守屋元次官の接待ゴルフ200回で話題を作ってくれた防衛省贈収賄事件ですが、東京地検特捜部が「ロッキード以来」の大物に狙いを付けたとか聞こえてくると、こんな接待中毒のゴルフ親父で捜査が打ち止めになるはずもなく、今度は初代防衛大臣、久間章夫(きゅうまあきお)にまで捜査の手が回ってきたようです。
常識的に考えて、守屋元次官のあれだけの好き放題が後ろ盾もなく可能なはずがありません。当然、大物政治家のバックがあってのことと推測されます。問題はそれが久間元大臣で止まるのか、それとももっと大物、派閥の領袖クラスまで落とせるかです。久間元大臣については今までにもいろいろあった人なので、そろそろ辞職を、ということで穏便に幕を引くのかも知れませんが。
政権中枢への弱腰や「気配り」が過ぎて、ジャーナリストなどからは「眠れる検察」と揶揄されてきた検察ではあっても、検察と裁判所のコンビが権力の腐敗に対する数少ない抑止力であったことは間違いがありません。防衛上の機密を盾にして汚職が摘発されにくいとされている防衛省の闇に切り込んで、他の政治家にも一罰百戒となるであろう成果を見せて欲しいものです。
常識的に考えて、守屋元次官のあれだけの好き放題が後ろ盾もなく可能なはずがありません。当然、大物政治家のバックがあってのことと推測されます。問題はそれが久間元大臣で止まるのか、それとももっと大物、派閥の領袖クラスまで落とせるかです。久間元大臣については今までにもいろいろあった人なので、そろそろ辞職を、ということで穏便に幕を引くのかも知れませんが。
政権中枢への弱腰や「気配り」が過ぎて、ジャーナリストなどからは「眠れる検察」と揶揄されてきた検察ではあっても、検察と裁判所のコンビが権力の腐敗に対する数少ない抑止力であったことは間違いがありません。防衛上の機密を盾にして汚職が摘発されにくいとされている防衛省の闇に切り込んで、他の政治家にも一罰百戒となるであろう成果を見せて欲しいものです。