レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

ヘタリアG8と旅行の気乗り

2011-08-05 05:15:43 | 地理
 「G8」とは通常、英米仏独伊露日カナダであることは承知しているけど、ここからカナダを引いて中国を足した8カ国を「ヘタリアG8」と私は勝手に称している。このマンガでの中心キャラということで。

 去年、『ヘタリア旅の会話ブック』としてイタリア編が出た。本編の抜粋訳と、ミニ知識などが載っている。
 7月にその第2弾でアメリカ編が出た。コミックス4巻の帯に「7月末」予定と書いてあったが実際には少し早かったようだ。私は30日に地元のわりに大きい書店2軒に行ったがもう売り切れていた。イタリアのときにはこんなに速やかになくなりはしなかったのに。作者のコラムの存在と、イタリア語よりも学習者が多いことが原因だろうな。(最寄りの店で取り寄せを頼んで、その日のうちに入荷の連絡があった。他の店舗にあったということだろうか) 英語の苦手な私でも、へーそういうふうに表現するのか、と読んでいてやはり楽しさがある。「味オンチ2大国」がthe two countries with the worst sence of taste、ザ・ワーストセンス・オブ・テイスト・・・ははは。
 ほかにも出るとしたらどこか? 「イギリス」はわざわざ出すのもヘンか、見どころは別にたっぷりあるだろうに惜しい。大学の第二外国語として一般的だということならば、ドイツ語フランス語中国語ロシア語。かつて『エロイカ~』や『摩利と新吾』がドイツ語学習者を増やしていたような影響を『ヘタリア』は持っているのだろうか? 私はポーランド語も欲しいな。

 上記8国で私が行くのにいちばん気乗りするのは、ドイツを別にすれば、そして言葉の不安をおいとくとすれば、--イタリアかな。エウルの博物館で、「少女まんがのようにお美しい」というユリウス=クラウディウス朝の人々の肖像を拝みたい。
 

コメント
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