こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

確かにGTとしては最適ね

2010年07月05日 | SUBARU

 いきなりですが「GVB」に乗ってきました。

 「GVB」つまり7月1日に発売された「WRX STI 4door」ですね。この時点で「ん?」と思った方います?そうなんですよ「こなここブログ」では「商品名」は「正式」な名称を使うのですが、今回は「WRX STI」としてますね。そうです今回の「ビックマイナーチェンジ」によって「インプレッサ WRX STI」は「インプレッサ」の名前が取れてしまったんです。つまり「GT-R」と同じようになってしまったワケですね。でもあちらは現在は「完全に別物」になっていますから「WRX STI」とは違うと言えば違いますね…。多分ですが、これは後2年後くらいで「4代目インプレッサ」が登場した時に「ハイブリットカー」として「ECO路線」に重点を置くようになり、それとは別に「スポーツモデル」として「WRX STI」を独立したモデルとして開発するのかもしれませんね。これはあくまで私の個人的考えですからね。

 それはさて置き、「WRX STI 4door」ですがホントに「GT」してますね~。バンパーは完全にエアロですし、リヤも「ディフューザー」タイプの造形になってますしね。でも「アネシス」のあるので「セダン仕様」は見慣れているといえば見慣れているのですが、ホントまとまりが良いですね。「SUBARU」は「レガシィ」もそうですが「ハッチバック」と「セダン」共にデザインがしっくりきているのが凄いですね。

 「4door」となったからでしょうかね「マフラー」部分も「GRB」とは違い「GDB」のようなサイレンサーが左右に分割されそこからエキゾーストパイプ」が出ているタイプになってました。「5door」は変更が変更が無いので、本当に細かい部分で言えば「差」があるのかもしれませんね。

 「トランク」には「3D形状設計」された「大型リヤスポイラー」が目立ちますね。「3D形状」となっており形は結構複雑ですよ。トランクリッドは「スチール製」です。

 一通りエクステリアを見て、いざ乗車。今回は「標準仕様」と言う事で「バケットタイプシート」で、「レカロ製」とは違い「8ウェイパワーシート」。普段はレカロですから、少々戸惑っちゃいましたよ…。でもまぁ、「標準シート」に始めて乗ったのですが、適度な硬さがあってシートとしては十分な性能は当然ながらありますね。ただ「レカロ」に慣れていると、包み込まれているような感じが無く「ショルダーサポート」も張り出しが弱いのでホールド感はかなりの差があります。その分「乗り降り」はしやすく、極端に振り回さない方でしたら十分でしょう。インテリアとしては「エアコンダイヤル」から左右に伸びている「インパネ」が「高輝度シルバー」から「ダークラスター」になっているトコでしょう。メーターパネルも「レブカウンター」の「目盛」が「500rpm刻み」だったのが「100rpm刻み」に変更されていました。後は私の乗っている「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」とほぼ同じです。まぁ「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」の専用装備である部分、「スタートボタン」や「シフトノブ」は違っていますけど。

 エンジンを始動させるとやはり「セダン」と言う「分割された空間」からでしょうか、「排気音」が小さく感じられ、サイレンサーの配置も違いますから、聞こえる位置も微妙に違っています。クラッチは「踏み込み」は「軽い」のですが、戻りが230km程度しか走っていない「試乗車」だからでしょうか、良く無かったですね、なんか「戻り」が遅いのです。でも繋がりは良く、低回転で接続してもストールはしませんでしたよ。シフトは結構軽く、スッスッと軽快に動いてくれます。ステアリングは変更無しですが、私のは変えていますので、改めてノーマルのステアリング径の大きさに驚きましたね、チョット大きいんですよねあのステアリング。

 さぁ、走り出してですが、エンジンの当たりがまだまだですから、そんなに急激に開ける事はできませんし、私がそういう事をしないので。路面追従性は「伸び側」でしょうかね、そこが改善されたので「バンプ」があるとその通りに動いてくれます。セダンですからリヤの剛性が高くなっているもの要因の一つかもしれません。コーナーリングはさすがに「「5door」に比べると185mm全長が長くなっておりリヤオーバーハングも150mm近く長くなっていますからそのモーメントが感じられますが、これは「ラリー」のように「直角」以上の角度なコーナーでの感じですから「サーキット」のような場所では気にする事もないでしょう。逆にリヤの剛性が高いのがアドバンテージになっていると思います。

 と、まぁ乗ってみて総合的な感想としては当然ながら「A型」よりも細かな点でアップデートされている。って事でしょうか。確かに「WRX STI」と言う特性上「乗って楽しい」クルマである事は確かですね。ただ「セダン」となるとやはり「GT」には向いていますが「ラリー」に使うにはデメリットの方が多いと思いますので、私はやはり「5door」が好きです。

 でも「試乗車」と自分の乗っているのが「同系列」なクルマですと操作系が全く一緒なので手間取らないのが良いですね。

 それでは、本日の登場人物は「SUBARU」な話ですからこの方ですね?「ラリードライバー」で「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Chiefille」である「アルテ・ベルク」さん。ラリーストなアルテさんから見れば「WRX STI 4door」は良くできた「GTカー」なのです。

2010_07_05

コメント
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