」と「どちらとも言えない」を合わせた「積極的に就職先に選ばない学生」が31%に増えた。
 実習で感じた福祉の職場の短所(複数回答)については51%が「人員が不足していて職員がバタバタしていた」と回答した。「学んだことと現場のギャップを感じた」の37%、「人間関係がギスギスしていた」の24%などが続いた。「利用者がひどい扱いを受けている」と答えた学生も7%いた。
 長所では「利用者との交流で充実した」「温かな雰囲気」などが多かった。
 勤める上で大切な条件(複数回答)は「職員が生き生きと働いている」の66%、「チームワーク」の65%、「給与などの待遇」の40%が上位を占めた。
 同センターは「やりがいのある仕事を求めて福祉現場に飛び込む学生たちに対して、待遇改善と働きやすい職場環境をつくることは緊急の課題」としている。
(2009.08/24 地元紙)

本当に深刻な話である。
せっかく福祉・介護を学び、現場実習もし、苦労して国家資格を取得するわけだが、その4割は別な分野への就職を希望しているという。
福祉現場への魅力が徐々に減退していく原因は何か?
とても興味深い意識調査である
給与等の待遇を充実させながら、同時に勤務態勢や職員間の人間関係も含めた働きやすい労働環境づくりが課題である。
理事会、経営者、施設長などの意識改革、職員が研究・研鑽できる環境なども大切である。
社会人として生き甲斐の持てるような職場環境は、どの分野でも共通していると思うのだが、福祉・介護業界の領域は、古いしがらみが強く立ち遅れている。。まず若い方の意識調査の結果を改善に反映して頂きたい。
この業界が全体として一致し”チェンジ”に向かい発展することを期待したい
コメント
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