こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

BS、新型レガシィに乗ってみた

2014年10月25日 | SUBARU

 昨日から「ツーリングワゴン」の代名詞的存在である「B系」、「レガシィ」がフルモデルチェンジし、「6代目」になりました。ともかく、今回のトピックはなんと言っても「北米主体」になったコトと「レガシィ=ツーリングワゴン」と言われていたその、「ツーリングワゴン」の設定が無くなったってコトでしょう。ただ、「ツーリングワゴン」は無くなりましたが、アウトバックはあります。これは「北米」では「ツーリングワゴンの設定がない」からで、ここでも北米主体の影響が出ているようです。それに日本では「5代目」である「BM/BR」が大きくなり、そこから5月から販売された「VM」が登場するワケになったのです。つまり「VM」があるからツーリングワゴンは必要無いとされたようですね。確かに大きさは完全に北米主体で全長4915mm×幅1840mm×高さ1605mmと「BR」に比べて25mm長く、20mm幅が広がっていますが、高さは変わっていませんね。「グレード」は二種類で「アウトバック」のみの「無印」と「18インチホイール」に「アクティブサス」である「スタブレックス・ライド」、「アルミスポーツペダル」、「本皮シート」は標準装備などの豪華装備がプラスされた「アウトバック Limited」があります。

 さて、試乗しての感想です。なお、個人には意見差があります。

 今回試乗したのは「無印」で「メーカーオプション」は「パワーリヤゲート」のみとシンプルな仕様。車体色は「クリスタルホワイト・パール」。ともかく外から見た感じでも大きさは感じますが極端な大きさでは無く「BR」の時と同じような感覚。当然「B系」と一目で解るエクステリアは好感がもてますね。 中に乗り込むと「幅」を意識する事は無いですが、運転席と助手席の間隔は余裕があり、リヤシートまでは少し距離を感じますよ。今回はあまりじっくりと車内を見れませんでしたが全体的に質感は高い感じはしました。

 視界は最近の流れで「Aピラー」に「三角窓」と「ドアミラー」になっていますが、「フロントガラス」がダッシュボード辺りで終って距離があるので、フロントガラスの圧迫感はなくなっています。「G系」、「V系」は運転席の近くでフロントガラスが終っているので圧迫感があるんですよね…。「ドアミラー」は「B系」らしく縦横が大きく視界は良好。「ルームミラー」での後方視界はリヤゲートまでの距離がある割には視界が良く、「GR」よりも視界は広い感じがあります。これはリヤゲートの窓が大きいからでしょうね。フロントの見切りはまずまず良好、何となくですが、感覚的に掴みやすいと思います。

 では発進です。「リニアトロニック」は今回も改良されており、低速からの「トルクコンバーター」よりの繋ぎがスムースになり、静音性も上がったように感じ、どんどんよくなっていますよ。加速も街中のトラフィックには少し踏むだけで十分な加速が得られますが、エンジンの回転数はそんなに上がらないのは、リニアトロニックの制御が良く出来ている証拠といえるでしょう。エンジン音は適度に聞え、極端に静粛性を狙っていませんから、エンジンの状態を掴みやすくしています。「V系」はココで静音性を上げてしまったので「VA」でもスポーティーな感じが無いんですよ。そして「サスストローク」が「200mm」もあるにもかかわらず、コーナリングのロール量は少なく、辻での小回りの時に少々車体の捩れを感じるくらいで、オーバーハングの重さや「重心」が「腰の辺り」であるのはさすがですね。伸び側もキチンと働いており、地面の凹凸はそれなりに伝えてきますが、フワフワ感や収まりが悪いことが無く高さを感じさせないサスです。私が思うに結構重要なのは「アンダーパワーコントロール」つまり「ブレーキ」ですが、久々に「素直」で良く効くブレーキで、さすがに「試乗車」は「65km」しか走っていないので「アタリ」はまだ出ていませんので、リリースした時に引っかかりがありますが「スーッ」と踏み量に沿ったブレーキングをしてくれます。試乗中、自転車が車道に急にフラついてきて、急ブレーキをかける場面がありましたが、約1580kgの車体をキチンと止めてくれました。少しスキール音はありましたが、「ABS」の作動もキックバックやラムが来ないようになっているのでしょうか、安定して停める事ができました。しかも重心が破綻する事も無く、サスの方もしっかりしているのも確認できたのは驚きはしましたが、良い体験ができたと思います。

 全体的にココ数年の「富士重工」が作った車両では良く出来ており、乗っていて楽しかったですからね。まぁそこは「フラッグシップ」である「B系列」であるからなのでしょう。この私の久々の高評価に私の「SUBARUの師匠」でさえも驚いていたくらい。ただコレが裏目にでて、少々大変な事に発展するコトに…。

それでは本日の登場人物は「SUBARU」に関連しているのでこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エ ルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「BS」が出たという事で早速試乗した「アルテ」さん。その操作性に…。ちなみに背景は「BS」のカタログ表紙です。

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