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モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

窓からこんにちは

2008-07-31 23:32:55 | スタッフ講師
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幼児クラス
左から:かおり(年中)・ゆつき(年長)・いおり(年長)

今週の幼児クラスは立体工作の日。メインの素材は、幼児の力でも簡単に曲げたり切ったりできる、表面が波型になっている「巻きダンボール」でした。

基本となる家の形はみんな同じだけれど、窓やドアの切り方によって形・大きさが異なり、それだけでも家に個性がでます。またカラーの波型ダンボールを好きな形に切って貼るとさらに素敵なお家になりました。

立体工作では、最初からできあがりのイメージをもって作っても良し、思いつくまま切ったり組み合わせてみたりしながらふとイメージが湧いたり、また偶然におもしろい形を発見したり、どの表現方法にも創造性があります。平面に手を加える事で新しい形がうまれその何かが出来ていくおもしろさを感じ、体験する事が大事です。

ダンボールをクルクルと巻いて立体的なお花の形にしたものを家全体に散りばめれば小花のイメージ(写真左)。同じお花を一箇所にたくさん貼り1つの花に見立てると一輪の豪華なバラになったり(写真中央)。
またダンボールを幾何学的な形に切り取り家に貼っていくと、その貼っていく過程で、おもしろい形になったり、きれいな色の組み合わせを発見したり(写真右)。一人7色のカラーダンボールを存分に使って家を作り、仕上げは土台となる庭に絵を描いたり、庭の周囲につまようじで柵を立てたりと、時間をかけて作った作品です。写真では見づらいですが、窓から覗いている動物や家族の絵もよく描けていますよ。  伊藤



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人物クロッキー会

2008-07-30 23:39:57 | スタッフ講師
人物クロッキー会が今度の土曜日 8月2日 16:00~18:00 に開催されます。
今回のモデルさんは久し振りに男性で、20分ポーズを5回とも同じ姿勢でとってもらう、固定ポーズとなります。
モデルさんを見ながら人物画を描いてみませんか?ミオス生徒さん以外の方も参加していただけます。アドバイスが必要な方はお申し出下さい。お待ちしております!
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物 画材 スケッチブックetc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

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楽しい水彩画。

2008-07-29 23:32:18 | スタッフ講師
Sa2a0019_2幸子 『自画像』水彩画

幸子ちゃんが最近ハマっている水彩画をご紹介します。今までは色鉛筆などで人物画を描いていましたが、水彩という画材が彼女にとって一番合っているみたいです。写真を見ながら細かい着物の柄やバックの柄を彼女なりに表現しています。色も単色ではなく、ひとつひとつ混ぜて色を作り丁寧に塗り分けています。背景も写真に忠実にマーブル柄をにじませて色を塗っていました。
以前は何度も先生を呼びにきたりと集中力がなかったのに、水彩画を描く様になってからの幸子ちゃんは夢中になって描いているようです。色を選んで混ぜたり、塗ったりするのがとても楽しそうです。
幸子ちゃんが描く水彩画はとてもアジのあるタッチが独特で、それが彼女のタッチとして確率されつつあります。次の作品が楽しみです。

しまだひろみ



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GLOW IN THE DARK

2008-07-28 23:43:04 | スタッフ講師
100drawing酒井由里 高3 「100のあかり」

こんばんは、もしくはこんにちは。幸介です。

本日は美大受験を目指す生徒の作品を紹介します。
画像では8枚のドローイングをアップしていますが、彼女は今回、ポストカード大のドローイングを100枚描きました。ランプやロウソクなど、100種類の灯りです。

一枚一枚とってもドローイングとして素敵ですが、100枚という量を仕上げた事が素晴らしいですね。蛍光塗料で暗闇で光る仕組みもあり、デザイン的にも、壁に100枚並んだ時の印象など良いんではないでしょうか。

物事は何事も積み重ねですが、芸術の道もデッサンやデザインの積み重ねです。しかもただ積み重ねるだけではなく、構図や捉え方やアイデアなどをそれぞれの作品に考えぬいての積み重ねです。

僕は普段講師として学生達には偉そうな事を言っていますが、こうした積み重ねを沢山してきたから今のセンスがあります。もちろん、小原先生や嶋田先生や、スタッフ全員がそうです。数えきれない、当人も忘れるくらいの作品と苦悩の末に今があります。

酒ちゃんにも今後どんな苦難が待ち受けているかもしれませんが、最近彼女のデザインには少し「何か」が見え始めた気がします。それは「センス」かもしれないし「こだわり」のような気もします。今回の作品の経験を糧に、もっとステップアップできる事でしょう!!

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一番人気の馬(?)でした

2008-07-27 17:21:26 | スタッフ講師
St330044_2加余子 6年 油彩

小学生にして、光と影の魔術師レンブラントを超えてしまった。やすやすと。
私が小学生の時カヨコと友達だったら、嫉妬を通り越して脱帽。筆を折って、美大なんていこうと思わなかったに違いない。
会わなくてよかった!
もう私のことなんて師匠と思わなくていいんで、ドンドン踏み越えて行ってくれ!(あ、思ったことないっか。)   オバラ

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イベントの作品

2008-07-26 23:18:35 | スタッフ講師
2PhotoIn Rem Speep 赤尾
お久しぶりです。赤尾奈美です。
今日は階段のボードにも貼り出してあった、7月4日と12日のイベントの作品を紹介します。
In Rem Sleepというテーマで、絵画、映像、音楽の3点の融合イベントに参加しました。
私の作品は植物と人間がひとつになるという設定で、女の子の身体から植物が生えています。
こちらの絵に友人の作った映像を映し込むため、映像が栄えるように銀箔を貼っています。

自分の作品に映像を映しこむというのは初めての経験でしたが、
映像が変わるごとに作品も変化し、色々な場面が想像できて面白かったです。
また自分一人の力ではなく色んな人と協力してひとつの空間を作り上げることは、それぞれの個性やアイディアが加わって、自分だけでは思いもつかないものができあがります。

音楽を演奏する人、映像を作れる人、絵を描く人・・・それぞれが協力し合い、ひとつの空間を作ることを
いつかミオスの生徒さんたちとも行ってみたいですね♪

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油絵完成3

2008-07-25 21:20:56 | スタッフ講師
木曜クラス行きます!
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油絵完成2

2008-07-24 23:47:30 | スタッフ講師
水曜クラス、いきまーす!
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油絵完成

2008-07-23 02:02:00 | スタッフ講師
まずは火曜クラスからドドドッとご紹介!完成した順に60枚紹介する予定ですので、お楽しみに♪
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お気に入りの絵本

2008-07-22 23:48:06 | スタッフ講師
Sa2a0017_2最近、久しぶりにイラストの仕事が入ってきました。(最近はテディベアの方が忙しかったもので‥‥)学習教材用の絵本の仕事です。絵本と言っても、16ページのソフトカバーの簡単なものですが。
ひさしぶりに家にある絵本を引っ張りだし、資料として参考にしました。写真の絵本は私の一番のお気に入りの絵本です。これは洋書で、大人になってから買ったものですが、日本語版は『しろいうさぎとくろいうさぎ』という題名です。

この本を初めて手にしたのは幼稚園の頃、骨折で半年近く入院をしていた時でした。親戚のお姉さんがこの絵本を買って来てくれました。おしゃれな表紙ときれいなイラストは、今までに見てきた絵本とは比べ物にならないくらい素敵に感じたのを覚えています。リアルなうさぎのイラストなのにかわいくて、とても衝撃的でした。子供の頃から絵を描くのが好きだった私は、よくこの絵本を見ながら真似して描いたりしていました。
日本語版は今も実家にありますが、つい英語版も買ってしまいました。今見てもおしゃれでかわいいこの絵本は私の一番のお気に入りです。
私が描いたイラストの絵本を見て子供達がなにか感じてくれたらうれしいです。
しまだひろみ

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スタッフ紹介

2008-07-21 00:04:00 | スタッフ講師
ミオス ホームページ“スタッフ紹介”のページがリニューアルしました。
今回はスタッフの作品を一人4点載せています。ぜひご覧下さい!

私達スタッフが自然に写るように、撮影に協力して頂いた生徒さん方、本当にありがとうございました。

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美術館、もしくは建築のススメ

2008-07-20 15:51:56 | アート・文化
Mobile_art01_8
今日は、先日行ってきました展覧会のお話。

「CHANEL MOBILE ART展」シャネルによる現代美術展です。
(写真左より全景、内部、面)

当ブランドやカルティエなど、いわゆるスーパーブランドと呼ばれる財団や大企業が、自分たちにしかできないやり方で美術を収集、支援してくれるのは社会的に大きな価値がありますよね。(もちろんバブル期のような投機目的ではなく)
そうして各国より選ばれたアーティストによる、シャネルの象徴的アイテムであるキルティングバッグの新しい解釈がテーマ。

何より 今回その中身をも超える特徴は、ザハ・ハディドという女性建築家による「移動する美術館」ということ。建物ごと移動していくわけです。東京、ニューヨーク、香港、パリなど6都市を巡回中、今はニューヨークへ移動しています。(少し前には各都市のコンテナを使用した移動美術館「ノマディック美術館」もお台場にきました。世界的にコンパクト化する技術力も上がり、ちょっとしたトレンドはあるのかもしれません)

彼女のスケッチは建築の構想のためとは思えないような、流線型が入り交じった一枚のデザインとしてとても美しいもので、個人的にも大好きです。しかしそれらの計画は革新的すぎたゆえ、長い間実現しないプロジェクトも多くありました。
ツルリとした、有機的で流れる造形のこの仮設建築が今また一つのカタチになり、解体され、すぐに消えていく様子を体感できるという稀な機会でありました。
(展示の中身のお話、ここでは割愛します。もしタイミング良く今後の予定地に訪れることがあれば、その目で体験してください!)

美術というと絵画や彫刻や舞台などを思いつく方も多いかと思いますが、この都市に立つ建築も「人を内包する彫刻」と呼べるものがあります。
古いもの新しいもの、自分の気にいった美しい建築を探すことで、新しい美術鑑賞の幅まで広がったら面白いですね。

ちょっとマニアックなお話におつきあいいただき、ありがとうございました!


そして
大人クラスの方など何度かお話が出たことがありますので、いま思いつく都内近郊の美術館(もしくは集まっている場所)で、オススメのものをいくつかあげてみます。
・上野(古典から近 現代・科学系まで幅広く美術館があります)
・六本木(ヒルズとミッドタウン、国立新美術館など)
・東京都現代美術館
・世田谷美術館
・原美術館(個人的に内部の雰囲気も含め、おすすめ度高め)
・東京都写真美術館
・神奈川近代美術館

デザイン系なら
・クリエーションギャラリーG8
・ggg ギンザグラフィックギャラリー
 (上記の二つは場所も近く連動した企画も多いので、一度に行くといいかも)

などなど。
まだまだギャラリーありますし、時期によって様々な企画に変わりますので、興味があればぜひぜひリサーチ&足をはこんでみてはいかがでしょうか!

いしやま

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勝ち負けじゃないけど

2008-07-19 23:06:19 | スタッフ講師
Aburakabe_3現在小学生クラスで描いている油絵ですが、6月6日のブログに書いた『小学生の油絵の楽しみ方のコツ(?)として、下書きの段階から“気になる作品”の目星を付け、どんな風に完成されるのか見守る、というのをお勧めします?育成ゲームというよりは、まさにギャンブル!(何が?)』という記事から、大人クラスの何人かの生徒さんから「見続けている作品があるんですが、もしかしてこれで完成でしょうか?もうちょっと粘って欲かったなぁ。」「目を付けていた子、期待以上の作品です!私見る目あるかも!」「負けた。最初から勝てる見込みもなかったけど…。しかも早い。」なんて楽しい感想を頂いています。
これから賭けても遅くはありません!ぜひお気に入りの一頭、じゃなかった一枚を見付けてください!   オバラ

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真実を見極めろ

2008-07-18 21:26:26 | スタッフ講師
1_141_21_1251_142健人 小6 油彩

目がいい!ほこりだらけの汚い石膏像なのに、光の当たる道筋をきちんと見極め、影と汚れの違いを理解して表現している。
制作態度も、生活態度もイマイチやる気が見えず、褒めても「フン」と鼻を鳴らすだけ、感情を表に出さない彼(小学6年生で、いい子ちゃんでも気持ち悪いし、逆に将来が心配になるからそれでいいんですけど)ですが、絵は隠せないんですよ。本来の彼の誠実さ、真面目さ、頭の良さ、情熱。
子ども達の作品から、性格を見極めても面白そう!?   オバラ



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風鈴

2008-07-17 23:45:59 | スタッフ講師
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幼児クラス
左から:みお(年長)・さく(年長)・いおり(年長)・たくや(年中)

紐で吊り下げたかわいい動物達。実はこれ、風鈴なんです!
ペットボトルの底側の部分を逆さまにし動物の顔にして、紐で吊り下げたところに動物の体をつくります。紐の先端に鈴がついているので、風が吹くと動物がゆらゆらと揺れ動き、鈴の軽やかな音が鳴ります。今この暑い季節にぜひ窓辺に下げてほしい作品です。

そして、この日はもうひとつ作りました。ペットボトルの残り部分も無駄にはしません。キャップ側の部分では、けん玉が作れます。このような作ってすぐ遊べるおもちゃは、楽しさ倍増ですね。授業後ふと気づくと、お迎えにみえたお祖母様をこども達が囲んでけん玉遊びのコツを教わっていました。   伊藤




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