こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

この番組の主人公って…。

2013年01月26日 | プラネタリウム

 最近「久喜」以外のプラネタリウムに行っていないなぁと思い、行ったのは「新宿コズミックセンター プラネタリウム」。以前から何度も行っている館で、特に珍しいコトは無いのですが、ウチからの距離も無難なのですよ。それに新宿でも「モーターサイクル」を駐車するに困らない場所なんですよ。ただ、残念な所は「フルオート番組」なんですよ。しかも最近の「全天周」を使うような物ではなく、「プラネタリウム冬の時代」とも言える「1990年後半」くらい。この時代は「生解説」と「写真」での投影では飽きられてしまい、「エンターテイメント性」を求めた時代ですが、まぁPCが「マイコン」と呼ばれ「動画」なんぞは到底ムリですから、プロジェクターを駆使して投影する「紙芝居」的な物です。さらに「音声」は当然「ファイル形式」ではなく、しかも「CD」でもない、「テープ方式」。当時はそれが流行りだったんですよ。

 さて、今回の投影は「冬番組」でして「冬の星座と宇宙の神秘(物語 プレアデスの七人姉妹)」です。

 内容としては「冬の星座」は街に買い物に来た父娘が帰宅するに当たって「バス」に乗ろうとバス停へ向かうのですが父娘がバス停に着いた時にはバスが発車してしまった後。バスを待ちながら空を見上げると星が。そこで父が娘に星座を教える流れで話は進みます。紹介する星座は「オリオン」「おおいぬ」「こいぬ」「ふたご」「おうし」で「おうし」で「M45 プレアデス星団」の話となり「プレアデスの七人姉妹」が始まります。そんなこんなで話しているうちに「バス」がやってきておしまいです。

 まぁ、「バスを待っている間」というところの設定はいいですね。簡単な「プラネタリウム番組」を作る時に役に立ちそうですね、「春」で入学して間もなく、友達もあまりいない時に、チョット気になる同級生と二人きりでバス停でバスを待つ、なんかの加減で星の話になり、親しくなっていくみたいな?これを軸に続き物ができるかも?なんて考えられますよ。う~んやってみたいケド難しそうです。

 そして「冬の星座」が終わると「宇宙の神秘」ですコレは「オフィシャルの案内」では

とある町の丘の上。望遠鏡を覗いていた少年と妖精の出会いから、 太陽と地球についてや、宇宙誕生をめぐるお話を上映します。

 とありますが、正直この番組だけですとあまり解らない気がします。結構展開が速く、太陽系から銀河系そして銀河団、宇宙の大規模構造となるのですが、特に解説が無く、「これが銀河系」、これが「銀河団」といった感じで、どのくらいの規模かは説明していないんですよ。それと番組が作られた時代が古いので「宇宙の年齢」が「150億」になっていますからね。「初めの星」が誕生して、その内超新星爆発を向かえ、そこからできた「元素」で惑星が誕生するのですが、その惑星は「地球」が前提とされ、いきなり地球誕生から「ハビタブルゾーン」、要は「生命」と液体としての「水」が存在できる惑星軌道の話がされるだけですから。そして何よりもスゴイのが、「絵」ですよ、「昭和40年代」な感じで昔の「小松崎茂」氏の未来予想図や「楳図 かずお」氏の作品に出るような「劇画タッチ」。しかも主人公は「人間関係が面倒、一人が一番」、「親しくなっても所詮は赤の他人」なんて言ったりする少々「中二病」が入っているのです。なんとも「1990年代」くらいから「中二病」なのっていたんですね…。ちなみに「妖精」は殆ど姿を出さず、しかもあまり説明もしなければ話もしません、なによりも「池田 昌子」さんとなんとも「アレ」を髣髴させますし、実際それに近いセリフも言っていますけどね。ただ、殆ど登場しませんが。

 それでは本日の登場人物はこの方、「アルビノ」の「ニホンオオカミ」系「キャニン族」で「天狼星シリウスの神」である「ソティス」を称号に持つ「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理 天象参謀」。そして「自称 プラネタリウムの精霊」を名乗る「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんの親友かつ仕事でもパートナーの「シグレ・ソティス・アサフキ」さん。「カスミ」さんの付き合いで見た「プラネタリウム」。その話の主人公に対して「シグレ」さんは…。でも「シグレ」さん、「中二病」なんて言葉知っているんですね。

2013_01_26

コメント
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