goo blog サービス終了のお知らせ 

いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

北部市場食の物語フェア2011

2011年10月31日 | 極楽日記(日帰り)

 名古屋市の北部市場(所在地は名古屋市近郊の豊山町)で「食の物語フェア」なる催しがありましたので極楽息子(大)を連れて社会見学に行きました。卸売り市場ならではの大型魚に喜んでいます。これはカサゴ科のケムシカジカのようです。こういう不細工な魚は安くて旨い、とよく言われます。姿(と名前)がグロテスクなので人気がないだけで、癖のない白身は刺身でもおいしいそうです。

 大きなタルイカ。20kgを越えることもあり食用とされるイカでは最大です。これで何人分の刺身になるんだろう。

 徳島県人会による阿波踊り。徳島県のブースではすだちや竹輪の即売がありました。

 徳島県のキャラクター、すだちくんです。県の花もすだちで、徳島県と言えばすだち県というイメージです。確かに徳島県は山がちですだちの栽培が盛んですが、極楽家の在所は海に面した松茂町なので、産物はすだちと言うよりは海産物ですね。砂地と低湿地が入り混じっており、砂地ではサツマイモ(鳴門金時がブランドになった鳴門市は隣)、低湿地ではレンコンの栽培が盛んです。

 買い食いは楽しいよね。長野県のガーリックソーセージが気に入ったようです。実演ではマグロの解体を熱心に見ていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きもの地球学校(その2)

2011年08月23日 | 極楽日記(日帰り)

 動画の内容は月並みで、メダカ館内の説明と大差ありませんでした。面白かったのはバックヤードツアーです。800の水槽を6人の職員で分担して世話しているそうですからこれは忙しそう。家庭で金魚を飼うのとレベルが違います。

 毛糸に付着したメダカの卵。水草に産卵する種類ではこうやって産卵場所を確保します。これは希少種を確実に維持するための知恵でしょう。生きている水草だと、何が付いているかわかりませんからねえ。種類によっては川底の砂利に産卵するものもあります。

 メダカの卵と言っても多彩です。染色してみると大きさがわかります。左のは大きな種類、右のは小さい種類です。日本メダカは体の割りに大きな卵で知られています。

 乾季に水が干上がる地帯でも、しぶとく生存する種類もいます。親は死にますが、卵は乾燥に強く、少しの湿り気があれば3ヶ月間もの乾季に耐えて、雨季になると孵化します。このような種類を維持するためには、卵をピートモスなどで保護して乾燥させておきます。

 こういう雰囲気はいかにも研究室。種名にOryziasとあるものが多いですね。Oryzias latipesが日本メダカ。oryzaはラテン語で稲です。戦前に鈴木梅太郎が、世界に先駆けて脚気予防因子として米ぬかから抽出した物質を「オリザニン」(今のビタミンB1)と命名したのも同じ語源です。メダカの生息域と稲作地域は明確に重なっており、伝統的な水田の環境がメダカの成育に極めて適していたことから、多くのメダカが「田んぼの」という意味の種名を冠しています。

 バックヤードを見た後だと一層興味深く観覧できます。ここのメダカは田んぼまで作ってもらって幸せですね。このメダカは「メダカの先生」として著名な故山本時男名大名誉教授が70年前に採取した、いわゆる名古屋メダカの子孫です。

 絶滅危惧種のウシモツゴ。見えないって?

 小さいのがウシモツゴです。昔は佃煮の材料だったそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きもの地球学校(その1)

2011年08月22日 | 極楽日記(日帰り)

 CBCテレビと東山動植物園、名古屋港水族館の連携企画である「生きもの地球学校」に参加して来ました。かつてNHKで放送していた「生きもの地球紀行」に酷似しているのが気になりますが、ローカル局のやることなので特にクレームもないのでしょう。

 本日の会場は東山動物園の「世界のメダカ館」です。短い動画と実験、メダカ館のツアーがありました。

 立派にメダカ博士になれるでしょうか?

 世界のメダカ館では、この地方の貴重な淡水魚の維持にも力を入れています。イタセンパラもネコギギも、環境省のレッドブックに、近い将来の野生種絶滅の可能性が高いと注意が喚起されている絶滅危惧種です。

 これはメダカが流れに逆らって泳ぐ性質を示す実験器具。メダカの泳力は体が小さいためたいしたことがなく、秒速20cmぐらいの水流で流され始めるのですが、石や水草があれば、その陰に巧みに隠れてそれ以上の流れにも耐えられるそうです。最近は人工的な川床が増え、メダカが隠れる場所も少なくなったのが生息域を狭める原因になっているようです。河川の管理者にしてみれば、流れが速やかな方が都合がいいのでしょうがね。

 メダカが水流に向かって泳いでいるのがわかります。メダカは群れを作る習性があり、こんな姿はかつて水田の水路などで当たり前に見られました。最近の水田管理は効率を求めて用排分離と言われる方式が多くなっており、排水速度が上がっているため水田から出てしまったメダカは戻ることができません。水路にはカダヤシやブルーギルなどの競合外来種も増えており、メダカにとって厳しい環境になってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリックアート展(その2)

2011年08月16日 | 極楽日記(日帰り)

 こういう「飛び出す絵」が今回の展示の中心です。トリックアートには他にも錯覚を利用したものとか、だまし絵とかいろいろな種類があり、それぞれ作家がいるようです。

 写真にしてしまうと立体やら立体に見せかけた絵やらわからないので、面白さはあまりないですね。この展示が写真撮影OKなのがよくわかります。実際に行って見ないとどこがトリックかわかりませんから。

 飛び出し絵もそろそろ飽きてきました。

 夏らしくサーフィンもしてみましょう。

 遠近感を狂わせて巨人や小人になれる部屋です。

 原理は単純ですが丁寧に仕組まれており、こうして見るとかなりインパクトがあります。

 最後は巨大な恐竜に食べられて終わり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリックアート展(その1)

2011年08月15日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大小)は名古屋駅のトリックアート展に行って来ました。栃木県那須にトリックアートの館という美術館があって、そこから出張してきたようです。

 まずは水族館かな。トリックアートにもいろいろありますが、今回展示されているものは、遠近感を強調した飛び出し絵が多いようです。

 トリックアート展の広告にあった東京タワーです。 

 天井に張り付いた二人。

 マジックの古典として知られる鏡を使ったトリック。極楽息子(小)が近付き過ぎて下半身が映り込んでしまいました。

 こっちが意図されたトリックですね。嬉しそうにしていますが、ここは怖い顔をする方が似合います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根羽村で村の子になる

2011年08月12日 | 極楽日記(日帰り)

 パパが仕事に行っている間に南信州の根羽村に行って来ました。

 大きなトウモロコシを収穫します。

 カレーも山で食べると一味違うでしょう。

 さあ川遊びだ。根羽川は鮎とあまごの釣りで賑わうところです。

 自分で獲った魚を塩焼きにしてもらいました。

 お土産は新鮮な野菜です。お疲れ様。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新生科学館へ

2011年08月08日 | 極楽日記(日帰り)

 名古屋市科学館でも恐竜展を開催しています。新しくなってから初めての訪問です。

 巨大なダシアティタンはとてもカメラに収まりません。会場が福井県恐竜博物館に比べて狭く、暗いのも大きな原因です。旧科学館と比べて面積はたいして変わっていませんから、呼び物の巨大プラネタリウムが脚光を浴びる反面、こうした企画スペースは手狭な感じがします。安易に建築面積を増やすのも賛成できませんので、こうした臨時展には戸外のスペースを使ったらどうかと思います。科学館の位置する白川公園は名古屋市の管理する都市公園であり、科学館と名古屋市美術館が中心施設ですが、緑地と若干の空き地があって、サーカス公演などに貸し出しています。サーカスのテントが設営できるのなら、仮設建築で一時的に科学館や美術館の展示スペースを増やすことに何の問題もないでしょう。

 フラッシュが後ろまで届きませんね。福井ではレプリカ展示が主体のため館内がかなり明るかったのですが、この「黄河恐竜展」は本物の骨格標本なのだと思います。劣化を防ぐため暗くなるのは仕方のないところです。

 子供にとってはレプリカだろうが本物だろうが気にならないかな?

 福井の恐竜博士が名古屋まで出張していました。

 こちらは常設展示。新生なった理工館です。日本が世界に誇る地球深部探査船、「ちきゅう」の精密模型。本物は全長210m、5万6千トンという巨船です。日本の海洋探査は世界水準であり、それなりに巨額の予算が投じられています。

 しかし「ちきゅう」とは関係がないものの最近では研究グループが太平洋で地上の1,000倍という巨大なレアメタルの鉱床を発見するという快挙がありました。これは単に学問上の業績と言うだけでなく、それまでほぼ独占に近いレアメタル輸出国として横暴な振る舞いが目立った中国が、この発見を機に態度を軟化させ、日本と諸国へのレアメタルの安定供給に貢献したという実益もあります。科学技術の振興はすぐに利益になることを意図していませんが、中長期的には産業の発展を大きく左右します。これはその貴重な実例です。

 特に海洋開発や地下資源の探査は大きな実益が見込まれる領域であり、ばらまき的な地方の公共工事よりも、学術的な探査に予算を配分することは考慮されていいと思います。有効な利用の見込めない「おらが高速道路」や日韓トンネルより、広大な海洋地殻の探査の方が将来の日本経済に貢献するように思いますが、どうでしょう。マンガン団塊やメタンハイドレート、今回のレアメタル鉱床みたいな大発見は簡単じゃないでしょうけどね。

 比重の違いを体感する実験。さすがに1Lでもタングステン(比重19.3)は重い。主要金属では最も重く、金とほぼ同じ比重です。さすがにこんな実験器具に金塊は使えません。タングステンは高くなったとは言え1kgで4,000円程度。金ならグラムで4,000円以上なので3桁も違います。

 振動の実験です。旧館にもありました。

 竜巻の発生をシミュレートします。前のよりずっと大きくなりました。

 これは懐かしい。昔の実験器具がそのまま使われています。

 生命館は化粧直しだけなので、旧館の設備がそのまま。

 旧館で人気のあった水ひろばもリニューアル。子供は水遊びが好きですから。

 「なつかしのてんじ」とある狭い一角は、科学館の長い歴史を物語るもの。半世紀に渡り、子供の科学に対する興味を啓蒙してきた自負が感じられます。立派なことです。

 旧理工館が開館した1964年当時からある蛸の模型。地味な展示ですが、往時を思い出す人も多いでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フクイサウルスを訪ねて(その2)

2011年08月03日 | 極楽日記(日帰り)

 古生代ペルム紀を代表する爬虫類、ディメトロドン。大きな帆が特徴的なので、子供たちにも人気があります。

 全長4.5mのウミガメ、アーケロン。この図体で、今のウミガメみたいに海岸に上がって産卵していたのでしょうか。地上では動きが極めて鈍いでしょうから、肉食獣の格好の標的になったように思います。

 ほら、こんな大きなアンモナイト。

 子供の入場者が多いので、こんな子供向けキャラクターや映画にも力を入れています。フクイサウルスは福井県で発掘された草食恐竜、フクイラプトルは肉食恐竜です。

 せっかくなので恐竜アニメも見ました。

 映画に出てくる恐竜博士と記念撮影。

 館外に出ましたが、実は本番はこれから。

 暑い中を化石発掘体験です。

 道具は小型のハンマーとたがねだけ。いかにも危なっかしい手つきなので目が離せません。

 お土産に自分の掘り出した化石を持って帰れます。ただし貴重な物は博物館に返す決まりです。でもそう簡単に立派な化石が出てくるはずもなく、恐竜ならぬ植物の破片を記念に持ち帰った人が多いようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フクイサウルスを訪ねて(その1)

2011年08月02日 | 極楽日記(日帰り)

 バスツアーで福井県に来ています。

 勝山市の福井県立恐竜博物館です。温泉と海の幸に恵まれた越前海岸側に比べて、キワモノ的な越前大仏以外に観光資源の乏しかった勝山地区に、降って湧いたような恐竜人気で、2000年の開館以来400万人を越える入場者を集めています。福井県の恐竜発掘の歴史そのものが浅く、1982年にワニの化石が見つかったのが発端だそうです。

 最初に地下に降りるエスカレーターから全貌が窺えます。博物館の規模の大きさが強調され、展示物に興味の湧く巧みなレイアウトです。

 こんな発掘現場のレプリカが。ここまで掘るのは何年も掛かるでしょうね。

 動くティラノサウルスは大人気ですが、怖がって泣き出す子も。

 長さ30cmにも達する剣のような歯。こんな歯で噛まれたら人間なんか形も残らないですよ。

 模型展示ですが、精密で種類も多いので、骨格を研究したい人にはいい資料だと思います。

 極楽家のちびザウルスも満足でしょうか。

 上からフロア全体を見渡せる回廊があります。大きな展示物をいろいろな角度から眺められます。よく工夫してありますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の京都黒谷、嵐山、二条城(その4)

2011年03月11日 | 極楽日記(日帰り)

 日帰りツアー最後の目的地は二条城です。時間がないので二の丸御殿を一回りしただけです。本丸にあった二条城の天守は消失してから再建されておらず、現在の本丸御殿は旧桂宮邸を移築したもので規模も二の丸御殿よりずっと小さいです。本丸御殿にも重要文化財指定の建物はありますが、国宝指定は二の丸御殿だけ。天守がなく、本丸よりも二の丸が遙かに立派という現状の奇妙な二条城になりました。

 二条城と言えばこの車寄がシンボルになっています。二の丸御殿内は撮影禁止でした。歴史の重要な舞台になった重要史跡なので、撮影を解禁すれば喜ぶ人が多いと思いますが、危険や不都合でもあるのでしょうか?

 向かいは全日空ホテルです。極楽息子(大)が産まれる直前の年末年始をここで過ごして以来です。

 暖房のない二の丸御殿は底冷えがして寒く、夕方には雨もぱらつきました。熱々の甘酒で温まります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の京都黒谷、嵐山、二条城(その3)

2011年03月10日 | 極楽日記(日帰り)

 桂川の河岸は自然に近い状態に守られていて、あまり目立たない湯豆腐の店などが点在します。王朝の頃からあまり変わらない風景でしょう。おや、妙なる笛の音が流れてきました。

 こんなところで笛を吹いている人がいました。岩にほとんど隠れていますが、拡大すると右の方に紫色の人影がちょっと見えます。スピーカーから流れる無粋な騒音と違い、山水を震わせる横笛の響きの、何と風景に調和して心に染み渡ることでしょう。小舟を浮かべて雅楽に興じるなど、殿上人の楽しみそのものではありませんか。もったいないことに歌のひとつも詠めませんが、又とない体験です。どんな方か存じませんが、素晴らしい演奏でした。ありがとうございます。

 親父が笛の音に聞き惚れている間に、息子のボートはみるみる上達しました。子どもは何でも早いですね。

 もうすっかり余裕のオールさばきです。ここは流れもないので、少し長い距離もへっちゃら。離岸と接岸だけはもう少し練習が必要です。こうやって女の子のためにボートを漕ぐ日も来るんでしょう。

 ビデオも撮ってくれます。まだ安定した画像にならないんで、ちょっと見辛いですが。

 上流のほうにトロッコ列車が見えました。今回は舟遊びで満足しましたが、今度は列車もいいですね。街歩きや買い物も楽しいし、のんびり楽しむには不自由しないところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の京都黒谷、嵐山、二条城(その2)

2011年03月09日 | 極楽日記(日帰り)

 バスは黒谷を離れて西に向かいます。これは近くの平安神宮の大鳥居。バスガイドさんはしきりに金戒光明寺を誉めてましたけど、あれはやっぱり穴場であって、「わかる人にはわかる」という良さでしょう。私は京都通でも何でもないので、観光で行くなら定番の平安神宮の方がいいですね。

 嵐山に着いて、まずは昼食。高級料亭じゃなくて土産物屋の2階で、冷めた天ぷらとメタノールコンロの湯豆腐を頂きました。

 そんな食事ですから味わっている時間ももったいなく、息子をせかして渡月橋の上流まで急ぎます。

 桜や紅葉の時期にはさだめし絶景なんでしょうね。

 目的はこれ。1時間1400円の貸しボートです。東山動植物園のボートは30分で700円ですから、時間当たりの単価は同じ。広さと風景は比較にならないほど嵐山が上なので、こちらの方がずっとお得です。問題は息子が手漕ぎボートを漕いだことがないことかな。

 やっぱり最初はちぐはぐな感じがしますね。

 オールが重たい木製なのも扱いにくい理由です。軽い樹脂製なら敷居がずっと低くなるのですが。

 私も10年以上漕いでないような気がしますが、遊覧用ならこれで十分。ずっと上流まで遡ってみましょう。

 まだシーズンじゃないので閉まっていますが、ボートから買える売店ですね。長居しても退屈しないようにできています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の京都黒谷、嵐山、二条城(その1)

2011年03月08日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大)と二人で京都に行って来ました。行き先はバスツアーにお任せなのですが、まずは穴場的な黒谷の金戒光明寺。法然上人が比叡山と決別して最初に寺を置かれた地であり、浄土宗発祥の地として有名です。中日新聞に五木寛之さんが「親鸞」を連載しており、その重要な舞台となることから多くの愛知県人にも馴染みがあります。中心となる御影堂は残念ながら火災で焼失しており昭和19年の再建です。中は撮影禁止なので画像がありません。

 順序が逆になりましたがこれが山門。後小松天皇の筆によると伝えられる「浄土真宗最初門」の額があり誤解を招きそうですが、これは今で言う浄土真宗ではなく、浄土宗を美化して表したもののようです。万延元年つまり1860年の建立なので、法然や後小松天皇と直接の関係があるわけではありませんが、ここが浄土宗の始めとして朝廷からも帰依を受けたことが推察されます。

 蓮池と極楽橋です。

 大河ドラマで有名になった「お江」の供養塔。観光客が次々に来ては記念撮影していました。

 庭園は小ぢんまりとしています。法然の一生を石の配置で表しているそうですが、まだ花の季節ではないので地味な庭でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬山リトルワールド補遺(アフリカ料理と出会う)

2010年12月15日 | 極楽日記(日帰り)

 普通のファーストフードみたいな看板ですが、ご覧の通りのアフリカ料理。陰になって見えませんが、下の方にはラーメンなどもありました。評判になっていないところを見ると、それなりなんだと思いますが。

 それより極楽息子(小)の顔が不可解です。顔を引きつらせるような料理でも出たのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大井川鉄道補遺

2010年12月07日 | 極楽日記(日帰り)

 森林の中を走る井川線。のんびり森林浴するには乗り心地がワイルド過ぎますし、トンネルも多いので、乗車体験そのものを楽しむ人向きです。

 本物の蒸気機関車を前にして喜んでいるんでしょうね。

 どちらも嬉しいと思うんですが、極楽息子(小)の方は喜びをあまり顔に出しません。この年齢ではまだ社会性が未発達で、嬉しいことを周りの人と共有しようという感情がないからでしょう。だから写真にすると、極楽息子(大)だけがはしゃいでいる構図になります。これでも兄弟の仲はいいですよ。よく喧嘩しますけど。

 ともかく息子たちの夢を叶えることができて良かったです。 

 今回デビューした新兵器、ハンディカム純正の外部マイクECM-HST1です。小型で驚くほどの画質を実現したハンディカムHDR-CX370Vですが、音声が不明瞭で画質に見合った臨場感がないのは明らかな欠点でした。メモリ記録なので以前のテープ式と比べればノイズが入らないようにも思うのですが、ボディが小さくなるほど操作時の雑音を拾いやすくなるのは不可避であり、そのため内蔵マイクの感度をかなり下げてあるようです。この外部マイクでは本体から離した上に制振材でフローティング保持しているらしく、マイクの性能を十分に発揮できます。大げさなほどの風防も威力抜群で、お陰で今回は機関車の息遣いも息子たちの声も見事に再現できます。ほとんど必須のアクセサリーだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする