レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

おかず度、犬度

2024-02-01 09:06:49 |   ことばや名前

 三浦しをんのエッセイで、友達の使う「自分語」が話題になっていたことがある。これについてはまえに書いている。「自分語り」ではなく、自分とその周囲くらいでしか使っていない勝手な造語のこと。私にもそういう「自分語」がある。

『めんつゆひとり飯』に出てくる、主人公の上司(?)である大食いの「炭水化物信者」が、「おかず力」という言葉を使う。おかずを一口食べてご飯を一口食べられる場合それを「1okz(オカズ)」とする。つまり、ご飯がどのくらいすすむかということ。私はこれを「おかずりょく」と思っていたが、テレビドラマでは「おかずぢから」と訓読みにしていた。 (このokzはネットのがっくりポーズに似てるな)

 似たような意味で私は「おかず度」という言葉を使う。ご飯と一緒に口にするのに向いているということを「おかず度が高い」と言う。肉・魚・タマゴが私にとっておかずであり、味付けの濃い薄いはあまり関係ない。
 
 こういうヘンな「度」の使い方は、『王様はロバ』byなにわ小吉 のマネかもしれない。作者が、いろいろな虫の嫌いな度合いを示す際に「飛ぶ度」「きもちわるい度」なんて言葉を並べていたことがたいへん面白かったので。
 
 そういう、私の使うヘンな言葉に「犬度」がある。耳が立って、尻尾がふさっ・くるんとしている犬が「犬度が高い」。オオカミとの縁を感じさせるタイプで、洋犬だとシェパードやハスキーの類(尻尾くるんではないけど)。 こういう好みになったのは、昔、田舎の伯母の家で飼っていた犬のせいだろう、なに犬か意識はしていなかったが、肥後犬かもしれない。
 
 TVK(テレビ神奈川)で平日朝8時半は犬や猫の出るドラマの枠のようである。先々週『幼獣マメシバ 望郷編』が終わって、その次は『犬飼さんちの犬』というのをやっている。マメシバ一郎の飼い主である芝二郎も出てくるらしい。今回メインの犬は「サモエド犬」、初めて見たが、ふくふくしてかわいい。犬度は高い。来週、『幼獣マメシバ』の映画版が放映されるので逃さないようにしないと。同じシリーズの映画も次々と放送されると嬉しい。先月、『柴公園』の映画があったのを逃してたいへん悔しかった!
 
5月1日に付記。
 上記のドラマ枠は4月から17時に移っている。今日からまた『柴公園』を放送する。映画版がまたあることを期待する。
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