銀幕大帝α

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ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール ~死のバイブル~

2016年07月24日 20時36分09秒 | 洋画ホラー
THE VEIL
2014年
アメリカ
93分
ホラー
劇場未公開




監督:
フィル・ジョアノー
出演:
ジェシカ・アルバマギー
リリー・レーブサラ
アレクサ・パラディノカレン
リード・スコットニック
トーマス・ジェーンジム



<ストーリー>
カルト宗教「ヘブンズ・ベール」のメンバー47人が集団自殺を図ってから25年後。事件で唯一生き残ったサラは、ドキュメンタリー映画の撮影クルーと共に、現場へ足を踏み入れるが…。

-感想-

もしかするとハズレかもしれないと思ったけどアルバたんの名前が邦題の冠名に付いているのでダメ元で借りてみた。
ユニバーサルのタイトルロゴが最初に出てきたから、そんなに酷くはないかもとちょっと安心。

このカルト教団の長は本当に神から与えられし能力を持っているようだね。
残されていた記録フィルムの中にその様子はしっかりと映し出されており確かな実証も認められるので、じゃあなんで教団のメンバーは全員死んでしまったのかと疑問が生まれるが、終盤になってその謎は解ける。

間違いなく全員生き返らせられたのに、寸前に警察が到着してそれを阻止しちゃったもんだから、生き返る者も生き返らないままになってしまったてことか。

アルバたん率いる撮影クルーの要望を唯一生き残った女性が承諾したてのもちゃんと意味があるんだよねぇ。

時は来た!

長年さ迷っていた霊魂が復活を求めて乗り移る為に選ばれた体。
それがアルバたん一行だったという訳。
実は教団のメンバーを死へと追い込んだのがアルバたんの父、即ち警察官の一人という事が判明し、一種の復讐として彼女らを霊が潜む教団施設跡へと誘い入れる事に成功。
そして撮影クルーは一人又一人と殺され、体を順番に乗っ取られて行く過程はそこそこに恐ろしいものがあった。

教団メンバーが死んでしまう中、一人だけ生きることを許されたのは長=父の命令でもあり、時を経て魂を再び宿す為の目的として任務を果たすのがこの生き残りの最大の役目。


バァー!と驚かすシーンは少しあるものの、ギャーと叫ぶような恐怖は然程無いが、周りが知らぬ間に殺され体を奪われ、気付けばアルバたんだけ残してクルーは全滅。
最後になってようやっと真相を知ったアルバたんは驚愕し、撮影クルーにとっては最悪の結末を迎えてしまう。

なるほど、こりゃあ後からじわじわと首を絞められる様な気持ち悪さを与えるホラーでしたか。
カルト教団の長の怨念にまんまと引っ掛かった撮影クルーの悲惨な末路に不気味さを覚え、これからも体を頻繁に乗り移りながら不死身の者達だけで神の世界を創造しようとする姿に何とも早嫌~な余韻だけがずっしり重たく残りました。
結構ストーリー構成は上手く練られているなと感じた作品。

評価:★★★
16/07/24DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-06-23
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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