南月 小6 『ケーキやさん』 版画
どうも幸介です。本日ご紹介するのは、現在学生クラスに通う生徒の小学生の時の作品。彼女の絵はもう何十枚と見てきましたが、いつも色使いや構図にハッとさせられていました。使いたい時に使いたい色しか使わないから、とても実直で彼女そのままの色がいつも絵に出てるんです。しかも無駄に多く色数を増やさない。それがまた良い味になります。僕は毎回絵に「これでもか」と色を使ってしまうので、女性特有の色使いにはいつも憧れていました。そんな彼女の白黒の作品、版画です。版画なのに何ていうか鮮やかですね!この作品は学校で表彰もされたそうです!
この版画、構図ももちろん素晴らしいんですが、何よりも隅から隅までの「根気」が素晴らしい!!もちろん中心の人物が主役なのですが、背景・手前・ポージング・服などの小物に至るまで、しっかりと描ききって完成させています。全部のパーツすべてが支えあって魅力になっています。このまとまり感は凄いですね!そして何より一番良いのは、制作者の笑顔まで見える作品だと事です。きっとこの作品、しかめっ面では作れないでしょう。
しかもこの絵、きっと何週もかかって隅々まで仕上げたような作品ではなく、一時にぎゅっと集中して作品に没頭した制作だったんではないでしょうか。長い時間をひとつの絵にかけて厚みや味わいをじっくり出していくのも、もちろん作品を作る方法のひとつではあります。しかし「鉄は熱いうちに打て」とでも言いましょうか、冷めぬうちにガガンッとたたみかけて新鮮な気持ちを叩き込んでしまう制作方法も、絵を描くのには必要なアプローチだと僕は思います。
彼女の制作スタイルが後者だからこそ、見る側にも気持ちをパッと伝えられる素晴らしい作品になったんではないでしょうか。今後も学生クラスで沢山作品を作っていくことになりますが、今後の作品にも期待大ですね!!
田中幸介
どうも幸介です。本日ご紹介するのは、現在学生クラスに通う生徒の小学生の時の作品。彼女の絵はもう何十枚と見てきましたが、いつも色使いや構図にハッとさせられていました。使いたい時に使いたい色しか使わないから、とても実直で彼女そのままの色がいつも絵に出てるんです。しかも無駄に多く色数を増やさない。それがまた良い味になります。僕は毎回絵に「これでもか」と色を使ってしまうので、女性特有の色使いにはいつも憧れていました。そんな彼女の白黒の作品、版画です。版画なのに何ていうか鮮やかですね!この作品は学校で表彰もされたそうです!
この版画、構図ももちろん素晴らしいんですが、何よりも隅から隅までの「根気」が素晴らしい!!もちろん中心の人物が主役なのですが、背景・手前・ポージング・服などの小物に至るまで、しっかりと描ききって完成させています。全部のパーツすべてが支えあって魅力になっています。このまとまり感は凄いですね!そして何より一番良いのは、制作者の笑顔まで見える作品だと事です。きっとこの作品、しかめっ面では作れないでしょう。
しかもこの絵、きっと何週もかかって隅々まで仕上げたような作品ではなく、一時にぎゅっと集中して作品に没頭した制作だったんではないでしょうか。長い時間をひとつの絵にかけて厚みや味わいをじっくり出していくのも、もちろん作品を作る方法のひとつではあります。しかし「鉄は熱いうちに打て」とでも言いましょうか、冷めぬうちにガガンッとたたみかけて新鮮な気持ちを叩き込んでしまう制作方法も、絵を描くのには必要なアプローチだと僕は思います。
彼女の制作スタイルが後者だからこそ、見る側にも気持ちをパッと伝えられる素晴らしい作品になったんではないでしょうか。今後も学生クラスで沢山作品を作っていくことになりますが、今後の作品にも期待大ですね!!
田中幸介