こたなたよりこんなこと

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久喜プラネタリウム総選挙!2018 「ガリレオ ~かがくのよあけ~」

2018年11月18日 | プラネタリウム

 今年の10月11月の久喜プラネタリウムでの「テーマ番組」は「久喜プラネタリウム総選挙」と題して、今までのテーマ番組で人気の高かった番組を、「再投影」しようという趣向でして、先月は「ブラックホール」。まぁコレはぶっちぎりの1位。そして、今月は第二位の「ガリレオ ~かがくのよあけ~」。

 正直、コレは関係者がダレも予想していなかった展開でしたね。予想としては、もっと派手だったり、解りやすいテーマなモノだと思ったのですが、まさかの「ガリレオ」ですよ。見解としては。やはり「小学生でも知っている」と言う部分が大きいのではないか?というコトです。ここ最近夕方に再放送をしている「実に興味深い…。」と言っちゃうドラマは関係無いとは思いますよ。投票自体は今年の夏から始めてましたからね。

 さて、この「ガリレオ ~かがくのよあけ~」は「2009年5月」のテーマ番組でして、丁度この「2009年」は「ガリレオ・ガリレイ」が「望遠鏡で天体観察」をしてから「400年」とのことで「国際天文年」として、多くのプラネタリウムで「ガリレオ・ガリレイ」に関する「展示」や「イベント」を開催していました。この番組もその一環として制作されたのです。

 内容としては「ガリレオ」がどのような、有名な「ピサの斜塔での落下実験」の事。ちなみコレは「オランダ人」がやったらしく、また、正確に大きいな球と小さな球、どちらが早く落ちたかが解らなかったそうですね。なので、実際に「ガリレオ」が実験した方法は「斜面を転がす」事だったそうです。この実験により「物体は重さに関係なく落下速度は同じ」という事が照明されたのです。その他、「惑星」の「逆行運動」から「コペルニクス」が提唱した「天動説」を支持し、宗教裁判にかけられた有名なエピソードや、初めて望遠鏡で「天体観測」をしたエピソード、「月はデコボコしている」とか「木星には4つの月がある」。そして「土星には耳がある」といったのも紹介されています。

 この「ガリレオ」が始めて天体観測に使用した望遠鏡と同じ方式で作られた望遠鏡を覗いた事があるのですが、像は「正立」で、しかもピントは「中心辺り」しか合わず、それ以外はぼやけて見えるのです。さらに、現代でもこんな状態ですから、400年前はもっと研磨技術やガラスの質が悪かったのですから、確かに像は歪んでいたり、ボンヤリとしか見えていなかったのでしょうね。

 このように「ガリレオ・ガリレイ」が「実験」と「観察」により「証明」する事によって「真実」を見出す、「科学の基本」を確立させたのです。

 そして、新たな追加として、本来でしたら、ガリレオが天体観測をして410年目に当たる「2019年」に「NASA」から新たな「宇宙望遠鏡」、「ジェームス・ウェップ宇宙望遠鏡」が打ち上げられる予定でしたが、製作時のトラブルのため打ち上げは2025年になってしまう事も紹介されました。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。人気投票で第二位になった「ガリレオ」に、驚きを隠せない「カスミ」さん、何言ってるんですかね…。

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