
DEATH WISH/74年/米/94分/アクション/劇場公開
監督:マイケル・ウィナー
出演:チャールズ・ブロンソン、ホープ・ラング、ヴィンセント・ガーディニア、スティーヴン・キーツ、ジェフ・ゴールドブラム
<ストーリー>
街のチンピラたちに妻を殺され、復讐心から手当たり次第にダニどもを始末する男の姿を描く。
<感想>
後にシリーズ化されたチャールズ・ブロンソンの代表的作品でもあり、昨今に登場する復讐映画の元祖とも言えるべきバイオレンス・アクション。
配達屋を装ったチンピラにフルボッコされて殺された妻と、レイプされて精神崩壊してしまった娘の仇を打つべく、善良な市民のポール・カージーが立ち上がる!!
最初は靴下に詰め込んだ小銭で暴漢を撃退したが、仕事の仲間から贈られた拳銃を手にしてからは、彼の中で何かが吹っ切れたのか、夜な夜な人気のない所を徘徊し、金を要求してくる街のダニどもに怒りの拳銃が火を噴く。
初めの殺しこそは余りの罪悪感に嘔吐していたポールだが、次第にメディアによって街の英雄として称えられるのをTVで観て、優越感に浸り、朝鮮戦争で戦い抜いた凄腕を武器にピンポイントでダニどもを仕留めていく辺りにはカタルシスを抱かせてくれる。
警察は頼りにならない、その無能ぶりを皮肉った部分もあるが、いかに自分の身は自分で守るべきなのかを訴えた作品でもあるのだろう。
街を引っ越しても、ダニには容赦しねぇぞ、とニヤリと笑みを浮かべるラストシーンには完全に自衛の鬼と化したポールの姿がはっきりと観て取れ、今後の活躍を期待せざるを得ない男前さを感じさせてくれる。
当の暴漢3人組に対しての壮絶な復讐シーンが無い部分や、途中から娘の存在が完全にかき消されてしまった部分にはやや不満が残るとしても、ダニを一掃する所に魅力があるので、結局細かい部分はどうでもよく感じてしまうパワーがこの作品にはあると思う。
「狼よさらば」
ポールがダニの一人に発し、刑事が病院の床に就くポールに発する。
セリフとしては意味不明だ(笑)。
にしても、100m歩けばダニが出てくるニューヨークの街。
今はどうかは知らないが、こんなとこ怖くて旅行にも行けないね。
関連作:
『狼よさらば(1974)』(シリーズ第1作)
『ロサンゼルス(1982)』(シリーズ第2作)
『スーパー・マグナム(1985)』(シリーズ第3作)
『バトルガンM-16(1989)』(シリーズ第4作)
『DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ(1993)』(シリーズ第5作)
評価:★★★☆
11/04/11DVD鑑賞(旧作)


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レンタル開始日:2004-02-06
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:マイケル・ウィナー
出演:チャールズ・ブロンソン、ホープ・ラング、ヴィンセント・ガーディニア、スティーヴン・キーツ、ジェフ・ゴールドブラム
<ストーリー>
街のチンピラたちに妻を殺され、復讐心から手当たり次第にダニどもを始末する男の姿を描く。
<感想>
後にシリーズ化されたチャールズ・ブロンソンの代表的作品でもあり、昨今に登場する復讐映画の元祖とも言えるべきバイオレンス・アクション。
配達屋を装ったチンピラにフルボッコされて殺された妻と、レイプされて精神崩壊してしまった娘の仇を打つべく、善良な市民のポール・カージーが立ち上がる!!
最初は靴下に詰め込んだ小銭で暴漢を撃退したが、仕事の仲間から贈られた拳銃を手にしてからは、彼の中で何かが吹っ切れたのか、夜な夜な人気のない所を徘徊し、金を要求してくる街のダニどもに怒りの拳銃が火を噴く。
初めの殺しこそは余りの罪悪感に嘔吐していたポールだが、次第にメディアによって街の英雄として称えられるのをTVで観て、優越感に浸り、朝鮮戦争で戦い抜いた凄腕を武器にピンポイントでダニどもを仕留めていく辺りにはカタルシスを抱かせてくれる。
警察は頼りにならない、その無能ぶりを皮肉った部分もあるが、いかに自分の身は自分で守るべきなのかを訴えた作品でもあるのだろう。
街を引っ越しても、ダニには容赦しねぇぞ、とニヤリと笑みを浮かべるラストシーンには完全に自衛の鬼と化したポールの姿がはっきりと観て取れ、今後の活躍を期待せざるを得ない男前さを感じさせてくれる。
当の暴漢3人組に対しての壮絶な復讐シーンが無い部分や、途中から娘の存在が完全にかき消されてしまった部分にはやや不満が残るとしても、ダニを一掃する所に魅力があるので、結局細かい部分はどうでもよく感じてしまうパワーがこの作品にはあると思う。
「狼よさらば」
ポールがダニの一人に発し、刑事が病院の床に就くポールに発する。
セリフとしては意味不明だ(笑)。
にしても、100m歩けばダニが出てくるニューヨークの街。
今はどうかは知らないが、こんなとこ怖くて旅行にも行けないね。
関連作:
『狼よさらば(1974)』(シリーズ第1作)
『ロサンゼルス(1982)』(シリーズ第2作)
『スーパー・マグナム(1985)』(シリーズ第3作)
『バトルガンM-16(1989)』(シリーズ第4作)
『DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ(1993)』(シリーズ第5作)
評価:★★★☆

11/04/11DVD鑑賞(旧作)


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レンタル開始日:2004-02-06
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
でもその後のシリーズは観てないです^^;
ところでブログを移転しました。
過去記事はそのままですが新しい感想分から始めましたので、よろしくお願いいたします。
何回か観た記憶はあるんですが、改めて観直したらやっぱり面白かったです。
続編も観た記憶はあるんですが、忘れちゃいましたね^^;
ブログ移転されたんですね。
TBの問題が解決されなかったんでしょうか。
またそちらに足を運ばせて頂きますね。
ポール・カージー。
ちょっと復讐の矛先が違うんやけど・・・
まあ気持ちはわかるね。
でもシリーズ化されるほど人気が出るとはね。当時の犯罪発生率の高さと検挙率の低さへの市民感情の表れかな。
殆どの人が護身用に拳銃持っているらしいですし。
日本では考えられない事です。
銃刀法違反で逮捕されちゃいますから。
アメリカは行ってみたいですけど、1人じゃちょっと心細いですね。
今はかなり改善されているみたやけれど、昔の印象があるから、アメリカの一人旅は怖い気もします。
結局、ポールは肝心の野郎3人組を退治してないよね。
最後で出てくるのかと思ってたけれど、そうでもなかったし。
復讐映画っていうより、自衛に目覚める映画って言った方が正しいのかな?
犯人を突き止めて復讐する話かと思っていたよ。