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いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

長久手古戦場公園

2013年08月27日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大)の宿題に付き合って長久手古戦場に来ています。

 ここは小牧長久手の戦いで羽柴秀吉方の武将であった美濃大垣城主池田恒興(いけだつねおき)、出家後は勝入(しょうにゅう)が戦死した場所とされており、勝入塚と呼ばれています。

 郷土資料館にある合戦図屏風の模写。

 池田勝入の母親は信長の乳母であり、父親である信秀の側室だった(ただし勝入の父親は信秀ではないらしい)ので、信長とは義理の兄弟です。従って信長が本能寺の変で討ち死にした後、勝入は織田家の重臣と目されていましたが、なぜか信長の次男信雄(のぶかつ)を擁する徳川方ではなく羽柴方に付きます。

 勝入はかなりの策士だったようで、新参となった羽柴方で存在感を示したかったのか、徳川、羽柴の本軍がにらみ合っている間に別働隊を率いて一気に岡崎城を攻略しようとします。徳川の本拠地を占領すれば羽柴方の勝利は間違いないのですが、この作戦は別働隊としては行動が鈍く、手薄な岡崎に到着する前に、日進岩崎城を預かる丹羽氏重の小勢から必死の攻撃を受けて更に時間を浪費し、その間に徳川の大部隊に迫られて長久手での決戦となり、地の利に勝る徳川勢に撃破されました。

 古戦場公園付近には、勝入塚、武蔵塚といった地名があり当時を彷彿とさせます。武蔵とは森武蔵守長可(もりむさしのかみながよし)のこと。勝入の女婿です。信長の小姓で本能寺で討ち死にした森蘭丸は実弟。長可自身も信長の将として武田攻めなどに功績があり、信濃に二十万石を拝領するほど重用されていたので、織田信雄のいる徳川方に付いてもおかしくなかったのですが、岳父の勝入と運命を共にします。
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日産ギャラリーにて

2013年05月07日 | 極楽日記(日帰り)

 科学館の帰りに立ち寄った栄の日産ギャラリーです。超小型車の「ニューモビリティコンセプト」が展示してありました。前後2人乗りですが、平均的な成人男子より小さい極楽息子(大)が前に乗った状態で、後席は非常に狭くなります。普段は荷物置き場として、人間が乗れないことはないワンマイルシートと考えるべきでしょう。

 国土交通省がこの車種を横浜市内で一般家庭に貸し出して、普及の可能性などを調査しているらしいです。一家に一台の乗用車としてはEVの航続距離の短さが難点であり、日産リーフもメーカーが期待するほど売れていません。長距離移動を切り捨てて超小型車にする考え方もわからなくはないんですが、今時エアコンなしのクルマで子供の送迎なんかできますか?

 こちらは日本におけるモータースポーツの黎明期である1960年代に、その最高峰である日本グランプリに向けて日産が製作したレーシングカー、R381です。プリンスを引き継いだR380で実績を残したものの、ライバルのトヨタがヤマハ製新型エンジンを搭載した新型トヨタ7を参戦させたのに対抗して、GM製の大型エンジンを急遽調達したもの。レースに勝つには勝ったのですが、「技術の日産」の自負はどこにありや、という汚点にもなりました。

 R381の技術的な特徴はリアエンドに高く配置された可変ウィングでした。かなりの効果があったようですがグランプリ後に禁止され、後期型では控え目なリアスポイラーになります。この展示車両は後期型ですね。
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名古屋市科学館 常設展

2013年05月02日 | 極楽日記(日帰り)

 身動きできないほど混んでる特別展を抜け出して、常設展を見に行きました。これはホログラムかな。

 いろいろな水ポンプの実演。ドラえもん展と違って、実際に触って動かせるところがいいです。

 奇術の古典である下半身が消えて見えるトリック。鏡をうまく使ってテーブルの下の構造物を隠してあるだけのことですが、このトリックが広く知られる以前、薄暗い部屋でテーブルに乗った生首が話をする、というホラー仕立ての出し物では、失神者続出だったとも言われています。

 名古屋市科学館名物の竜巻ラボ。話題になった頃はすごく混んでいましたが、今は落ち着いて見学できます。

 これだけ大きいと竜巻らしいですね。

 ちょうど極楽息子(小)に「オズの魔法使い」を読み聞かせしているので、印象に残るでしょう。

 地味だが重要な歯車の各種形式。

 科学教育に理解のある地元企業、ブラザーによるミシンの展示。同社の事業としては、今ではミシンよりPC周辺機器の方が主力になっています。

 雲も自分で作れば面白い。

 恐竜と記念写真を撮って帰路につきました。
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名古屋市科学館 ドラえもんの科学みらい展

2013年05月01日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大小)を連れて名古屋市科学館にやって来ました。

 開館したばかりなのに随分並んでいますよ。プラネタリウムの行列だけではありません。

 子供に人気の「ドラえもん」に出てくる科学技術を特集した特別展です。もちろん本物の秘密道具などないので、今の科学技術で何とかなるものを展示しています。

 タケコプターを今の技術で作ると、こんな大きさになってしまいます。子供には操縦できませんし、持ち運びも無理です。他に透明マントの実験などがあり、それぞれ長い行列ができていました。

 新しい映画だそうです。中の展示はどれも混んでてあまり楽しめませんでした。地下の特別展示室はあまり広くないので、1つ1つの展示物も小ぶりなものや動きのないものが多く、いつもなら大人400円、子供無料の入場料が、大人1,000円、子供500円になるほどの有難味はなかったように思います。
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動物園乗り物三昧

2012年05月29日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(小)がテレビばかり見るので、動物園に連れ出しました。動物園と言うより遊園地ですが。

 お気に入りのロケット号。

 こんな古い出し物も喜んでいましたが、時間が短いので間が持ちませんね。

 なぜか今日は観覧車に乗りたがりましたので、ぐるっと空中散歩をしてみました。本当は東山スカイタワーに上りたかったようです。またお兄ちゃんが一緒の日にね。

 上池のボートです。極楽息子(大)が都合でいないため、動力が不足気味です。すぐに飽きてしまったので、もったいないことになりました。

 本命はボートよりこれだったようです。

 動物園の真ん中で大規模な工事をしていました。

 アジア象の新しい住居を造っているようです。象は大きいので住居も広大。人気エリアになりそうですね。
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ドラえもんショー

2012年03月12日 | 極楽日記(日帰り)

 日進梅森の住宅展示場でドラえもんショーに行って来ました。戦隊ショーより小さな子が対象ですが、5歳の極楽息子(小)も許容範囲のようです。

 対象年齢が低いため、ストーリーらしいストーリーはありません。ドラえもんの誕生日パーティーを本番まで秘密にしておきたい仲間たちと、いぶかしげなドラえもんの掛け合いです。
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クーザ見てきました

2012年01月12日 | 極楽日記(日帰り)

 ダイハツ・クーザと言われると何だか新しい軽自動車の名前みたいですが、カナダに本拠地のある国際的な舞台芸術集団、シルク・ドゥ・ソレイユの最新公演です。極楽息子(大)と二人で行ってきました。

 まあ要するにサーカスなんですが、1つ1つの芸の水準が高く、全体の構成や音楽などの演出にも工夫が凝らされており、演目がばらばらに出されていた今までのサーカスとは違うぞ、ということですね。有名な公演にもかかわらず、会場をかなり小さめに抑えて、生で見る臨場感を大事にしているのは好感が持てます。それだけに料金が高くなるのは仕方がないでしょう。隣のナゴヤドームで開催されていた「嵐」のコンサートが何万人も集めていたのとは対照的です。

 シルク・ドゥ・ソレイユでは出演者の多くがバレエのレッスンをかなり受けているらしく、単なる入退場でも動きがきれいですね。コントーション(柔軟芸)では息の合ったペア演技で魅了するなど、単なるサーカスではなく総合芸術と言えるだけショウアップされており、恐らく公演の度に演出を変えているのでしょう。観客にリピーターが多いと言われているのが納得できます。
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サンタクロースがやって来た(おまけ)

2011年12月22日 | 極楽日記(日帰り)

 子供用のクリスマスイベントなので、料理は脇役に過ぎないのですが、なくてはならない脇役なのでやっぱりご紹介しておきます。スープはすり流しの根菜とシイタケの入ったコンソメ。三つ葉の香りが食欲をそそります。

 パンですね。黒いのが面白かったかな。

 海老と鯛の取り合わせです。サイマキ海老、と言っていたので車海老の小さいやつです。この小ささだと1匹では物足りないので、かき揚げにすると最高においしいですね。値段も最高になりますけど。

 ソースが変わっていて、ベースは普通のレモンとバターなんですが、緑色は抹茶です。たまにはこんな趣向もいいかな。

 肉料理です。肉がさっぱりしている分、ソースをこってりしたものにしたようです。摂取カロリーを控えているので、息子たちに半分ほど分けてしまいました。

 チョコレートケーキなので子供が食べられませんでした。残念。メインを控えてもケーキの残りを食べているようでは体重管理が難しいですね。
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サンタクロースがやって来た

2011年12月19日 | 極楽日記(日帰り)

 久々に名古屋観光ホテルのレストランで食事です。好きなものばかりで良かったね、と思ったのですが意外にあまり食べませんでした。

 こちらは肉が出ればご機嫌です。野菜も残さず食べるんだよ。

 食事の後にサンタクロース登場。毎年恒例のクリスマスイベントです。

 元子供も便乗させてもらいました。

 どうして欲しいものがわかったんだろう?

 お礼に元気良く「赤鼻のトナカイ」と「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いました。
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冬の東山動植物園

2011年12月06日 | 極楽日記(日帰り)

 東山動植物園もクリスマスに向けて飾り付けをしています。

 もう12月ですがこの辺は紅葉が遅いので、今頃が最盛期でしょう。北国の燃えるような鮮やかさはありませんが、季節の移ろいは楽しめます。

 不細工でもかわいいカエルのぬいぐるみ。

 最近は動物よりボートが目的になっています。この日は風が強かったので、手漕ぎボートは貸し出し中止。幅の広い足漕ぎボートは安定していますし、風除けがあるのであまり寒くありません。

 一生懸命漕いでしまうと、寒くないどころか真冬でもすぐ汗びっしょりです。

 極楽息子(大小)の目当てはこれ。今では真冬のソフトクリームも需要があるのか、営業している店舗が多いです。

 最初は喜んで食べていますが、

 やっぱり寒くなって、終わりの方は震えながら食べていました。

 遊園地でいつもの汽車に乗ります。

 まだ乗ったことがありませんが、昔からあるシューターが名古屋市の建造物遺産として認定されたそうで、撮影コーナーができていました。変わらぬ形のまま50周年とはすごい。
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和歌山みかん

2011年11月29日 | 極楽日記(日帰り)

 和歌山の農家からみかんを箱買いしてみました。家庭用ということで大きさがばらばらで表面にも傷がたくさんありますが、オレンジ色が濃くて、光と風の恵みをたっぷり受けたことがわかります。「注文を受けてから次の日に収穫する」とのことでしたので、ほんの数時間前まで枝に揺れていたわけです。置いたみかんと違って汁気と酸味がたっぷりあって、とてもおいしいと思いました。

 昔はエアコン暖房がなかったから、冬になるとコタツに入ってみかんだったなあ。
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ヒルトン・クリスマス・トレイン

2011年11月28日 | 極楽日記(日帰り)

 アウトバックの帰りに、恒例のヒルトン名古屋「クリスマス・トレイン」を見に行きました。いつもながら見ごたえのある鉄道模型ですが、幅も奥行きもあるので写真にまとめにくいですね。息子たちもぐるぐる走り回ってなかなか止まってくれなかったので、サンタさんにおねだりしているところを記念撮影しました。
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トム・ソーヤミニ運動会(番外編)

2011年11月08日 | 極楽日記(日帰り)

 父兄の綱引きもありました。賞品はビール中瓶あるいはリポビタンD。勝ち負けで賞品が違います。どちらかわかりますね。

 緑地の裏側には使われなくなった遊具の残骸が累々。木製のようなので撤去が難しいわけではないと思います。問題は木材の耐久性かな。

 こういうデザイン性の高いものは値段も高いので、税金で購入するならきちんと考えて欲しいと思います。特殊なハードウッドでも使わない限り、戸外で木のベンチを設置するなら不断のメンテナンスが必要です。

 今回からピクニックの基地はこのテーブルになりました。今まで使っていた合成樹脂のテーブル椅子一体型は、座り心地と耐久性に大きな問題があるので、少々高くても椅子が分離できるものにしました。これなら重要部品がアルミ製で折れにくいし、椅子の座面も布なのでかなり楽です。収納する際には合体できるので、持ち運びも以前の一体型と変わりません。

 耐加重は20kgなので、40kgの極楽息子(大)がテーブルに伸し掛かった時にはかなり危ないと思いましたが、乱暴な息子さえ制御できれば長く使えそうな気がします。先日も同じ攻撃で風呂場のシャワーヘッドを折られましたので、気をつけないと。






ロゴス(LOGOS) アルクリーンPスリムストレージ4 73160106
(LOGOS)
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トム・ソーヤミニ運動会(後)

2011年11月07日 | 極楽日記(日帰り)

 さあ運動会だ。

 パン食い競争は目的がはっきりしているので頑張り甲斐があります。

 ちょっと届かないので「神の手」が出てしまいました。

 うまくやったね。

 毎年子供たちに人気のパンです。

 次は綱引き。人数を揃えてありますので、大きい卒園生がいる方が有利です。

 小さい子の大好きな玉入れもやります。

 たくさん入りましたか?元気よく数えて今年の運動会も無事に終了です。
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トム・ソーヤミニ運動会(前)

2011年11月04日 | 極楽日記(日帰り)

 こども能力開発教室トム・ソーヤのピクニックとミニ運動会です。天候に恵まれず2回の延期があり、11月3日も照ったり曇ったりの怪しい天気でしたが、無事に開催できました。卒園生の参加も歓迎されますので、極楽家の兄弟を連れて行きました。

 場所は例年と同じ牧野ヶ池緑地です。

 広い敷地には遊具がいっぱい。トム・ソーヤからは歩いて来られる距離です。

 高い所に登るのが好きだけど、自分で降りられるのかな?

 平衡感覚を鍛える遊具が多いです。そう簡単には落ちないので大丈夫。

 散歩と森林浴が好きなら外周を散策するのもいい季節です。

 種類がわかりませんが熟した実をたくさん着けた大木。椋(ムク)の木なら実が甘くて食べられるのですが、これは違うようです。

 この3本に分かれた葉脈が特徴的。クスノキですね。類縁のクロモジも同じような黒い実を着けますが、木の大きさや木肌、葉脈が違うので区別できます。
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