こたなたよりこんなこと

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名物だし廃線はしてもらいたくないなぁ

2019年01月24日 | 動物園・水族館

 「恩賜上野動物園」の名物の一つと言えば「東園と西園」を結ぶ、営業距離300mと日本最短の「モノレール」を思い浮かべる人もいるでしょう。

 何と言ってもこの「上野動物園モノレール」、正式名称は「東京都交通局上野懸垂線」でして、1957年12月に「日本初」の「常設モノレール」でして、実験線としての役割もあったそうですね。

 それがこのたび「設備の経年劣化」による「運休」が運営管理している「東京都交通局」から発表されたのです。

 現行車輌が2001年に配備されてから17年経ち、経年劣化が顕著に進んでいる事から次回の定期点検を持って運休する事になったそうです。休止中は代行手段として「電気自動車」等を使用し無料運行する予定だそうです。肝心な「運休期間」ですが、これは「未定」でして、この「上野動物園モノレール」は国内唯一の特殊な車輌で、設計・製造に3年ほどかかり、設備も今後大規模改装が必要になるなどの課題を抱え、「動物園全体としての魅力向上」に向けた取り組み等もあるので、このような状況を踏まえて今後の「車輌更新」か「廃線か」を検討するそうです。

 ただ、今回の「老朽化による運休」ですが、過去も「3回」ほどあり、いずれも、今回と同じケースなんですよね。

 運転開始から9年後の1966年に最初の運休がされ、1年後の1967年に「二代目車輌」である「M形」が運行開始。1980年には「都の財政難」と「施設の老朽化」で廃止が検討されましたが、都民の強い要望で1984年に「車輌と設備の更新」で2回目の運休。その後1985年に「三代目車輌」の「30形」で運行再開。14年後の1999年も、老朽化により「3回目の運休」をへて「2001年」に現在の「四代目車輌」である「40形」になったのです。

 このように大体14年スパンで更新されてきたのですが、「40形」は17年も使用しているんですね。

 私も子供の時に何度か乗ったことがあります。まぁここ最近は「乗る」よりも歩いた方が待ち時間やら料金やらでのコストを考えると乗っていませんけど。それでもやはり、子供としてはたった300m、約1分半ほどの時間ですが、普段は感じられない「非日常的」な「特別」な乗車感覚は忘れられません。外から見ていてもやはり「特別感」と「上野動物園ならでは」の風景ですからね。支持されている方も多いですし、私も「継続」を望んでいる一人でもありますからね。

 まぁ、有体な話ですが、運休前に1回は乗っておきたいですね。

 本日の登場人物は、「動物園」なお話でしたので、この方。「オーストラリア」で牧場を経営しており、幼い頃から家畜の世話をし、もって生まれた性格から動物の管理に長け、また本人も動物が好きだったので「野生動物保護官」している「オーストラリアン・キャトル・ドッグ」の「Chefille」である「カリーナ」さん。動物園が好きな「カリーナ」さん、「ウエノ」の動物園の「モノレール」は「ついつい」乗ってしまうそうです。

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