WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN/11年/英/112分/ミステリー・サスペンス・ドラマ/PG12/劇場公開(2012/06/30)
-監督-
リン・ラムジー
-製作総指揮-
リン・ラムジー
-原作-
ライオネル・シュライバー『少年は残酷な弓を射る』
-脚本-
リン・ラムジー

-出演-
*ティルダ・スウィントン『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』・・・エヴァ
*ジョン・C・ライリー『おとなのけんか』・・・フランクリン
*エズラ・ミラー・・・ケヴィン
<ストーリー>
作家のエヴァが授かった息子・ケヴィンは、なぜか幼い頃から母親であるエヴァにだけ反抗を繰り返し心を開こうとしなかった。やがてケヴィンは美しく賢い完璧な息子へと成長し…。
母さん、僕が怖い?
<感想>
-監督-
リン・ラムジー
-製作総指揮-
リン・ラムジー
-原作-
ライオネル・シュライバー『少年は残酷な弓を射る』
-脚本-
リン・ラムジー

-出演-
*ティルダ・スウィントン『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』・・・エヴァ
*ジョン・C・ライリー『おとなのけんか』・・・フランクリン
*エズラ・ミラー・・・ケヴィン
<ストーリー>
作家のエヴァが授かった息子・ケヴィンは、なぜか幼い頃から母親であるエヴァにだけ反抗を繰り返し心を開こうとしなかった。やがてケヴィンは美しく賢い完璧な息子へと成長し…。
母さん、僕が怖い?
<感想>
生まれた時から反抗期
母さん、こんな僕が息子でごめんなさい…ニヤリ
少年犯罪はこうして生まれるんだよという1例みたいな作品ですね。
オープニングを観た感じでは、何か大きな事件が起きたんだなと、大方予感はさせます。
周りから完全に孤立してしまっているエヴァなので、相当凄い事が起きてしまったんだと分かります。
けどそれが何なのかは後半を観てのお楽しみ?という事で、序盤から終盤にかけてゆっくりと息子ケヴィンの母親に対する反抗的な態度がこれでもかと描かれています。
赤ん坊の時から母親だけは抱かれても泣き止まない。
その後歳を重ねて行ってもオムツを外さず、全く言う事を聞かない。
そんな荒くれな態度は少年へと青年へと成長していっても収まる所かどんどん悪化していく有様。
父親だけには笑顔を見せる。
しかしそれは上辺だけの作り笑顔。
対して母親に見せる目つきの悪いことって言ったらもう。
正に悪魔の申し子!
私の息子の育て方の何処がいけなかったのか。
たっぷり愛情を注いだはずなのに何が足りなかったんだろうか。
苦悩する母エヴァの表情がどんどん痛々しくなるのが観ている私にとっても辛い。
そして予想だにしなかった惨劇を目の当たりにし、その犯人が息子ケヴィンだと知った時のエヴァが落胆する姿は悲劇そのもの。
暗いよ~。
重いよ~。
救いようがないよ~。
自分の思い通りに子供を育てられなかった親の気持ちというものが我々にも悲しみと共に重く圧し掛かってくる。
子育ての難しさをあれこれと考えさせられる問題作だねこれは。
決して気分の良いものではないので、ある程度覚悟して観るべし。



エヴァの娘でありケヴィンの妹。
すっごく可愛い。
こんなにも可愛い妹を反抗期ケヴィンは。。。
それと片目を失っちゃうんだけども、その経緯が今ひとつ良く分からなかった。
ケヴィンが何かやったの??
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆

12/12/09DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2012-12-07
メーカー:東宝