雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

意地でも?米坂線(2)

2009-02-24 22:12:14 | 国鉄型

 1日目の晩は米沢駅前の某ビジネスホテル(不祥事で有名になった?チェーンとは別の方)に泊まり、2日目の日曜日は峠越えに出撃です。

 米沢603発の始発1123Dで伊佐領へ向かいます。A6仕業は順当に、前日A5に入っていたキハ47521(新・新潟色)+キハ52121(旧・新潟色)。勿論?後者に乗り込みます。

 キハ52の車窓から眺める、朝靄に包まれた雪原の幻想的風景は格別です。キハE120のUVカットスモークガラスでは、紫外線と共に風景の美しさもカットされるようで好きになれません。

 伊佐領駅から羽前沼沢方へ2キロ程の所にある定番ポイント。1123D伊佐領到着から、次の上り1128D通過まで1時間弱。普段なら歩きでも余裕で所要30分を切る距離ですが、雪道だとかなり余分に掛かり、結局ポイントに到着した時には、通過予定時刻を10分切っていました。大慌てで機材のセッティングを済ませ、ファインダー越しに1128Dのキハ52127ツートン+キハ47515タラコ(A3仕業)を見送った時はホッと一安心。
 前日のA6仕業にはキハ58+28急行色が入っていたとの情報だったので、順当に来れば、次のA1仕業:3822D/快速「べにばな」はこれが入る筈、と思って待っていたら、青い旧新潟色キハ47+52に差し替えられていてちょっと残念。あと数週間でここを走るこの色の気動車も過去のものとなる訳ですし、考えようによっては、これも「国鉄色」ですけどね・・・

 列車を待っている間には、こんな珍客も…

 本当は越後金丸の鉄橋あたりに移動して、もう上下1本ずつ粘ろうとも思っていたのですが、これだと帰宅は終電間際になるし、いい加減疲れたし、明日は出勤なので、次の下り1129D(A56仕業:キハE120-5+キハ110-135)で坂町まで行き、昼食後1130Dで米沢まで戻る事に。新型のキハE120、要するにE233系の気動車バージョンですね・・・Eの付かない120よりは大分マシと言っときましょうか。キハ110とも総括制御可能なのは初めて知りました。(坂町駅にて)

 戻り1130DのA2仕業は、やはり新津で車輛が差し替えられてしまい、前日A1の国鉄色52じゃありませんでした。青い方は適当にしか撮っていません…これももう無くなるのに…しかも一般色やタラコと違い、他では絶対この色には塗ってくれないでしょうし・・・(小国駅にて)

 国鉄色同士の顔合わせ、あと2週間ちょっとで見ることが出来なくなってしまいます。大糸北線と米坂線、両方とも平成になってから初めてキハ52が投入された線区で、それが最後まで残ると言うのも、何かの縁でしょうか。(米沢駅にて)

(撮影日:2009年2月22日)


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4 コメント

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お疲れ様でした・・・ (つ012)
2009-02-25 21:00:27
米坂すごい雪ですね(当たり前ですけど・・・)。積雪が膝上、との話にビビってしまいました。来週以降は18きっぱー(葬式鉄)達で混み合うでしょうね・・・。

ところで、”ながら”も臨時化?
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これでも少なめで (雪うさぎ@管理人)
2009-02-25 23:13:04
 と言っても、沿線で撮影されるなら、ちょっとスキーに行く位の気持ちで耐寒装備を、長靴は必須、峠越えの撮影をと言うのなら、カンジキ又はスノーシュー推奨ですが、国道は除雪されているので、道端からのポイントを選べは、カンジキまで用意しなくても、それなりには楽しめると思います…詳しくはこのあたりを参照してください↓
http://www.ic-net.or.jp/home/aho-aho/memo.html

私が行った時は、列車が混み合うことも、お立ち台で罵声が飛び交うこともなく、程々のんびり楽しめましたが、通過数分前に大挙して現れ、凄まじいスピードで機材セット→撮影→機材撤収して次のポイントへ風のように去っていくクルマ追っかけ鉄には、毎度のことながら圧倒されます。

多分最後の土日となる7,8日は「激パ」で凄いんでしょうね・・・
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悲しい事に「臨時化」です・・・ (沢鉄)
2009-02-26 06:31:04
実は東海道の「ながら」も定期ではなくなってしまい季節運行にとうとうなってしまいます。
乗客を格安夜行バスに奪われているんでしょう・・・。
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格安ツアーバス (雪うさぎ@管理人)
2009-02-26 20:12:27
 まあ、「安心」と言う価値は、普段は見えて来難いモノではありますが…ツアーバス並みに安全基準を落としても良いなら、うちももっと安く出来ると言う鉄道や路線バス事業者の声が聞こえてきそう…どう考えても同等品を滅茶苦茶安く提供できる訳無いじゃん…

 「ながら」になってからは利用機会も少なくなりましたが、165系大垣夜行時代は散々使った列車が消えるのは、一つの時代が終わったと言えばそれまでなんですが、やはり寂しいですね。
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