『王妃マルゴ』6巻
シャルル9世の死後からのしばらくの間、といっても出てくる年号をよく見れば1774~82なので8年も経過しているのか。『サラディナーサ』で重要な役どころであったスペインのドン・フアン・デ・アウストリアも少し登場していて、この時代はあちこちにスターがいることを感じる。メアリ・スチュアートは幽閉中だと書かれているし。史実から大きく逸脱はできないだろうから、フィクションであろうマルゴとギーズのアンリとの息子ジャックがどう活かされるのか注目。ジャックは事実を知らずにアンリ(のちの3世)を父のように思っているが、アンリのほうでも真に情がわいてくるだろうか。このマンガでもたぶん史実でもアンリ3世ってかなりバカな印象だけど。
『風雲児たち 幕末編』30巻
幕府の使節団が欧州をまわる際、オランダで、通詞たちや福沢諭吉等が、本当にオランダ語を話す人々に接してカンドーしている場面にたいへん興味を感じた。きっと先方でも、こんな遠い国の、平たい顔でヘンな髪型した人たちがオランダ語話せるんだ!と驚いていたに違いない。
パリのホテルから出られない状態での諭吉が新聞を読んでいるシーンで『レ・ミゼラブル』について「こんな文学作品も百年あまり経てばアホなギャグマンガにされたりするんだろうなあ」 コマ外で作者が「112年後です」 半ば内輪ウケで半ば宣伝。
『一の食卓』6巻
新選組過去編は芹沢暗殺まで。(こういう一区切りはよくある)
現在地点(?)は明治4年で、フェリが晩餐会を任されるけど、明(はる)をかばって腕を折ってしまい、女子は厨房に入れないので髪を切って男のふりして力を尽くす、という、ある意味ではお約束の状況。
「第一部完」、確かに一エピソードの区切りはついているけど、過去編での芹沢暗殺ほどの一区切り感はない。作者がしばらく別の作品(といっても旧作の続編)を描くので中断なのだろう。
シャルル9世の死後からのしばらくの間、といっても出てくる年号をよく見れば1774~82なので8年も経過しているのか。『サラディナーサ』で重要な役どころであったスペインのドン・フアン・デ・アウストリアも少し登場していて、この時代はあちこちにスターがいることを感じる。メアリ・スチュアートは幽閉中だと書かれているし。史実から大きく逸脱はできないだろうから、フィクションであろうマルゴとギーズのアンリとの息子ジャックがどう活かされるのか注目。ジャックは事実を知らずにアンリ(のちの3世)を父のように思っているが、アンリのほうでも真に情がわいてくるだろうか。このマンガでもたぶん史実でもアンリ3世ってかなりバカな印象だけど。
『風雲児たち 幕末編』30巻
幕府の使節団が欧州をまわる際、オランダで、通詞たちや福沢諭吉等が、本当にオランダ語を話す人々に接してカンドーしている場面にたいへん興味を感じた。きっと先方でも、こんな遠い国の、平たい顔でヘンな髪型した人たちがオランダ語話せるんだ!と驚いていたに違いない。
パリのホテルから出られない状態での諭吉が新聞を読んでいるシーンで『レ・ミゼラブル』について「こんな文学作品も百年あまり経てばアホなギャグマンガにされたりするんだろうなあ」 コマ外で作者が「112年後です」 半ば内輪ウケで半ば宣伝。
『一の食卓』6巻
新選組過去編は芹沢暗殺まで。(こういう一区切りはよくある)
現在地点(?)は明治4年で、フェリが晩餐会を任されるけど、明(はる)をかばって腕を折ってしまい、女子は厨房に入れないので髪を切って男のふりして力を尽くす、という、ある意味ではお約束の状況。
「第一部完」、確かに一エピソードの区切りはついているけど、過去編での芹沢暗殺ほどの一区切り感はない。作者がしばらく別の作品(といっても旧作の続編)を描くので中断なのだろう。