銀幕大帝α

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血を吸う粘土~派生

2020年05月18日 15時51分31秒 | 邦画ホラー
2019年
日本
100分
ホラー
R15+
劇場公開(2019/10/11)



監督:
梅沢壮一
『血を吸う粘土』
脚本:
梅沢壮一
編集:
梅沢壮一
出演:
藤井愛稀
AMIKO
藍染カレン
正本レイラ
美鈴
やね
ろるらり
笹野鈴々音
笠原紳司
津田寛治
黒沢あすか




<ストーリー>
カカメに無残に殺された伏見恭三の死を知らされた娘の果林。父の遺体は焼かれ、彼女は遺骨を渡される。しかし、遺骨の中にカカメの一部が残されていた。そこからカカメが甦り、再び惨劇を巻き起こす。

―感想―

字幕を、、、字幕をクレメンス...。
台詞が猛烈に聞き取りにくい。
これは前作でも感想の中に書いた事だったので、改善されてねえなあて評価下げ。

この監督さん、美術の技術力が相当高いのかね。
至る所で美的センスを感じるのよ。
全員の様子を万華鏡を覗いた様な映像表現を用いて見せていたり、突出しているのは前作よりも大分クオリティの上がった特殊造形の数々。



こういうのとか上手く作っているなあて目から鱗。


気味が悪い、気色悪いんだけど前述したように美的センスを感じずにはいられないから凝視しちゃう魅力があります。

津田寛治が「生まれる」シーンはたまげたなあ。
はよ殺してやれよて凄く思ったけど(笑)。

魅力といえば、女の子達がそれぞれ個性があって惹きつけられたのだが、個人的にこの子(の容姿)が好みでした。


ねちょっ、ぶちゅ?ん~ぬちゃ、かな、文字には起こしにくい「音」も好いやね。
カカメなんかも手作りさが溢れ出ているんだけど、そんなにはっきりと作り物とは思えないのは、映像や展開のおどろおどろしさにすっかりと溶け込んでいるからだろう。
全てが一体化としているからこその面白さを前作と今作にも目と耳で感じ取れた。
才能のある人が作ると(撮ると)、現場ではチープに思えても映画としては一気に向上する。
要はどれだけ違和感を抱かせずに観客を楽しませるかだよな、それって凄い事だと思う。

評価:★★★☆
20/05/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2020-05-13
メーカー:キングレコード

関連作:
『血を吸う粘土(2017)』(第1作)
『血を吸う粘土~派生(2019)』(第2作)

情報<シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019>

コメント

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