いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

赤ちゃんから幼児へ

2008年03月11日 | 極楽日記

 今まで極楽息子(小)がお世話になったベビーベッドを片付けました。元々頂いた物ですが、今まで我が家で活躍してくれました。次の勤務先も決まっています。

 もうベビーベッドという顔ではありません。何でもよく食べるので、トマトも得意。食生活はお兄ちゃんより充実しています。

 少し眠くなったかな。
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春になれば

2008年03月10日 | 極楽日記

 いつまでも家の中でくすぶっている大人と違って、子供には春が早くやって来ます。いつの間にか花壇の水仙が咲き始めていますし、チューリップも伸びてきました。

 お兄ちゃんが使っていた乗り物も物置から引っ張り出してもらい、新しい主を待っています。この3輪の「ジョギングストローラー」はジョギング程度の速度に対応するようにタイヤが空気入りになっていますが、いい加減な輸入品らしくゴムの品質が悪くて、バルブが完全に抜けていました。自転車のタイヤと同じ要領で虫ゴムを交換して修理できましたけど、極端な小径タイヤなので作業がしにくくて困りました。普通の空気入れのプラグが入らないので空気を入れるのすら難しいのです。ともかく100円ショップの虫ゴムに交換してこれで安心。
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FAX機能をどう残す

2008年03月07日 | 比べてみよう
 パソコンの買い替えを考え始めた動機のひとつとして、古くなって印刷結果の安定しない多機能プリンタ、ブラザーMFC-5100Jを代替したいということがあります。ブラザーはHP、キヤノン、エプソンのインクジェット御三家を向こうに回して、大手が手を出さない隙間需要(ニッチ)をうまく掘り当てることで生き残ってきたしぶとい会社です。元はミシン屋だというのはご存知ですよね。

 同社は大手が家庭用の多機能機にあまり目を向けていない頃から、プリンタにコピー、スキャナ、FAXまで入れた多機能機に注力し、プリント品質などを抑えて低価格で提供することで一定のシェアを得ることに成功しました。これはパソコンも周辺機器もソフトウェアも高価な時代には有難い存在でした。

 その流れを汲んで、今でもブラザーのプリンタは「高いのも安いのもプリント品質はほぼ同じ」という他に例を見ない状況になっています。もちろん新しいものほど改良されているのですが、基本的に4色独立インクのエンジンを使っているので、同じ世代の製品なら高いのも安いのも画質に大きな差はありません。まあ、写真のプロやハイエンドアマチュア用の高級品は最初から同社のラインアップにありませんが。

 今回の買い替えでは写真の品質も重要なので、「お手頃で便利なブラザー」から離れることになるのかなと思っています。問題は他社の製品にあまり付いていないFAX機能をどうするかです。このブロードバンドの時代に低速の電話回線で低容量の画像をやり取りする意味はあまりないと思うのですが、それでもFAXがないと不便なことが年に数回はあります。

 解決策として、1番に今までと同じようにFAX付の複合機。ブラザーやキヤノンから出ていますが、ブラザーはプリント画質が控え目だし、キャノン(PIXUS MX850)はスモールオフィス用なので、家庭ではまず使わないオートシートフィーダーなどが価格を押し上げています。スキャナの性能が低いのも私には都合が悪いですね。

 2番はパソコンでFAXの機能を代用すること。しかしモデムとソフトだけでFAXを実現しようとすると、確実な受信のためにいつもパソコンを立ち上げておかないといけません。年に数回、せいぜい数KBのデータを受信するためにマルチコアの高速PCを稼動させておくのも無駄な気がします。電話回線を使わず、ネットでFAXと繋いでくれる接続業者もあることはあるのですが、個人ユーザーを対象にしておらず価格も高めです。

 3番は今の電話をFAX機能のあるものに交換して、パソコンとプリンタは電話回線から縁を切ること。コードレス子機付のFAX電話が2万円以内で手に入ります。今のコードレス電話(シャープの古いもの)はまだ使えますが、親機と子機の通信がアナログなので音質が悪く、盗聴の危険もないではありません。子機の電池もかなりへばっているので、この辺で交換するメリットはあるでしょうね。この線で検討しようと思います。
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トム・ソーヤーの冒険

2008年03月06日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 "Harry Potter"の2冊を読んだ後の通勤の友は、誰でも知っているアメリカ文学の祖、Mark Twainの有名な2作品をバンドルしたものになりました。これは珍しく新品で買ったもので、2冊分だから安いかと思ったのですが、よく考えてみれば死後100年近いMark Twainの著作権は切れているので、オンラインで読むなら無料でした。ただ、地下鉄ではネット使えませんからね。

 1作目の"Tom Sawyer"を読み始めるとすぐにわかりますが、"Harry Potter"と違ってこれは子供向けに書かれたものではないということです。豊富な語彙からして子供がストレスなく読むのは無理でしょう。イベントに次ぐイベントで映画を見ているような"Harry Potter"に比べると、南部の田舎町を舞台にしたストーリーは実にゆっくりしたテンポで進みます。ストーリーそのものは単純であり、その間に埋め尽くされた作者の饒舌、皮肉、人生哲学や言葉遊びを味わいながらゆっくりと読み進めるべき本なので、簡略化や映像化をすると味もアクも抜けてしまって単なる子供向きの冒険物語になってしまうのでしょうね。日本では長らく児童文学として理解されてきたのは、その辺に原因がありそうです。

 Mark Twainについては"Tom Sawyer", "Huckleberry Finn"の他に短編集の完訳本を読んだことはあるのですが、まだ小学校高学年から中学校にかけての頃だったので、前述のような(翻訳者も苦労したであろう)ストーリーそのものに関係のない言い回しは読み飛ばしていたように思います。二大代表作よりむしろ、「ハドリバーグの街を腐敗させた男(邦題)」などの短編の方が作者らしい権威への批判意識などがよく読み取れたと思います。今になってみれば、あの短編を書く人がストレートな児童文学など書くはずがなかったなと実感します。

 そんなこともあって、"Harry Potter"よりは読むのに時間が掛かりそうです。内容よりもむしろ困るのは字が小さいことで、2冊分を圧縮してあるので仕方ないのですが、揺れる電車の中では少し苦しいところです。
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ビルトインコンロの換気口に注意!

2008年03月05日 | たまには意見表明

 設置以来、極楽家のために日夜働いてくれるガラストップコンロですが、先日帰宅してのけぞるような光景を見ました。「うわっ、危ない!!」

 後ろにある「グリルの排気口」の金網がアルミホイルできれいにカバーされていたからです。「汚れるのは嫌だから。グリルを使ってない時はこれでいいんでしょ?」って、そうじゃないんだな。どう説明したらいいだろう?

 網を取り外したところです。確かに説明書には「グリル排気口」と書いてあります。「グリル使用時にはふさがないで下さい」とも書いてありました。しかし、この開口部はすべてのバーナーの換気口も兼ねているんです!

 拡大して見るとよくわかります。大きな開口部の中にプレートで囲まれた部分(青の矢印)があって、ここはグリルの熱を放出する排気口です。しかしそれ以外の部分(黄色で囲んだ)はガラスプレートの下までつながっていて、3つのバーナーとグリルに空気を供給する換気口の役割を果たしているのです。

 空気は火が燃えている周りからいくらでも入るんじゃないのって?違います。それでは火力の強いバーナーはできません。理科実験で使ったガスバーナーの構造を思い出して下さい。原理は実験用のバーナーもコンロのバーナーも一緒です。バーナーの下でガスと空気を最適な割合で混ぜておいて、その混合気に点火して燃やすんです。バーナーから出ているのはガスと空気の混合気であって、都市ガスそのものではありません。この「下で混ぜておく」空気を取り入れる換気口がどうしても必要なのです。

 ガス器具は二重、三重の安全設計になっており、よく見るとビルトインコンロの正面や側面にもわざと隙間が作ってあるのがわかります。これはコンロの入っているキャビネットを開けてコンロ下部を見た写真です。下にガスレンジが入ることを想定しているので、下面には換気口がありません。側面(黄色矢印)には小さな隙間がありましたが、気密性の高いキャビネットにビルトイン設置している場合、ほとんど役に立たないと思われます。

 最大の開口部である「グリル排気口」(実はグリル排気口と全バーナーの換気口)をふさがれてしまうと、こうした補助的な換気口だけでは空気の流れが悪くなり、不完全燃焼を起こす可能性があります。メーカーも説明書に明記すべきでしょう。今年からガスバーナーすべてにセンサーが義務付けられたそうですが、換気口にセンサーを取り付けた方が事故防止に役立つかも知れません。

 こんな間違いがあるので、どんな人に対しても自然科学的な物の見方ができるような教育は必要なのです。「日本はもう科学技術じゃなくて、金融や創作で立国すればいいから理科は不要では」などと極論を述べる人も出てくる昨今ですが、とんでもない!技術が高度化して見えにくくなったからと言って、この宇宙が物理法則に従って動いているのは変わりません。占いやらスピリチュアルやらが民放番組に氾濫し、多くの人を惑わしている現状を見るにつけても、科学教育の大切さを痛感せずにはおれません。


追記:その後コンロをよく調べて、前面パネルの上端の窪んだ所に、目立たないように換気口が並んでいるのを確認しました。これだけあれば簡単には不完全燃焼を起こさないだろうと思われたので、この製品に関しては後方の「グリル排気口」がふさがってもすぐに危険はないと判断しました。ただし、複数のバーナーを長時間使うなど多量の空気を必要とする場合や、旧製品など他のモデルについてはわかりませんので、やはり原則的には「グリル排気口をふさがないようにする」のが正しいと思います。
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早春の週末は

2008年03月04日 | 極楽日記

 3月に入って少し寒さが和らいだので、久々にWeberのグリルに火を入れて見ました。材料はスーパーで買った鶏肉と、余っていたサツマイモ。鶏肉は慌ててガラムマサラとヨーグルトに漬け込んで、タンドリーチキン風にしました。前回は100円ショップのスパイスを使って風味が物足りなかったので、今度はスーパーで買ったのを使ったら適度にピリ辛になって、大人にはちょうど良かったのですが、チキン好きの極楽息子(大)には食べられず、ちょっとかわいそうなことをしました。

 今回はWeberグリルの上部換気口を使った火力調節がうまくいったようで、丸焦げや生焼けを作らずに済みました。消火もわざわざ炭を取り出さず、換気口を閉めておけば確実に消えてくれます。このようなノウハウは使いながら身に着けることなので、ちょっと忙しい思いをしてでも、たくさん使って使いこなせるようになることが大事だと思います。もちろん、ガスグリルならもっと手軽に使えるんですけどね。

 サツマイモはきちんと保存していなかったので、かなり傷んでいて食べられず。サツマイモは寒いと腐るんですね。奈良県の農業相談ページでも、10℃以下では腐ると書いてあります。まあ、大きいのを食べてしまった後の屑芋なので、たいして惜しくないですが。

 シフォンケーキは極楽妻の担当です。極楽息子(小)が大暴れする隙を見つけてケーキを作るのは高等技術だと思います。
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住宅展示場にて

2008年03月03日 | 極楽日記

 車を気にせずに子供を遊ばせられる住宅展示場は、近所にあると有難い施設ですが、ほとんどの入場者はイベントに合わせてやって来て、イベントが終わるとそそくさと帰ってしまうので、どれだけ住宅メーカーの売り上げに貢献しているかは難しいところです。

 こうした総合展示場の維持費が高いのを嫌ってか、ローコスト系のメーカーや地場工務店などはモデルハウスを持たないか、あるいは総合展示場とは独立した自分だけの展示場を持っていることが多いようです。大手メーカーが市街地に独自の展示場を持つことも多くなり、総合展示場の存在意義も曲がり角にあると言えるでしょう。でも総合展示場がないと子供は寂しいでしょうね。

 私も住宅展示場は嫌いじゃありません。ただしモデルハウスはどれも非現実的なほどの豪華仕様だし、営業社員にぴったりマークされるので入りたくありません。建築現場の方がずっと面白いです。春の需要期に備えてモデルハウスを建て替えているようで、中がよく見えました。恐らく吹き抜けの部分だと思いますが、奥に大断面の積層材の梁が見えます。隅角部も周到に補強してありますね。

 このメーカーはどちらかと言えば伝統的な軸組工法を標榜しているはずですが、最近の耐震強度への関心の高さを受けて、徹底して強度を上げてあることがわかります。実際の住宅もこのレベルなら、安心して住むことができるでしょう。
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