4月28日(日)より5月6日(月)までのゴールデンウィーク中、通常授業はお休みです。(小学校受験のプライベートレッスンのみ開講)
お間違えの無いようお気を付けください。
なお、休業中はブログもお休みさせて頂きます。
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松野 油彩
岩田です。
今回は、松野さんの油彩をご紹介します。動物を描くのが大好きな松野さん。今までに馬だけでも何枚描いてきたのだろうという感じ。そんな中でも今回は、近作の馬の絵2点を掲載しました。
右手は、3頭のの馬がこちらに走ってくるシーン。
こういうアングルだと手前から奥への空間を出すのが難しく、作者もそこに苦労していました。しかも元にした写真も、走っているだけに足がぼやけているので、それをどのように描くべきかにも戸惑っていたのですが、仕上がってみれば、特に真ん中の白馬は、足先にいくにつれて色が変わっているところなども含め自然で、とても素敵に描くことができました。
左手は、最新作の鬣と尻尾が凄く長い白馬。
その限りなく白い印象をいかに立体的に表現するかというところが上手くいかず、何度も色の調整を行っているようでしたが、光を受けた部分から側面に回り込む陰の色まで実に美しく描かれています。更に、光を透過したような鬣と尻尾の表現も見事。
枚数を重ねるごとに、色感が良くなっていく印象を受けます。今描いている鳥もがんばってー。
小嶋 透明水彩
大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、小嶋さんの水彩作品です。可愛らしい招き猫が1枚の画面に沢山描かれていますね!いつまでも眺めていられるような癒しの光景です。こちらは小さな招き猫の置物を持参され、それを見ながらイラスト調に仕上げていきました。イラスト調に仕上げる場合、色の組み合わせや線の運び方はより気を遣う必要がありますが、小嶋さんは全体はパステルカラーで柔らかくまとめ、1列ずつモチーフに関係を持たせ描かれていますね。
元々はデッサンや色鉛筆画で動物やそれらの置物をモチーフにして描かれてきましたが、今回イラスト調の作品を制作し「自分がやりたかったのはこれかもしれません!」と目覚めていたそうです。初めての描き方を模索しながらも、楽しんで描かれているのが作品からも伝わりますね。
シンプルな画面ながらも、猫の立体感を感じさせるために薄く明暗を作っています。猫たちも1匹1匹違った柄で描かれており、華やかな画面となっていますね。1列目の猫ちゃんの後ろに描かれている食べ物は、その子達の好物なのでしょうか?アイス好きなメガネ柄の子の表情なんて、なんとも言えない可愛らしさがあります。上2段に対し、下段は夜空を見上げる後ろ姿で描かれています。表情が見えないながらの、哀愁ある背中が味わい深い光景ですね。何を思ってそれぞれの空を見上げているのでしょうか?
猫達の穏やかな表情や、温かみのある色合いからは作者の人柄までも読み取れる様な作品。皆さんが気に入った猫ちゃんはどの子でしょうか?
去年に比べて体力がついた気がします、マユカです!かなりの頻度で散歩するようになってから、風邪もひいていません!
さて今回はサヤカ先生やナツメ先生に引き続き、小学生クラスの4月カリキュラムについてのお話をしたいと思います!…とはいえ、授業の様子や技法なんかについては既にお二人がお話してくれているので、私は更に、上手く描くコツなんかを綴っていこうかと思います。
さて、水というものは透明ではありますが、周囲の色や風景が映り込むため、しっかりと描き込まなければつるりとした印象さえ与えることができなくなってしまいます。そこで子どもたちに何度か伝えたのが、周囲の色を溶かして広げる方法です。例えば水面の波紋などは、ただ補色のオレンジや黄色などを乗せるだけでは線のように見えてしまい、映り込んだ光や色というよりは、汚れっぽい雰囲気をもってしまいます。しかし、色を乗せたあとで、輪郭を水のみで滲ませてあげるたけで、周囲と馴染んで自然な雰囲気になります。
更に、このつるりとした水滴はビー玉や宝石を描くときにも使えますし、周囲の色が水には反射する…ということを覚えていれば、風景画を描く時に川や海、湖や池などにも応用が効き、ただ青っぽいだけの水にならず、景色に溶け込むような水面を描くことができるかと思います!子供たちに配った冊子には他にも、飛沫の描き方やミルククラウンのような形の水の描き方、流れる水の見本など、様々な姿の水が載っています。是非お家でも見ながら描いてみてくださいね!
様々な場面で描くことの多い「水」というモチーフ、ありふれているからこそ、更に極めていきたいものです
ナツメです。昨日のサヤカ先生に続き4月小学生クラスのカリキュラムをご紹介します!
画像は最終作品のぽちゃんと跳ねた水滴の一部です。水面に反射した色をきちんと水滴にも反映できています。それぞれ水面のきらめきや広がる波の様子などよく描けていますね!青と白の絵の具だけでしずくを描いていた時は、低学年↑を筆頭に絵の具に慣れていない子も多かったのですが、この絵を描く頃には絵の具・水分量の調節、筆の洗い方もお手のものでした。
水滴は低年齢でも手軽にリアルに描ける上に汎用性も高いので、今後いろんな場面で活躍すること間違いなしです。本物の水のように自在に形を変えたり、周りの景色に合わせて映り込みの色を工夫すれば、更に表現の幅が広がりますね。
これさえ覚えておけばノートの端でも教科書の表紙でも好きなところに、まるで本当に濡れているかのような落書きができちゃいます!今回水滴マスターになった皆には、ぜひ最後のページにある「上級編 飛沫の描き方」にもチャレンジして欲しいですね。中高生の上手なお手本も載せたので、GWの空いている時間にでも真似して描いてみて下さい!
サヤカです!大学2年性となり、新入生との距離感にドギマギしています…今回は、小学生クラスの4月カリキュラムをご紹介します!なつめ先生が作ったテキストを参考に、1ヶ月掛けて3枚の水の絵を制作しました。1枚目は鉛筆で描く雫。2枚目は水彩絵具で描く雫。3枚目が写真の『ぽちゃんと跳ねた水滴』です。
1枚目の鉛筆画の雫は、1時間もかからず完成させましたが、お手本をよく観察してリアルな雫の質感を鉛筆のグラデーションで再現しました。グレーの下地を作るために、鉛筆を滑らせ、指で擦るのですが、鉛筆の跡がなくなるまで擦るため、みんな指を真っ黒にして必死!仕上げに、消しゴムで抜いて光を表現すると、ここで一気にクオリティがあがり、興奮する様子が伝わってきました。
2枚目の水彩絵具で描く雫は、青と白の絵の具だけで光をうまく表現し、クオリティの高い作品となりました。低学年の子達は、水分量の調節が難しく、グラデーションに苦戦していました。高学年になると、テキストを見て、光の入れ方を工夫したり、緑や黄色を使って繊細な光彩を表現したり、オリジナルの要素も加わってより素晴らしい作品に!
3枚目の創作風景を添えていますが、3枚目にもなるとみんな手慣れてきたのか、水滴の部分も水面に跳ねた水滴もスイスイと描いていました。水滴だけでなく波紋も描き、1枚目・2枚目での練習が生かされ、立派な一枚の絵になっています。
難しそうに見える水の描き方ですが、ちょっとしたテクニックや一工夫でリアルに再現することができます!普段好んで描くのはイラストでも、リアルに描けるコツを知るとデッサンにも興味が湧いてくるのではないでしょうか?!
「ん?晴さんって、聞いた事ある名前のような?」と思ったミオスフリークの皆様、そう、武蔵美の油絵科に合格しているハルです。ちゃんと第一志望の藝大デザイン科も現役合格しました!
余談ですが、外看板に『藝大デザイン科、現役合格!ハルおめでとう!』と貼って自慢していたら、通りすがりの方に「大学って普通現役で合格するものじゃないんですか?」と声を掛けられました。しないから!藝大は多浪が当たり前だから!そんな話をハルにしたら「でも今年のデザイン科は現役5人もいますよ!」とのことで、入学してから現役合格でイジメられる心配もなくなりホッとしました。
しかし彼女はいつもソツなくなんでも器用にこなし、必死さがまるでない人なんです。恵まれた才能で、苦労もしないで余裕で合格したように見えるクールビューティー。(ルックスも良い!)藝大にいるんですよね、こういう人。同じ年だったら嫉妬で絶対ハルと友達になってないわ!(笑)
晴 高3(現在大学1年生) デザイン画
藝大のデザイン科と私大のデザイン科の試験内容の違いは多々ありますが、まずはコレ↑。藝大は絵具をグラデーションにしていいこと。ファインに近いセンスですね。私大はグラデーション禁止なので、立体的に見せたい場合などは、混ぜないように隣同士の色を少しずつ変えていきます。
上段-ケント紙(左はプラス飴) / 下段-水粘土
物凄い違いはコレ↑ 紙立体 or 水粘土立体がある!
試験の問題例
与えられた「ケント紙」「トレーシングペーパー」「紙風船」を用い、各々の材料の特性を活かしながら「空気」をテーマに立体構成しなさい。
言葉(動詞)をテーマに、巻き段ボールと一辺が5㎝の立方体をモチーフにして、粘土で造形表現をしなさい。(隠れる・朽ちる・叫ぶ・笑うetc)
以下、藝大HPから抜粋
発想力・問題読解力・適応力・展開力を判定する機会として考えています。問題の要点を理解し、柔軟な発想で自分なりの答えを探し出し、それを独自の表現として定着させる──そうした高度の表現力・造形力を求めます。
あらゆるデザインの現場では、制約を柔軟な発想をもって積極的に受け入れる適応力が必要とされています。藝大デザイン科では、日頃から物事を綿密に観察して対象の中から本質的要素を引き出す描写力をもつと同時に、与えられた問題に対してこれまで訓練してきた表現を繰り返すだけでなく、その場で考えて自分の引き出しの中の経験や技術を組み合わせて適応していく能力をもつ人材を求めます。
紹介する順番が前後してしまいましたが、一次選抜は 石膏像デッサンか構成デッサン、選択制の「鉛筆写生」です。まず第一関門を突破しなくては、デザイン画も立体もチャレンジできません。
以下、藝大HPから抜粋
「石膏像デッサン」は石膏像を中心とした三次元のモチーフを観察し、自らの判断力で対象のもつ形態的特徴や精神性を抽出し、二次元に再構築する描写能力を判定します。
「構成デッサン」は与えられたモチーフや想定モチーフを自由に構成してデッサンを描く試験です。写実力に加えて、自分なりの意図をもって画面を構成する設計力(デザイン力)を求めます。着想の斬新さを重視する試験ではなく、設計意図を美的形式に落とし込む基礎描写力を見ていきます。
と、ベールに包まれた藝大デザイン科の話で長くなってしまいましたが、ハルも3月からミオスで講師をしてくれていますので、皆さんと会う機会もその内あるでしょう。お楽しみに!
加瀬 油彩
岩田です。
今回は、加瀬さんの油彩をご紹介します。
こちらは、おうちのソファでくつろぐワンちゃん達を描いた作品。何かに気づいてそちらをフッと凝視しているような姿が面白いですね。
主役を右に寄せ、視点の方向を空けている構図が効果的で、見ているこちら側に、「誰か知らない人が入ってきたのかな?」「キッチンでご飯の準備をしているのかな?」といったように、視点の先で何が起こっているのだろう?という想像力を想起させます。
ワンちゃん自体も、いつもよく見ているからこその眼差しで描かれており、特に動物ならではの無垢な顔の表情が印象的です。
こちらは、全てを写真の通りに描こうとし過ぎて、主役のワンちゃん達が目立たなくなってしまい、完成までにかなり時間が掛かりました。写真を元に描くことは、一般的なことですが、背景と主役の色の関係や、見せるべきところとそうでなないところの描き分け等、写真をそのまま描き写すのではなく、あくまでも絵画作品に仕立てる為にの施策を考えることが大切です。
前回のブログでも佐藤先生が『絵を描く時には「いかに描くか」と同じくらい「いかに描かないか」も大切』と書いていましたが、作者が表現したい世界観をもっと考え抜いて制作すると良いかもしれません。
香月 油彩
大竹です。今回ご紹介させて頂くのは香月さんの油彩作品です。2枚ともご家族(お孫さん・奥様)の写真を元に描かれています。
左の作品は水族館に遊びに行った際の風景ですね。お孫さんが差す指の先には、宇宙のように水と魚たちが広がっており、2人がはしゃいでいる声までもが伝わってくる1枚です。子供らしい、小さなおてても可愛らしいですね。水槽の水は油絵の特性を活かし、美しいグラデーションを作っています。それにおり、画面に奥行きが感じられますね。画面上部から水を通過した光が子供達に当たり、逆光となって描かれているのもより一層2人の存在が際立つように工夫されています。
右の作品は京都の貴船神社の本宮参道に立つ奥様を描かれています。朱色の灯篭と草木の黄緑、そしてお着物のターコイズカラーが美しい組み合わせですね。特に赤と緑は補色の取り合わせですので、お互いの色を引き立て合っています。間の石階段で無彩色に近いグレーを挟み、画面全体のバランスも整っていますね。奥の木々は太陽の光を柔らかく通しており、奥に佇む本宮を神々しいものとしています。
2枚とも、作者の目線の高さの違いが現れていて面白いですね。1枚目の作品はお孫さん2人を大人が見下ろす構図となっており、2枚目の作品は少し離れたところから記念写真を撮られており、目線の高さが同じとなっています。作品越しに、手前で家族を見守る作者の姿も浮かんでくるようです。
幸せなご家族の1シーンを覗かせて頂けるような、優しく温かな作品ですね。思い出は写真でも残せますが、制作を通じて今一度描き起こされる風景は、作者の心情も反映されたものとなります。こうした作品を鑑賞する度、人々が絵画制作する意味が思い出されますね。次回作も楽しみにしております。
大澤 油彩
マユカです!今回は大澤さんの作品をご紹介します。
イタリアの南部にある白がベースの三角屋根のお家「トゥルッリ」という名前の家々が世界文化遺産に登録されているアルベロベッロを描いたこちらの一枚。1500戸ものトゥルッロ(複数形を「トゥルッリ」)が並んだ景観はまるで絵本の中の世界のようにかわいらしく、談笑しているような雰囲気のある中央の人物たちの元へ小さな動物すらやって来そうなファンタジー感に胸が躍ります。大澤さんが旅した写真を元に制作されました。
落ち着いた色合いの家な上、漆喰や石を積んで作られていそうな質感が自然によく合い、様々な植物が街並みに色どりを加えています。写真は勿論美しいでしょうが、この暖かさは絵にすることで一層輝きますね、ぽってりとした油絵具の厚塗り感が風景の雰囲気とベストマッチしています。さらに壁も単純に白いだけではなく光によって落とされる影の色の差によって前後感を表現されていますね。手前は黄色を多めにし明るい印象を与え、奥は青をベースに描くことで植物の涼し気な雰囲気まで感じさせます。
色の特性として寒色(青、緑、紫等)は奥に配置することで遠くを強調、暖色(赤、オレンジ、黄色等)は手前に配置することで、前にあることを強調してくれる効果があります。大澤さんの作品では白い壁にそれがされているので遠近感をより強く感じました。だからこそ、見えない画面外へと続く風景も想像できそうな雰囲気があります。さらに2、3軒ほど家が連なっているのかもしれませんし、植物を挟んで道が続いているかもしれません。とにかく、絵の奥へ奥へと歩いて行けそうですよね。
こういった平面に風景を描く時、かなり忘れられがちになってしまうのは画面外に続く「描かれない風景」ではないでしょうか。キャンバスの中で完結してしまいがちな風景ですが、その周りの風景を脳内で補完できてしまうほどに空気感を表現することが出来たら、それは見た人の感情を動かす一枚になるのかもしれませんね。
新しい生活リズムにも少しずつ慣れてきました、ナツメです。『無色透明の水が描けるようになる本』を作ったのでご紹介します!
4月の新学期に合わせ、過去にも『動物がかける本』『人物画がかける本』を小学生向けに作ってきましたが今年はなんとカラー印刷!水彩絵の具を使って水が描けるようになる、というのを目的に作りました。
低学年は絵の具を使った経験がないため、まずは鉛筆でのしずくの描き方。鉛筆一本だけでもかなりリアルに雫を描くことができます。
光の当たり方、影のつき方を学んだらいざ水彩へ!鉛筆で描いたものの水彩バージョンに始まり水面に広がる波紋の描き方などを載せています。
最終的には、水のデザイン画が描けるようになるのが『このテキストの売り』として編集しました。
今月の小学生クラスのカリキュラムですが、学生クラスでもこの本を手元に置きながら水やデザイン画を描いています。
大人クラスの生徒さんでも、欲しい方には差し上げます。ご遠慮なくお申し出ください。
置田 油彩
サヤカです。暖かい日差しを感じ、お散歩したくなるような毎日ですね!今回は、大人クラスの置田さんの作品を紹介させていただきます。
前回の作品(こちら)をアップしたのが2月1日ですので、かなりの早描きと言えるでしょう。
前作の妖しいムードのカップルから一転、初夏のような爽やかさを感じる女性の絵です。広告写真を見ながら制作されていらっしゃいましたが、文字などで隠れていた部分は想像で描かなければなりませんでした。その為、どうしても肩や腕がぎこちなくなってしまっていたので、私がタンクトップ姿で寝ころび、モデルを勤めさせて頂きました。(笑)私が言うのも何ですが、その後は自然なポージングとなり、女性特有の腕の柔らかな曲線も再現されました。
私が特に心惹かれたのは、肌の質感です。この女性が人生で積み上げてきたことが読み取れるような目元の雰囲気がとても魅力的です。遠くをまっすぐ見つめる瞳や朗らかな表情からも生き生きとした活力を感じ、彼女と言葉を交わしたくなりました!なんだかタメになる人生のアドバイスをしてくれそう…また、暖色を中心に描かれた女性をより映えさせる背景の青色も素敵です。鮮やかで、空のような深みがある青と女性の瞳のカラーがマッチしていて統一感が出ています。
3枚目の油絵となりましたが、確実な技術の向上が伝わってきます。これからの置田さんの作品がますます楽しみです!
聡 透明水彩・鉛筆デッサン
「さて私、高木聡はアトリエ・ミオスを長期でお休みさせていただきます。高校3年生になり、受験に本腰を入れるためです。私が受ける大学は東京藝大一本!落ちたらもう一年!そんな茨の道でパワーアップしてミオスに舞い戻ってきます!それまで僕のことを憶えていてください(笑)。」(2019年4月18日)
このブログを覚えている方はいらっしゃいますでしょうか?
報告が大変遅くなりましたが、藝大の日本画科を4浪で合格しました!4浪とは言っても、1浪までは油画科で浪人していたので、実質3浪で合格を勝ち取ったことになります。お見事。
モチーフと真摯に向き合う姿勢まで伝わる絵です。長い期間予備校で制作していると、テクニックに走り鼻に付くようになってしまった事もあったでしょう。沢山の課題を克服して辿り着いた心境だろうと察します。
藝大の日本画科は神の領域と言われています。藝大は、合格さえすれば通わなくてもいい(実際フェードアウトする学生も多く、卒業していなくても藝大ブランドの価値は生涯色褪せる事はありません)と言われている中、日本画科だけは透明水彩で試験を受け、日本画の画材『岩絵具・膠』は入学後に初めて教わるので、4年間しっかり制作しないといけない大変な学部です。「こんなに上手いのに、まだまだ教わることがあるなんて!」と思いますよね?
私は油絵科ですが、高校生の内にすでに技術は身に付いているので、教わるのではなく極めるだけ。(教授は課題を出すだけ。)
自分に厳しく、心が折れそうになりながらも踏ん張り耐えた精神力、尊敬します。本当におめでとう。
これからは時々スタッフとして来てくれますので、皆様楽しみにしていてください!過去の聡先生はこちら→I'll be back
岩田です。
本日は、土曜午後クラスの方にお誘い頂き、飲み会に行ってきました。
実は私の制作が切羽詰まっていた為、昨年末から4ヶ月以上延期してもらっての宴会でした!
生徒さん同士、お互いに描いている作品が気になっていても、中々声はかけにくいもの。
お酒の入った席だからこそ、みんなとてもフランクにお話しできました。
私にとっても久しぶりの飲み会で、皆さんの人となりが分かったし、素晴らしい時間となりました。
どうも有難うございました!
大竹です。新学期最初の幼児クラスでは、年長さんが小学生クラスへ進級していき、新年少さんが加わりました。ルーキーということで、最初の授業ではひよこちゃんをクレヨンで描いていきました。顔と体を丸の形で描く際に、2つがしっかり重なるようにしていきます。(ギリギリに描いてしまうと、首が千切れそうなひよこになってしまう為)重なりが上手く描けるようになると、他のお絵描きでも活かす事ができます。ちょっとしたお絵描きのポイントを交えながら、これから少しずつ技術を身につけていきましょう!
幼児クラスのお絵描きは、時期に応じたテーマを題材にしたり(季節の花や旬の食べ物・行事など)、人や動物を上手に描くための技術を学んでいくカリキュラムとなっております。春の花を描いた帰り道にたんぽぽを探したり、夏野菜を描いて夕飯を思い起こしたり、秋の運動会を描きながら思い出を振り返り、トナカイを描いてクリスマスに思いを馳せたり…楽しくお絵描きをしながら、制作と身の回りにあるものを繋げていきましょう!
またアトリエミオスの幼児クラスでは、お絵描きと交互に立体工作も行っております。紙工作や粘土、布といった様々な素材に触れながら作品を制作していきます。工作を通じ、手の動かし方や力加減を学んでいきましょう。基本的に1回の授業で1つの作品を制作しますので、材料や道具はこちらでご用意いたします。手ぶらで気軽にご参加頂けますので、習い事で絵画教室をご検討の方は、是非1度無料体験にお越しくださいませ。お絵描きや工作が大好きな子・上手になりたい子、お待ちしております!