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銀幕大帝α

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ルームズ・フォー・ツーリスト

2013年09月11日 20時44分05秒 | 洋画ホラー
HABITACIONES PARA TURISTAS/ROOMS FOR TOURISTS
2004年
アルゼンチン/メキシコ
92分
ホラー
劇場未公開



監督: アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
脚本:アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
出演:
ヒメナ・クロウコ
マリエラ・ムヒカ
エレナ・シリット
ブレンダ・ベラ
ビクトリア・ビテンブルグ


<ストーリー>
ブエノスアイレスを訪れた5人の少女。彼女たちは名も知らない街でひと晩を明かすことなるが、飛び込んだ部屋の地下室であるものを発見し…。



-感想-

白黒映像だったもんで古い作品なんかなって思ってたけど2004年製作って割と最近の映画でした。
DVD特典にあった予告編はカラーでしたが、本編は白黒ってのはスプラッター描写に配慮しての事でしょうかね。
覆面男がバッスンバッスンと人間を包丁で解体するシーンはかなりグロいです。
でも白黒のお陰で気持ち悪さは大分和らいでいますけども。
この覆面男が被害者を追いかけている際に張り巡らされた配水管で頭打って気絶するシーンは笑ってしまった。
目の前の獲物ばかり見過ぎだろって、もう少し周囲に気をつけて走れよw
唯でさえ狭い通路なんだから。

一体全体何がどうなってこうなっているのか、少女達が襲われている辺りではさっぱり見当もつかないんだけど、終盤でネタ晴らししてくれた時は成る程ねぇと。
罪深き者には罰をという狂信者が集まる町だったのね。
主人公の女性は妊娠していて中絶手術をしようとしてたから、が原因なのかぁ。
悔い改める事で救われるのかと思いきや、けじめはきっちりと取ってもらいますよってなラストシーンが恐ろしい。

開始30分も経たない内から屋敷内での少女達が見舞われる恐怖が連続し、その恐怖を持続したまま一気にラストまで辿り着く展開の早さにはドキドキとした気持ちと共に事の成り行きに目を奪われる面白さがあります。
前述した人間解体シーンを含めたスプラッター描写も多く登場し、ホラー映画ファンにとってはそれなりに楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
個人的にはショットガンで撃たれた少女の顔面崩壊具合が強烈にグロくて印象に残りましたねぇ。

あっと思わせるストーリー進行&内容に監督のセンスの良さが伺える良作スプラッターホラー。
それと何気に音楽も良い。

監督は最近では『NITRO ニトロ』というホラー作品を撮り上げたアドリアン・ガルシア・ボグリアーノ。
本作が出世作。

評価:★★★☆
13/09/10DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2012-11-22
メーカー:フォワード
コメント (2)
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