こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

コンパクトでフレキシブルなソケットレンチ

2013年01月27日 | 一般

 最近の「BMW Motorrad」は「ボルト類」に「ヘックス」を使っておらず、「トルクス」を使っているんですよ。そして、「車載工具だけでエンジンがメンテできる」とまで言われた「高品質・多種」の「車載工具」は「別売り」となってしまっているので、いまだに「特殊工具」なイメージがある「トルクス」なんぞそこらへんで売ってもおらず、またそれなりの値段がしますからね。ただ、何も「車載工具」が無いのもマズイのでしょう。簡単な「+・-コンパチドライバー」と「L字トルクス」がシート下に挟まっているのです。

 先日、新しく購入した「NAVI」の「VICSアンテナ」の取り回しでボルトを外さなければキレイに取り回せない箇所があり、久々に「車載トルクス」を使おうかな?とシートを上げてみると無い…。以前使ったときにきちんと挟んでなかったのかどうなのかは不明ですが、どうやら失くしたようです。そこで新しくトルクスを購入しようと考えていたのですが、サイズが解らないですし、大抵は1本あればコトが足りるので金額的に高価なセットは無理。そんな時に私の「SUBARUの師匠」が定例の北海道旅行へ行くこととなり、その時に知人の「スナップオン・バンセリング」をされている方から購入できると言うことで「1本買おうかな」と決めたワケです。ですが、ここ最近は少々作画作業が納得行かない部分が多く、どうしてもそちらに重点をおいてしまい、「SUBARUの師匠」に「1本お願いします。ただサイズが不明でしたから、寸法を調べてメールします」と頼んでおきながら、すっかり先延ばしに…。そして「SUBARUの師匠」から4日前にメールがあり「トルクスおさえました」と。正直マズイです。寸法言っていませんでしたからね。まぁ「スナップオン・バンセリング」の方も専門ですから、何となく解ったのかな?と思い、待つ事に。

 そして、本日「東京スバル」が「お客様感謝ディ」と言うことで、昨日東京に戻った「SUBARUの師匠」と会う事になったのです。「トルクス」の話となり頂いたのは「ビットラチェットセット」。いやはやビックリですよ。「L字トルクスレンチ」で十分だったのに「ラチェットセット」ですよ。しかも「スナップオン」の「バンセリング」の方から購入しているのですから。しかし、「スナップオン」はイメージカラーが「赤」ですから、セット用ボックスの箱は「赤」になるのですが、頂いたのは「青」。そしてパッケージには「スナップオン」の「フォント」と同じフォントで「Blue-Point」と。話を聞くにこの「ブルーポイント」、どうやら「スナップオン」の「セカンドブランド」のようでして、後で調べてみたのですが、このようなコトらしいです。

 1923年、スナップオン・レンチ社の唯一の代理店であったモーターツールズ・スペシャリティ社はレンチ以外にも多岐に渡るハンドツールの需要が拡大したため、このような状況を踏まえオープンエンドレンチ、タガネ/ポンチなどをその製品ラインナップに追加。これらのツールはその独特なブルーカラーの仕上げから「ブルーポイント」の名で販売されることになる。その「ブルーポイント」製品は好評を博し、モーターツールズ・スペシャリティ社がブルーポイント・ツール社を創立。1930年にはスナップオン・レンチ社とブルーポイント・ツール社が合併しスナップオン・ツールズ・インコーポレーテッドと社名変更するに至る。

ブルーポイントブランドの経緯はこのような感じで、現在はブルーポイント・ツール社はありません。現在、ブルーポイント(blue point)製品はスナップオン(snap-on)製品の生涯保証に対し短期間の保証しかなく、殆どが他社で生産されるOEM製品となっているようです。 スナップオン製品の中にも他社製品がありますが、それらは生涯保証のスナップオンブランドを表示出来る特別な仕様で作られており、OEM元製品の色やデザインだけを単純に変更しただけのブルーポイントブランド製品とは一線を画する物です。早い話、両ブランド共にスナップオン社の販売ですが、スナップオンは自社生産か自社設計で他社生産委託品の生涯保証品。ブルーポイントは他社(OEM供給元)の設計生産の短期間保証品で色やデザインなど機能に関係ない部分のみブルーポイント仕様。物によってはOEM元と全く同じ仕様でネームが違うだけの製品もある。ということです。

蛇足ですが、スナップオンは永久保証ではありません。工具を買った本人のみに適用される生涯保証です。

 とまぁ、ホントに「セカンドブランド」ってことみたいですね。ただ「スナップオン」が販売するので、それなりのクオリティーは保障されていると言えるでしょう。また、話によると「保障期間が短いけど有償で保証は可能」なそうです。今回の「レンチセット」で言うと「ビット」単品での販売が可能で価格も百円単位なようです。よほどでない限りメカニックでない限りビットが壊れるコトは無いでしょうから趣味で使うには十分ってコトですね。

 今回頂いた「ビットラチェットセット」は「STABIT2190」という品番で「ケース寸法」が「130mm×150mm×55mm」で「三節ミニラチェット」に「-ビット 4.5 5.5 6.5 8(mm) +ビット #0~3 ヘックス6mm AD 米ビット #0~3 トルクス T15 T20 T25 T27 T30 T35」のビットが各1本ずつのセット。何でも私が寸法を言わなかったので、「どれが合うのか」と言う話になり、「それならセットで、こんなのあるよ」と勧められたそうです。実際に「ラチェット」は「全長125mm」と小さく、「三節」になっておりそれぞれが「上下±90°可動」するのでラチェットがそのままだと当たってしまうような所でもフレキシブルに対応できるのです。ビットも「つや消し」で多分硬化処理がされているのでしょう。セカンドブランドと言えどもさすがにスナップオンなクオリティですよ。何と言っても「ラチェットの柄」が「青」なのが良いですね。

 帰宅後早速使ってみました。「BMW Motorrad」ですと多くは「T25」なようです。「ビットホルダー」からビットを取るのですが、端の部分は少々硬いです。コレはまだ新品ですから、その内適度になってくるのでしょう。少々手間取りながらビットを取り、装着。ラチェットがフレキシブルなので、自分の好きな角度で回す事ができるのは良いですね。ただ、「ミニ」なので、ラチェットの「ソケット」部分が小さく、そこから回すのは難しいですけど、心配はありません。ラチェットを「L字」にすればクルクル回せてコレは便利。ビットの精度も高く、グラつく事は無くトルクスなら差し込んで手を離しても落ちる事はありませんからね。ビットをはずす時ですが、「マグネット方式」による保持ですので、ビットを引っ張れば外れます。しかし「ビットが短い」のとマグネットが強力なので、取る時はビットによっては苦労するかもしれません。逆さにして簡単に落ちてしまうよりか格段に良いですが。

 ともかく、よほどの事が無い限りはこのセットで殆ど要が足りてしまいそうです。ちなみにお値段は頂いたので詳しくは教えていただけませんでしたが、「5千円近く」するようですよ。

 それでは、本日の登場人物は、実は「端末」意外の機械に長けていたりするこの方。「北極地域」の気象制御管理をしている「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室  北極支局 北極支局総合副局長 気象参謀」の「雪の精霊」という意味の称号「ニクス」をもつ「イリューシャ・ニクス・グランセリウス」さんです。「イリュ」さんが、以前の上司で今も友人として付き合いのある「ニコ」さんから貰ったのは「ビットラチェットセット」その使い勝手の良さにご満悦なようです。ちなみに背景がその「ブルーポイント ビットラチェットセット」です。そう言えば「ブルーポイント」と言えば「牡蠣」が有名ですね。何でも「海水クロレラ」の影響で「外套膜」がきれいな「青色」をしており「ミルキーなエキス」な「高級牡蠣」が有名ですね?

2013_01_27

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