雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

悪戦苦闘

2016-08-06 20:34:01 | 地方私鉄(近畿)

 609号だけランボードが追加されているので、帯板でそれらしく表現してみました。これでも不明瞭な写真と比較した結果、ちょっと違うようですが、工作のしやすさと模型としての見栄えを考え、この程度にしてみました。足になる0.5x0.3の帯材を何のガイドも無くイモ付けするのって結構難しいですねぇ。付けて外してを繰り返した結果、これやるだけで2時間位費やしてしまいました。元から入っている中央のランボードも、幅広で1枚板と言うのが如何にも不自然なので、こちらも帯板を2分割で貼り重ねてみましたが、ちょっとゴツくなってしまったかな? さて、盛大に半田がはみ出しているので、キサゲ作業が大変そうですが…

余談ですが、淡路の600形は2輌パンタ側を向かい合わせにして半固定編成を組んでいましたが、今まで搬入時に片方を方転していたと思っていましたが、改めて写真を見ると、床下機器の向きが双方揃っているので、片方のパンタを移設したか、最初からパンタの向きが違っていたかのどちらかの様です。そこで更に阪神時代の600形他小型車の写真を探したら、やはりパンタの向きが違う車輛が同一編成上に混在しています。自由に組成替えできるのがメリットの1M電動車なのに、向きの区分が存在する理由は何故なんでしょうか。


これしか見ることは出来ませんでしたが

2016-08-06 12:15:19 | 地方私鉄(近畿)

 阪神600形の譲渡車と言えば、言うまでも無く野上モハ24が有名ですね。地方私鉄好きな人たちにこれ何だ、と無塗装の淡路609のボディを差し出したら、半数以上が野上と答えたりして...

 勿論私もこっちの方しか見たことはありません。普通のツートン時代の姿も日方で見ているのに、他の電車の真ん中に挟まれていたのが気に入らなかったのか、まだ中坊だった私は何故かスルーしているので、後年に残念な姿になってしまったカットしか残っていません。確か広告期間は1年契約と聞いたのですが、それを過ぎてもそのままだったので、契約を更新したと言うより、多分塗り直すおカネにも困っていたんだろうな…

この色も、窓枠のニス色がお洒落だったり、真正面から見る分には悪くなかったんですけどね。最初見た時、妙に既視感を覚えたのですが、ちょっと考えたら名鉄モ510もこんな色だったよな、と。この手の顔にはこの手の色が似合うと言う事かな。そう言えばこの広告、ラッピングフィルム印刷用の大型インクジェットプリンタなぞ開発されるずっと前の話なので、エアブラシとマスク塗装を駆使した全部手描きだと言うのも、今考えると凄いですね。また、ベンチレータがT字型になっていますが、昭和50年代の写真を見ると、淡路と同じ原形タイプの物が付いていました。昭和60年頃に屋根を補修し、雨樋を更新した時に何かの廃車発生品と交換した様です。