銀幕大帝α

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口裂け女 in L.A.

2016年07月22日 14時15分00秒 | 邦画ホラー
SLIT MOUTH WOMAN IN LA
2014年
日本
104分
ホラー/サスペンス
劇場公開(2016/01/16)



監督:
比呂啓
廣瀬陽
小川和也
曽根剛

製作:
廣瀬陽
プロデューサー:
曽根剛
脚本:
比呂啓
廣瀬陽
小川和也
曽根剛

撮影:
曽根剛
出演:
ローレン・テイラー
メンネル・アル=カワジャ
ステファニー・エステス
ジョン・クロッピング
エイジ・イノウエ




<ストーリー>
ロサンゼルスでは口裂け女の噂が広まっていた。悪夢に悩まされていたクレアは姉が口裂け女なのではないかと疑いを持つ。やがて、こっくりさんなどの都市伝説による事件が起こり始め…。

-感想-

なんやこの簀巻き人間大量出現は。

てまだ本編始まってなかったんかーい!
ホラー秘宝のオープニングロゴ新しいのに代わったんやね。

なんで監督4人もおるねんと思ってたんだが、どうやらオムニバス作品だったようで。

アメリカのメイド喫茶で働く3人の女性がこっくりさんを遊んでしまった事で、恋仲に火がつき殺し合いへと発展。
発端はレズビアーン。



ロサンゼルス全域に噂として広がる「口裂け女」の捜索依頼を引き受けた日本の陰陽師が来米。
その頃、イカれた神父がゾンビを発生させて人々を襲わせていた。
偶然現場を目撃した陰陽師は神父と対決。
しかも何故かバトルスタイルはカンフー。
早々に神父を倒すも、実はそれらを操っていた本体(悪魔)が居る事に気付いた陰陽師はこれまた何故か日本語をベラベラ喋る悪魔と対峙することになり、究極の呪文で素早く封じるのであった。



車の修理を手伝ったことで日本人の家に招待された白人男性。
「可愛い妹がいるんだよ」と紹介された女性はキチガイだった。
咄嗟に逃げ出した男性だったが、妹が侮辱されたと怒った兄は呪いの藁人形に釘を打ち、男性を間接的に苦しめる。
男性の妻は友人の薦めで例の陰陽師を連れてきてもらい、呪文で釘を打つ兄を殺し一旦は解放されるも、今度はキチガイ妹が伽椰子みたいな悪霊となり、男性と妻を呪い殺してしまうのであった。



「口裂け女」の悪夢に悩まされるクレア。
その姉は彼女の異常な行動に嫌気が差し惨殺。
こうして「口裂け女」の噂は更に広がりを見せ、今も何処かにヤツは姿を現し人々に恐怖を植え付けるのであった!

わたし・・・きれい?

もうね、色んな要素を詰め込み過ぎ。
一応、部分的には繋がってはいるんだけど、それ程重要な役目は果たしてはいないので、なんかどの話にも言える事だが展開がグダグダ。
また、一部の役者の演技がすっげぇわざとらしくて、演技指導下手糞か!と鼻で笑っちゃうほど。
タイトルには「口裂け女」と謳っておきながら、ゾンビが出てきたり突然カンフーアクションをおっぱじめたりと、なんでもかんでも入れればそれでOKみたいな、逆に小者な日本人監督らしい遣りたい放題な大袈裟演出に才能の低さを感じて観続けているのがアホらしくなる。
製作に対する意気込みは少々感じるが全てにおいて空回りしちゃってるよ。
こんなにも纏まりのないオムニバスにする位なら、ストレートな「口裂け女」ホラーとして一括りに描いた方が余程マシになったんじゃないかと、4人も監督が集まってこの程度の作品しか撮れない事に情けなくなるわ。

評価:★☆
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