レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

紀行番組、終わりそうなもの続いてほしいもの

2015-08-31 10:27:07 | 地理
 紀行番組に関しての話題は「地理」カテゴリーにいれているので今回もそうする。

 4月と10月はテレビ番組の改編期。

 私は何本かBSの紀行番組を見ている。BS日テレの、わりに気に入っている『ホテルの窓から』は、ヨーロッパの時だけ見ることにしているが、9月の最後の予定が「総集編」となっているので、もしかするともう終わるのかもしれない。始まったのが12年の10月で、14年4月から曜日・時間が移った。合計3年ということになる。

 始まった時期が同じBS-TBSの『世界一周!魅惑の鉄道紀行』は、まだ終わりそうにない、なんとなく。

 12年4月に始まっているBS日テレ『世界水紀行』、2番目に好きな番組で、まだ続いてもらいたい。ドイツだけでも、ボーデン湖、ネッカー川、モーゼル川、出してもらいたい地域はたっぷりとある。鉄道ものに出てこられないアイスランドをぜひ。

 BSフジ『路面電車で行く 世界各街停車の旅』は、12年12月に初めて放送されたようだけど、再放送が多いのでまだ52回しかない。リクエストしたいのはフライブルク、バーゼル。

 BSフジ『大人のヨーロッパ街歩き』は相当に古いけど、まだまだ終わりそうにない。再放送もたびたび入るけど、それとは別に再放送の枠も設けてあって実にうらやましいーーというのは、フジの『欧州鉄道の旅』と比べているのである。

 私のいちばん好きな『欧州鉄道の旅』は現在はBSフジで日曜夕方6時、しかしスポーツなどでたびたびつぶされる。始まったのは2001年なのでたぶん一番の老舗。しかし年に2回(2回放送ぶんで一組の内容なのでこれは4週)くらい新作でその他は再放送、という状態が続いている。いまは168回まで。今年の2月にあったきり。この、たまには新作があるということが、まだ終わりにはしないだろうと思う根拠なのであるけど、半年それがないのは不安だ。
 168回のうち、なぜか父が録画していた古いのが70本、私が熱心に見るようになったここ3年くらいの新しい録画が46本、全然見ていないのが52本。古い録画はDVD1枚につき4,5回ぶんでCMカットもしていない。新しいのはブルーレイディスク1枚につき22本くらいでCMカットで入れてある。なるべくならば古い録画に入っているぶんだって新しいのに入れたい。しかし、この1年くらい、すでに新しい録画をしてあるぶんをまた繰り返しているので私にはぜんぜんありがたくないのである! (しかもその放送だってたびたび休止するし!) どこを放送するのかどうやって決めているのかもちろんわからんが、どうせならばもっと古いほうをやってくれないか?ドラマと違って順番なんか どうでもいいのだし。

 紀行で、レポーターが現地人と交流してみせるものと、淡々とナレーション説明で進めるものとあり、私はどちらかといえば後者のほうが好きである。『欧鉄』はそういうオーソドックスな流儀で、BGMにその国縁の音楽を多く使うことが特徴になっている。画面の隅に、読めないタイトルの歌など出てくると、この国の歌なのだろうと思ってわからないままに耳を傾けるのが楽しい。

 BS朝日の『ヨーロッパいちばん旅行記』はいまだにドイツは出てこない。

 ついでに言えば、BS-TBSの『地球絶景紀行』は2010年4月から、BS日テレの『世界温泉遺産』は10年10月から、BS-TBSの『地球バス紀行』は11年4月からやっている番組。再放送はほぼない。私はドイツの時だけ見ている。終わりそう?と思うのは温泉。 
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『北欧女子~』『日本のことはマンガとゲームで~』等

2015-03-16 06:59:14 | 地理
 一般のコミックスは「コミックス」の発売リストをチェックしてあらかじめ買うものをだいたい決めておくけど、そこには載っていないものもある。

『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』オーサ・イェークストロム  メディア・ファクトリー
『日本のことは、マンガとゲームで学びました。』 ベンジャミン・ボアズ 青柳ちか 小学館
『「国際人」はじめました。』海野凪子 ゆづか正成  大和書房
『アラスカ・ワンダホー!』世鳥アスカ  イースト・ブレス 
『日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。』 サンドラ・ヘフェリン  片桐了  大和出版

 以上の5冊は、ここ数カ月の間に買ったものだけど、エッセイコミックの棚、しかも紀行・海外というジャンルに置いてあった。内容の点でも、この際「マンガ」よりも「地理」のカテゴリーに入れてみた。日本人から見た異国、およびその逆。

『日本人、ここが~』は、まえに言及したかどうか覚えていないけど私は買って読んだ『ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』と同じ原案者による。
 「欧州人は仕事に命かけません 恋人や家族に命かけます!」というけど、警察や軍人は命かけてくれないと困ると思う。『エロイカ~』をむこうの人が読んで、少佐のキャラに納得してくれているのだろうかときいてみたい。
 「日本のお菓子で外国人に人気なのが「柿の種」」ーーこれはほかでもきいた。
 アジア人が日本語ペラペラよりも、金髪青目の人がカタコト話すほうがほめられてしまうという指摘。「日本語上手」と簡単に言い過ぎるという声もどこかで見たなぁ。

『アラスカ~』
 そもそも「プリンセスGOLD」の連載。私が購読をやめるころに始まっていた。秋田でなく、このてのものをよく出しているイースト・ブレスから出たのは納得できる。でもアラスカといって少佐を連想する読者だって当時いただろうに。
 親の転勤で高校~大学の4年をアラスカで過ごした筆者の体験記。
 ケーキがジャリジャリしていたとか蛍光ピンクがいちばんインパクトを感じるのは『ヘタリア』の刷り込みだろう、さすがアメリカ・・・。
 サーモンやイクラが食べ放題はうらやましい。釣りの場で時々ほかの釣り人からイクラをもらえるらしい(彼らは食べないので)。

『国際人~』は、『日本人の知らない日本語』の「凪子先生」監修。「レレレのおじさん」のような眼に描かれている。外国人に接する際に気をつけたほうがいいこといろいろ。外国語できる=国際人 ではないこと、外国語能力以前に伝えたいことがあることが大切なこと等。

『日本のことは~』
 4歳で「マリオ」にハマり、14歳で「らんま」に初恋だったという経歴を持つアメリカ青年ベンさんのあれこれ。高校で日本語を勉強しようと決意して、でも授業がなかったので学校とかけあって開講にこぎつけてしまったというくだりには、・・・さすがアメリカ、と思わざるをえない。
 大学での友達の帰省に一緒に行ったら鹿児島で言葉がわからなくて落ち込んだというくだりは笑う。なにしろ暗号替りにされたくらいだから。NHKのドラマで標準語字幕がつけられたこともあるくらいだから。
 この絵、『ダーリンは外国人』の小栗左多里さんとよく似ているけど別人なんだろうね。

『北欧女子~』
 日本以外にも違った性質のマンガはあるので、いつも日本流感覚で測るわけにはいかない、しかし日本式を意識して描かれているならばやはりその尺度で見てしまうのはやむをえまい。
 まわりくどい前置きをしたけど、日本マンガの美意識に照らして、日本のマンガの中においても、この絵は遜色ない!と言いたいのである。かわいい。
 ストックホルム出身の筆者が13才でセーラームーンを見て人生が変わり、スウェーデンで漫画家・イラストレーターとして数年仕事をしたあと2011年に日本に引っ越したという。
 『ベルばら』『NANA』『ウテナ』が好きだというオーサさん、「少女マンガの強い女性主人公が日本マンガを好きになった理由の第一かもしれません」、ぜひお友達になりたいものである。
 「スウェーデンでは傘は雨の日しか使わないものだけど日本では・・・雪の日にも役に立つのか!」 ーーえ、雪に傘を使わないの?
 「スウェーデンのメンズウェア」は「オシャレなファッションはまだフェミニンなイメージ」「スウェーデンの男性ファッションはつまらない印象です」  え、そうなの? 北欧諸国ではいちばん垢抜けたイメージがあるけどね。


 「マンガ」でなく「地理」カテに入れたので、多少はそれらしい話題を。

 「アラスカ」といえば私の連想は、まずは『エロイカ』、少佐の部下たちの左遷先。辺境のような扱いを受けていることに対して、30年ほどまえに読んだ青池系サークルの本で、かつて住んでいた読者からある種の異議申し立てが載っていたことも思い出す。
 90年秋にドイツに行った時はデュッセルドルフ空港だったが、給油のためにアラスカ・アンカレッジ空港で数時間過ごした。このとき「アラスカンマラミュート」という犬のポストカードを見つけて、ハスキーみたいな犬の存在を知ったものである。
 
 スウェーデンといえば・・・
 40数年前だと、「フリーセックス」なんて言葉が出回っていた。
 税金が高くて高福祉。
 劇作家ストリンドベリ。
 美女大国。イングリッド・バーグマン。グレタ・ガルボ(見たことないけど)。
 グスタフ・アドルフ、クリスティナ女王。グスタフ三世、フェルゼン。
 第2時大戦では苦渋に満ちた中立。
 ミステリー大国。マルティン・ベック。エリカ&パトリックの事件簿。

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今月は『欧州鉄道の旅』がぜんぜんない!

2014-07-02 06:42:44 | 地理
「3月7日のぶん」

上記のぶんとも重なる。何度も書いているけどまたグチる。

「欧州鉄道の旅 」 
 私がいくつも見ている紀行番組のうち、一番気に入っているのはBSフジの『欧州鉄道の旅』。多くはその国縁の音楽をBGMにして、淡々とオーソドックスなつくり。このテのものでは老舗で2001年の開始、ただし今ではほぼ再放送で、年に1、2度しか新作はない。(2回でひと組になっている)
 6月下旬に新作(アンダルシアのコロンブスゆかりの地とピカソの故郷)が放映されて164回になった。これらのうち、父が以前録画したものが70本。去年あたりから録画し始めたぶんが目下40本。残りが54本ということになる。以前の録画はDVD1枚に4、5本でCMカットもしていない。新しいぶんはBDで1枚に22本くらい入る、CMカットもしている。古い録画のあるものもなるべくならば新しく録り直ししたい。それなのに、ここ数ヶ月というもの、新しい録画のある、放映順も新しいところが続いていて私は「ちぇっ」という気持ちなのだ。おまけに、7月はずーっと放送休止で次回は8月と知ってますますムッとしている。「類似品の番組はいろいろあるじゃないの~」と言われたらまあそうなんだけどね。
「ちょっと贅沢!欧州列車旅行 」
BD日テレの『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』は傾向が近い。こちらは2006年からの放映で全69回、このところ1回目から順番に放映している、3月まで放映してくれたら全部そろえることができる。
 『欧鉄』の放送は、163&164のあとは、8月には152(ポーランド後編)、153&154(オーストリア これはおととしからもう3度目だよ)まで決まっている。このあと仮に155&156(オランダ)までまたは157&158(イタリア)くらいまでするとして、そのあとどこへ戻るのだろう? いっそ第1回まで戻って順番にやってくれてもいい。ただ、この番組はやたらと英国が多くて全体の4分の1を占めている。そういうのが続くと、また?という気になるかもしれない。だから、1・2ライン河、3・4ドナウ河、5・6南フランス  13・14スコットランド  7・8北イタリア 9・10フランス大西洋岸 11・12中部・北イタリア  15・16イングランド南西部  なんていう具合に、英国&アイルランドとそれ以外をひと組・3組という順番で始めのうちはどうだろう。季節ものがあればそれを適宜入れて。クリスマスのドイツならば12月に、「夏の~」「秋の~」はその季節に。
 あ~あ、平日毎日、たまには数時間まとめて放送される『相棒セレクション』並のペースで放映されてくれたらいいのにな~~~!!

 4月からそれまでと方針を変えて、『世界一周!魅惑の鉄道紀行』『大人のヨーロッパ街歩き』『路面電車で行く 世界各街停車の旅』はほとんどBDに録画はしないようにした。『ホテルの窓から』はヨーロッパの時だけ見て保存。『世界温泉遺産』『地球バス紀行』はもともとドイツの時しか見ていなかった。

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BS紀行番組について好き勝手なことを書く

2014-03-07 06:17:03 | 地理

 ほとんどは前に書いたことの繰り返しであるけど、かまわずまた書く。紀行番組に興味のない人にはどうでもいい話であるけど、書きたいので書く!

 

16年4月3日にリンクの貼り直しと一部加筆。
24年7月1日に若干加筆。以下の番組はいまでは全部やっていない。


 去年から、BSの紀行番組をかなり見ている。食事時またはルームウォ-カーで運動しながら。
 原則として全部見ているのは「欧州鉄道の旅」「世界水紀行」「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」「世界一周 魅惑の鉄道紀行」「大人のヨーロッパ街歩き」の5本であるけど、既に見た再放送も多いので全部ということはめったにない。

 
「欧州鉄道の旅」
 いちばんのお気に入りは「欧鉄」である。
 放送開始は2001年、しかしまだ162回、つまりほとんどが再放送であり、たまーに新作があるくらい。まだ見ていない部分がたっぷりあるのでそれでいっこうにかまわない。 過去に父が録画していたのが70本、でもDVD1枚につき4、5本でCMカットもされていないので、なるべくならばこれらもまた新しくブルーレイディスクに入れたい(これだと1枚に22本くらい入れられる)。 新しく録画したのが現在37本。いままだないのが55本。
 いかなる法則で再放送を選んでいるのかわからんが、去年の7月以来、#121から(多少抜けたが)順々に再放送していて、次に#145を放送したら、そのあとしばらく、もう新しい録画のあるものが続いてしまうのだ、私にとってはありがたくない。HPに載っている予定では、5月までの間に#149までがかなり休み休み放送になっている。4月の番組改編のあとも続行とわかったことは嬉しいが、4月5月に放送休止が多いこと、既に去年録画した部分であることで私は少々不満である。#145#146のハンガリー(この番組では同じ国を事実上前後編にする)のあとは8回とばして(なぜか半分しか録っていない)オランダを放送して、このあとはまたまえのぶんにもどってくれたら好都合ーーなのだけど、こんなうまい具合にいくはずもない。それにしても、もしこれからしばらく順番通りに放送して#162まで行ったらそのあとどこへ戻るのだろう?
シンプルに、#1からということでも私はかまわんよ、時々季節ものをいれたりしながら。「メルヘンの世界を巡るドイツのクリスマス」とか「夏のイタリア」なんてタイトルのものはやはりそれに合わせた放送にしてほしい。今年がスイスとの国交150年にちなんでスイスは特集のように放送もいい。
 この番組は、BGMにその国の音楽を使うことがセールスポイントである。(関係なさそうなのもあるけど)字幕に出る、知らない読めないタイトルのポップスや民謡らしい音楽をきくことも私にとって楽しみである。
 いままでの162回の内訳は、英国&アイルランド44回、イタリア16回、フランス10回、スペイン10回ポルトガル6回、ドイツ10回オーストリア6回スイス8回 北欧12回 東欧&バルカン24回、オランダ・ベルギー8回 トルコやオリエント急行など8回  広い意味での英国がやたらと多い。
 19年5月に付記、とうに終わっている。HPがなぜ健在なんだか。ごくごくまれに再放送があるとしても、何年なのか明記しないので過去のことかどうかわかりづらい。

 24年7月1日、まだHPがあることに驚く。


「世界水紀行 セレクション」
 2012年4月に始まった、とは言ってもその前に「アメリカ編」「オセアニア編「ヨーロッパ編」、さらに「ヨーロッパ水紀行」なんて番組もあった模様。
 ちょくちょく再放送がはさまるので、2014.3.12でまだ#76である。内訳:英国4、フランス6、イタリア9、ドイツ5、オーストリア2、スイス5、スペイン6、ポルトガル2、オランダ3、ベルギー3。ギリシア3。アメリカ2、カナダ3、ハワイ3、トルコ3、中国2、ベトナム3、インド2.
 しかしなぜか始めの半年ぶんからは全然再放送がない。私は、カナダのプリンス・エドワード島、スイスのバーゼルをぜひ見たい。
 「水紀行」なので、海辺、川辺、湖畔の町々を中心にしている。北欧神話の故郷アイスランドは、鉄道がないので鉄道系の番組では出番がなく、そのぶんこの「水紀行」に期待していてリクエストもしている。
 ロシアのサンクト・ペテルブルクもめったにないから見たい。
 もちろんドイツだと、ボーデン湖畔、ネッカー河畔(エーベルバッハも含む)、モーゼル河畔、山ほど希望はある。
 2番目に好きな番組。
 15年3月で終了。「セレクション」という名の再放送が4月に開始。
 19年5月、いまも続行中。

 24年7月1日。とうに終わっている。河畔、湖畔の町で見たいところはたくさんあったのに残念だ。


「ちょっと贅沢!欧州列車旅行 」
 そもそもは2006年に始まったようである。全69回。しばらくまえに69回まで(再)放送して、そのあとまた1回目に戻った。それなのになぜか#10までやってそのあと#1#2となっているのはなんなんだ、まさか今期で打ち切りじゃないだろうな、だとしても内容上は#8~#11が北欧シリーズとして一区切りなんだぞ!
 傾向としては「欧鉄」に近い、オーソドックスなもの。
 出てきた国が、英国4回、フランス12回、イタリア11回、スペイン12回ポルトガル2回、ドイツ7回、オーストリア&スイス7回、北欧4回、東欧・バルカン7回   英国の少ないことが「欧鉄」と大きく違う。
 14年9月で終了。


「世界一周 魅惑の鉄道紀行 」
 2012年10月に開始。時々再放送がはいり、いま63回まで。わりあい新しいせいで、ほとんど録画してある。だから欠けている部分が気になる。
 特色は、その町に住んでいる日本人が登場すること。
 「世界一周」と言いながら、まだほとんどヨーロッパしか行っていないのは問題である。ここまでの63回の内訳 英国4、フランス17、イタリア8、スペイン10、ドイツ4、オーストリア2、スイス3、東欧・バルカン3、北欧2、オランダ2、アメリカ4、台湾をSPで一回。もう少し別の地域もまわらないと看板に偽りありになってしまうぞ。
 16年現在は、ヨーロッパ以外もけっこう増えてきている。

24年7月1日追記、

現在はこの番組は、ごくごくたま~に再放送されることがある。

 それにしても、『欧州鉄道の旅』と『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』と『世界一周 魅惑の鉄道紀行』は、慣れないとごっちゃにしそうだな。


「大人のヨーロッパ街歩き 」
 わりに歴史のありそうな番組。
 「時間に追われながら観光名所を巡るのではなく、その町で暮らすように旅をする、そんな新しい形の旅番組です」という決まり文句に、一般住民は毎日すてきなレストランやカフェに行ってはいないだろうに、とツッコミたくなる。
 旅人役(このところは川柳作家のやすみりえさん)がその町に住んでいる日本人に案内してもらうという趣向が特色。私は、この案内役を「スペシャリスト」という名で呼ぶことが耳障りで仕方ない。そこの住人ならではという特別感を意味していることはわかるけど、せめて「スペシャルガイド」とくらいの言葉でいいだろうに。
 見どころをまわりながら、レストランやカフェにはいり、最後には雑貨屋でお土産を選ぶ。
 これ、「大人の~」というよりは「女の~」のほうが合っているのではないか? 少なくとも、海外行きで飛行機に乗ったら機内でウイスキーをお土産に買うようなおじさんが洒落た雑貨屋に行って楽しいとはあまり思えない。いわゆる「女子旅」という感じだ、大人に限らず。それが悪いとは言わないけど。
 16年3月で終了、でも「アンコール」は続く。19年5月、まだ続いている。
 数年後にまた再開する可能性は充分にある、過去にもそうだったようだし。


 「路面電車で行く 世界各街停車の旅」
新しい番組で23回しか種類がなくて、しばらく再放送が続いている。ヨーロッパの時しか見てないーーとは言っても、ほとんどまだヨーロッパしか出ていない、これまた「世界」と掲げているならば広く行かないと。
 
19年の5月に付記、もう終わっているが、たま~に放送される。

24年7月1日に付記、この数年はやっていない。


「ホテルの窓から 」
 2012年10月からの番組。再放送がたびたびはさまる。私はヨーロッパしか見ていないけど、これはあちこち、アジアでも国内でも対象になっている。ホテルをクローズアップしているせいか、ちょっと洒落た雰囲気がある。
 15年9月で終了。

「 地球バス紀行」
 ドイツの時だけ見ている。再放送は入らない。ハンブルクの旅は中々面白かった、ゴジラ好きがきっかけでこの道にはいったという舞台小道具係のおにいさんとか、ジオラマ博物館とか。
 19年5月現在、すでに終わっている。

「世界温泉遺産 」
 これもドイツの時だけ見ている。再放送は時々入る。15年4月から再放送のみになっている。
 16年3月で終了。
 

 こういった番組を見る際に意識することは、
・再放送があるかどうか
・現地人との交流を入れるか
・旅人役が大きく出てくるか

 生中継ではないのだから当然カットしてあって、話しかけても無視されたり感じ悪かった場合は出さないのだろう。「旅人」の背後にはカメラの人や通訳がいて、怪しい者ではないことはわかるようになっているのだろうとは思う。それにしても、声をかけておしゃべりしただけの人についていったり家に招かれたりしていると、見ている私は恐縮してしまう。本当に1対1だったら相当に危険な行為だろう、お互いに。
 「旅人」役が姿を現しているものと、ただナレーション説明だけのもの。前者は「大人の~」(ここで言及してないけど「ヨーロッパ水風景』は女優が出演)、後者は『欧鉄』『水紀行』『贅沢!』『温泉』。 その中間として、姿は出さずに声だけのもの、『魅惑の~』『ホテル~』『バス紀行』『路面電車』。
 私はどちらかと言えば、淡々とナレーションに徹しているほうが好きである。

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ネットから引用 NZのアイスクリーム ケニアの祈り(呪い)

2014-01-16 17:28:43 | 地理
 数年間の間に、ネットで見て面白かったのでコピーしておいたニュース(?)、ここに貼ってみる。引用元はこの中に含まれていることになるのだろうかやや不安だ。
 
まず、なじみの薄いニュージーランド。多少カットしている。


バケツサイズのアイスが200円前後!
2010年8月4日 11時0分 (R25.jp)

 NZのアイスクリーム事情について、現地で日本人向けのサイトを運営している「NZdaisuki.com」の野澤哲夫さんに伺った。
「NZでは年間を通じて、ほとんどの人が1日1~3回はアイスクリームを食べるというのが習慣になっています。1回に食べる量は1~2スクープ程度。“1スクープ”は日本でいうところのシングルサイズ(約100ml)にあたります。日本のビジネスマンの場合、仕事の後にはビールというスタイルが一般的だと思いますが、NZでは“仕事の後にはアイスクリーム”なんですよ。もちろんビールも飲みますが、それ以上にアイスクリーム好きですね」
“お疲れの1杯”ならぬ、“お疲れの1スクープ”ってワケですか。
「そうですね(笑)。また、レストランなどで食後のデザートにはアイスクリームを頼むのが一般的です。日本では女性がオーダーすることが多いですが、NZでは大人の男性も子どもも年配の方々も、みんなアイスクリームを注文します」
ほほう。そんなNZ人が大好きなアイスクリームは、現地ではいくらくらいで売られているのでしょう?
「1.6リットル入りの四角い容器で売られていることがほとんどなのですが(写真参照)、安くて3ドル(195円)、高くて6ドル(390円)ですね。平均的な価格は3.5~5ドル(約230円~325円)といったところでしょうか」
それは安い! 日本でこんなバケツみたいなサイズを買ったら700円前後はするのに…。
「NZ人もアイスクリームの価格はほかの食品と比べて安いと感じていますよ。NZ人の平均年収は約4万ドル(約260万円)なんです。日本は約430万円といわれていますから、だいたい日本の半分くらい。それでもアイスクリームの相対価格は日本より安いですね」
安さの秘密はやはり酪農大国だから?
「そうですね。NZでは牛乳生産会社がアイスクリームを製造していますし、農産物や家畜の資源が豊富なので、アイスクリームの主原料となる牛乳がそもそも安いんです。
(R25編集部)

引用終わり。バケツアイスといえば、『ヘタリア』によって、アメリカでの存在が有名になったが、ニュージーランドにもあるのか。どういう冷蔵庫を使っているのだろうか。まさか、一気に食べてしまうから保管の心配がないなんてことは・・・。


 次のは、『動物のお医者さん』の話題の流れで紹介されていたもの。

呪い恐れ盗品次々返却 店主の「祈るぞ」に動揺 ケニア
2008年01月09日18時55分

 大統領選をきっかけにした混乱が続くケニア東部の町モンバサで、商品を略奪された店主が特別なイ
スラム教の祈りを唱えると公言したところ、呪いを恐れた暴徒が次々と盗品を返しに来る「事件」が起
きている。
 略奪されたのはイスラム教徒が経営する店。タンザニアから輸入した板材やベッド、ソファなど42
00万ケニアシリング(約7000万円)相当が、年末年始にかけて奪われた。
 店主は4日、「伝家の宝刀」を使うことに。スワヒリ語で「ハルバディリ」と呼ばれる特別な祈りだ
。イスラム教徒の多いモンバサ周辺では、悪者に神の正義が下される祈りと信じられている。
 店主の決断はあっという間に周囲に広まり、6日深夜から次々と、暴徒が盗品を返しに来始めた。中
にはリヤカーをレンタルしてまで運び込む者もいるという。
 目撃者の男性によると、暴徒らは「テレビを盗んだ男は逃げる途中に死んだ」「盗んだベッドで寝て
いたら、見知らぬ男が隣で寝ていた」などと呪いを恐れていたという。警察はその様子をやじ馬と一緒
に眺めていたといい、逮捕する動きはない様子だという。


 引用終わり。『動物のお医者さん』で、漆原教授がかつてアフリカに医療奉仕活動に行ったとき、地元民に「呪医(ウィッチドクター)」と誤解されて恐れられたエピソードが出てくるので、上記のような実話があるということはあのエピもリアリティがあったのだなということ。
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BSの紀行番組

2013-08-08 10:53:04 | 地理
 この数ヶ月凝っているのがBSの紀行番組。週に4、5本見ている、主に食事時。
 タイトルの紛らわしいのが、BS-TBSの『世界一周 魅惑の鉄道紀行』とBS日テレの『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』。前者は去年の10月に始まったものでまだ1年経っていない。「世界一周」と言いながらまだヨーロッパとアメリカしか行っていないので、まだまだ続けないと看板に偽りありになるぞ。 後者は、いつ始まったか知らんが、69回まであり、このところ再放送が続いている。そのうちフランス12回、イタリア11回、スペイン12回、ドイツ7回。
 私はどちらかといえば、後者のほうが落ち着いていて好きなので、再放送でいいからしばらく続いて欲しい。
 鉄道ものならばBSフジの『欧州鉄道の旅』が老舗なのだろう、2001年の開始なのにまた158回(そのうち4分の1が英国&アイルランド!)なのは再放送がほとんどなのか? これは、BGMにその国縁の曲を使うことが特色。マイナーな(?)国でそこのポップスらしい歌がきこえるのは中々楽しくて気に入っている。   ライン河のときに、どこかの教会内部を映しながら『ローレライ』なのはいかがなものかと思ったが。
 
 BS日テレの『世界水紀行』は去年の4月からの番組。川、海、湖など、どこか水に縁のある都市や地方という方針。(それにしてはまだヴェネチアが出てきていない) 今年始まったBSジャパンの『ヨーロッパ水風景』という類似品もある(BSジャパンで日曜)、こちらは女優が旅人役なのに対して、『水紀行』はナレーションだけ。

 こういう番組は、「旅人」だの「ナビゲーター」だのが大きく表に出てくるもの、声だけのもの、ナレーション説明に徹したものと違いがある。私はあまりヒトが出ないほうが好みである。案内人が出張るタイプは、その人のファンを惹きつけるかわりにアンチを遠ざけるので諸刃の剣だろう。私とて、もしも、あずみ椋さんの北欧紀行なんてあれば喜んで見るだろうし。
 鉄道紀行は多いけど、鉄道のないアイスランドは出番がない・・・。その点『水紀行』だと条件ばっちりなのだ、出してほしい。


BS TBS
「世界一周 魅惑の鉄道紀行 」
「 地球バス紀行」

BSフジ
「路面電車で行く 世界各駅停車の旅 」
「欧州鉄道の旅 」
BS日テレ
「世界水紀行 」
「世界温泉遺産 」

「大人のヨーロッパ街歩き 」
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男の平均顔 各国のデブ率

2013-05-07 05:45:59 | 地理
ネットで拾った。24ヵ国の男の「平均顔」だそうだ。だいたいは納得できる。ポーランドはもっと良くていいと思う。この中でいちばん美男だと私が思うのはウクライナ。美女の国ならば美男も多くて不思議はない。

「男の平均顔 」

 ついでに、世界のデブ率。さすがアメリカ堂々の1位。
「obesity」

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ガイドブックプラスアルファ

2012-12-12 05:43:43 | 地理
 ビデオ録画の中身をDVDに移して、そのレーベルについ凝って、なにか縁の風景写真でも貼りたくなる。それで『地球の歩き方』の古い版とか、旅行パンフレットから切り抜く。『地球の歩き方』の「ドイツ」は数年ごとに買い替えるのが常で、来年あたりそうしよう。  「フランス」もところどころ穴の空いた本になってしまったので替えたいけど、行く予定なんか皆無なのにガイド本をまた買うのも虚しい気がするのだ。旅行のあてがあるわけではないし。ホテルやレストランの情報はいらん、きれいな写真がはいってて、ミュージアム紹介、各都市の歴史の説明などひととおり書いてあるフランス本が欲しい。
 新潮文庫の『フランスものしり紀行』があるので、ウンチクならばあれで済むとも言えるが。
 ドイツに関しては、JTB『街物語』(主要博物館・美術館が紹介されている)、山川出版社『世界歴史の旅 ドイツ』を持っている。『街物語』はほかに「イタリア」を、ローマにはまったあとで買っている。でもこれ、「パリ」はあっても「フランス」はないのだ。ま、たとえあってもいまはもう売ってないけど。 後者「世界歴史の旅」は、「フランス ロマネスクの旅」があり、「パリ」があり、「フランス」は2巻(以上?)にわたってしまっている。「フランス」で1冊がなぜない・・・。たとえあっても、これまたいまは品切れだろう。   
 ポーランドみたいに比較的マイナーどころだと、観光ガイドでまあいいかと思うけど。私が行くときに買った版よりも、いまの『地球の歩き方』のほうがカラーが増えているのだな。チェコ、スロヴァキアといっしょで1冊なのは変わらん。
 
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アメリカの贅肉と名前のメモ

2012-08-16 13:05:05 | 地理
 数ヶ月まえにネットで「世界のぜい肉の3分の1は米国」とかいう見出しがあった。

「体格指数(BMI)が30を超える「肥満」の大人が抱えている余分な肉の重さは2005年現在、世界合計は352万トンで、
米国が3分の1を占めるとの研究結果を英ロンドン大衛生熱帯医学大学院の研究チームが28日までにまとめた。

 BMIが25を超える「太りすぎ」の超過体重は計1548万トン。これを維持するエネルギーを国別に比較した肥満ランキングは、
米国が1位で、以下クウェート、クロアチア、カタール、エジプトの順。日本は155カ国中、118位だった。」
 と産経新聞より引用。

 先月出た『ヘタリア』5巻でも、各国についての世界でのイメージとして、アメリカについては「FAT」という語が頻繁に挙がると書いてあった。
 ヤマザキマリさんのエッセイでつい先日単行本も出た『Sweet Home Chicago』でも、シカゴでは周囲にデブが多いので自分が痩せているように錯覚するのが危険だと書いてあった。そしておいしい店がなくて高カロリーだと・・・。

 ところでこの本、発売から2日後に地元の書店を3軒まわって初めて発見。同時発売の『アラビア猫のゴルム』2巻はたっぷりあったのに。 あとで、「コミックス」のレーベルでも中身は文章なので一般書のほうに置いてあったのでは?と思ったけど、その3日後に店内を点検してもそういうわけでもなさそう。ネコ話よりも外国エッセイのほうが注目されるのか、発行部数が違うのか? 


 
 机・本棚を整理していて出てきたメモ。
「2004 米 
1.ジェイコブ  2.マイケル  3.ジョシュア  4.マシュー  5.イーサン
1.エミリー  2.エマ  3.マディソン  4.オリビア  5.ハンナ      」
 たぶん、生まれた子供の多い名前がどこかの本に載っていたのだろう。
 「ミカエル」はありがたいのに、マイケルではぜんぜん重々しさがないと感じるのは偏見だろうか。

コメント (2)
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1997年の日本人イメージ

2012-02-15 06:38:35 | 地理
 確か1997年だったと思う、『驚天動地! ウンナンの 世界から見た日本人』という番組があった。外国での日本人に対するイメージを調査したものも報告されており、4カ国でのアンケートが行われていた。
 これの結果のメモが本棚を整理して出てきたので、話のタネにここに書き写す。ブログ内検索してもまだ書いていないようなので。

 アメリカ NY100人 LA100人 シカゴ80 ワシントン80
1、よく働く 2.金持ち 3.車ばかり作っている 4.見た目がかっこわるい 5.家が小さい 6.独創的 7.ブランドものに金を使う 8.NOと言えない 9.知的に見えないけど知的 10.車の運転が下手
  外見イメージ 七三分け・カメラ・メガネ・裸足・出っ歯

ブラジル サンパウロ120 リオデジャネイロ80 ブラジリア50
1.努力 2.正直 3.インテリ 4.伝統を重んじる 5.暗い(仕事のしすぎ、我慢強い、ほとんど笑わない)、内気
6.几帳面 7.疑い深い 8.サンバが踊れない 9.テクノロジー 10.優越感が強い

トルコ イスタンブール110 アンカラ80 チャナッカル50
1.勤勉 2.礼儀正しい 3.時間に正確 4.だましやすい 5.頭が良い 6.まじめ 7.伝統を持っている 8.商売がうまい 9.目が細い 10.冷たい人

フランス  パリ120 リヨン70 ニース50
1.伝統文化を重んじる 2.働き者 3.金持ち 4.親切 5.まじめ 6.かっこいい 7.責任感がある 8.強い 9.長生きする 10.蟻

 これはもうひと昔以上まえなので、変化していることはあるだろう。当時はまだ「クールジャパン」なんて言葉は出てきてなかった(私の知る限りでは)、でもアニメやマンガの進出はこの番組でも紹介されていた。
 トルコの「時間に正確」、「目が細い」には笑うしかない。
 ドイツ・デュッセルドルフの「サムライグループ・タケダ」はここで初めて知った。映画『影武者』をきっかけにして戦国武将にハマった原住民のおじさんたちのグループで、鎧兜も手作りしてコスプレしている。
 アメリカのドラマだか映画だか、「カブキマン」などというわけのわからん代物もあった。
 この番組、何度か授業で見せたけど爆笑されていた。
コメント (2)
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