銀幕大帝α

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アニマルズ 愛のケダモノ

2018年07月26日 12時59分45秒 | 洋画ホラー
HOUNDS OF LOVE
2016年
オーストラリア
108分
サスペンス/犯罪/ホラー
R-15
劇場公開(2018/02/06)



監督:
ベン・ヤング
脚本:
ベン・ヤング
出演:
エマ・ブース
アシュリー・カミングス
スティーヴン・カリー




<ストーリー>
オーストラリアの郊外で17歳の少女・ヴィッキーが誘拐された。犯人は連続女子高生監禁犯の中年カップルだった。しかし、ジョンがヴィッキーを独占しようと企み…。

―感想―

母親に反抗して家から勝手に飛び出し見知らぬ男女の車に乗り込んだのだから自業自得としか言い様がないのだが、ここまで当時の警察は非協力的だったのかと呆れて言葉も出ない。

「しつこいな!家出したんだっつってんだろ!!」

端から捜査する気のない非情な態度にむかっ腹。
この警官、後で本当に誘拐されていたてのを知って、家族にどんな顔したんだろ。
自分的にはそこまで描いて欲しかった。
つうか警官のリアクションが観たかったなあ。

実際に起きた事件をモチーフに映画化したようだが、変態カップルの異様な性癖とキチガイ染みた関係性がリアルに描かれていて、2人に目が惹きつけられる。
カップルを演じた男優と女優の演技がそれ程までに鬼畜の様を際立たせ、鑑賞する側をも恐怖で震わせる芸達者だったと言わざるを得ない。
家の中でうんちをする番犬にブチギレて死ぬまで執拗に蹴り続ける男の姿が恐ろしく残酷だ。
そんな男に愛情を注ぐ女だが、監禁した女子高生を独り占めしようとした事から、狂気が暴走し始める。
女にも子供が居るようで、女子高生を探しに来た母親に自分の姿を重ねたのかもしれない。
一応ハッピーエンド風な終わり方となっており、あれだけ毛嫌いしていた母親の胸の中でボロボロの姿のまま監禁場所から脱出した女子高生が抱かれるシーンは音楽効果も伴ってそれなりの感動を生んでいる。

カップルによる直接的な暴行、及び大人のおもちゃを使ってのレイプシーンは描かれておらず、エグさは緩和されているが、その代わりにカップルの狂演が全編を通して突出しているので、最後まで退屈せずに観れる作品ではあるでしょう。
うんちとリアルで思い出したが、ベッドに縛られ男に犯されそうになった時に恐怖で女子高生が思い切り漏らす所は、男同様私もつい「そりゃないぜ!」と呟いてしまった。
糞だけに糞ったれ。
ブリッブリブリ~~~~!!💩
うんこ登場率高めの作品(笑)。

評価:★★★
18/07/25DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2018-04-04
メーカー:AMGエンタテインメント

情報
<未体験ゾーンの映画たち2018>


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