


幼児クラス
左から:かおり(年中)・ゆつき(年長)・いおり(年長)
今週の幼児クラスは立体工作の日。メインの素材は、幼児の力でも簡単に曲げたり切ったりできる、表面が波型になっている「巻きダンボール」でした。
基本となる家の形はみんな同じだけれど、窓やドアの切り方によって形・大きさが異なり、それだけでも家に個性がでます。またカラーの波型ダンボールを好きな形に切って貼るとさらに素敵なお家になりました。
立体工作では、最初からできあがりのイメージをもって作っても良し、思いつくまま切ったり組み合わせてみたりしながらふとイメージが湧いたり、また偶然におもしろい形を発見したり、どの表現方法にも創造性があります。平面に手を加える事で新しい形がうまれその何かが出来ていくおもしろさを感じ、体験する事が大事です。
ダンボールをクルクルと巻いて立体的なお花の形にしたものを家全体に散りばめれば小花のイメージ(写真左)。同じお花を一箇所にたくさん貼り1つの花に見立てると一輪の豪華なバラになったり(写真中央)。
またダンボールを幾何学的な形に切り取り家に貼っていくと、その貼っていく過程で、おもしろい形になったり、きれいな色の組み合わせを発見したり(写真右)。一人7色のカラーダンボールを存分に使って家を作り、仕上げは土台となる庭に絵を描いたり、庭の周囲につまようじで柵を立てたりと、時間をかけて作った作品です。写真では見づらいですが、窓から覗いている動物や家族の絵もよく描けていますよ。 伊藤