千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

鶴屋八幡(麹町)の「柏餅」

2011年05月05日 | スイーツ・菓子
【平成23年5月5日 調査・登録】
 本日5月5日は、五節句のひとつで男子の成長と出世を祝う「端午の節句」です。「端午の節句」といえば「柏餅」が定番です。柏は新芽が出るまで古い葉を落とさないため、家系が絶えないことの象徴とされてきました。
 今日は「鶴屋八幡」の「柏餅」です。「鶴屋八幡」は、元禄15(1702)年に大阪で創業した菓子店「虎屋伊織」を前身とする和菓子業界の老舗です。文久3(1863)年に屋号を鶴屋八幡と改めました。
 《前回のこちらの店の調査・登録:栗蒸羊羹 秋の山
 《前回の端午の節句の調査・登録:宝来屋の「柏もち」





 こちらは「こし餡」です。上方ならではの上品な味です。

 こちらは「みそ餡」です。


★鶴屋八幡 東京店
  所在:千代田区麹町2-4
  電話:03(3263)7766
  品代:柏餅(こし餡2ケ+みそ餡2ケ)1,092円