いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

航空宇宙科学博物館(内)

2007年11月27日 | 極楽日記(日帰り)

 博物館の中はこんな感じです。歴史的に重要な機体が所狭しと並べてあります。

 KAT-1練習機と案内ロボットです。ロボットは息子に任せるとして、終戦により航空機産業が壊滅状態にあった1953年に各務原で製作された練習機は、日本人の手による航空機復活の嚆矢であったようです。水平対向エンジンが展示してあったので富士重工かと思ったのですが、川崎重工製と書いてありました。

 最も貴重な展示品の1つ、1910年12月に日本で最初に飛行に成功したハンス・グラーデ単葉機の忠実なレプリカです。公式記録ではその数日後に徳川大尉が初飛行に成功したことになっていますが、名門の末裔である徳川大尉に失敗させないように他の機体でテストしている最中に、かなりの距離を飛んでしまったようです。実質的にはこのグラーデ機が日本初飛行と言えるでしょう。

 斜めから見るとこんな感じ。よくこんなのに命を預けたなあ、と感心します。

 3階の展示場です。ヘリコプターのシミュレーターに行列ができていましたが、残念ながら身長130cm以上の制限があり試せませんでした。

 これは1階の紙飛行機製作コーナー。100円で機体を購入すると道具を貸してくれます。できない人には係員の指導付き。

 そろそろ完成かな。専用の飛行コーナーもあり、楽しく遊んでいました。この後は特設企画のフライトシミュレーターを操縦させてもらい、宙返りや着陸にも成功しました。
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