モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

植物の力強さ!

2011-08-31 22:54:00 | 大人 日本画
Yokosenihonga_2横瀬 日本画
暑さで夏バテ状態でしたが復活してきた赤尾です!最近少し涼しくなって快適ですね!!
お休みの間、みなさんは何か夏のイベントにお出かけしましたか?
私は先週日曜日クラスのあと小原先生たちと元住吉のお祭りに行きました。
仮面ライダーのおもちゃ欲しさに輪投げにチャレンジしましたが、まったくヒットせず・・・でも元住吉のお祭りは活気があってすばらしいですね!短い時間でしたが堪能できました。

休み明け第一弾は早速水曜午前クラス横瀬さんの日本画をご紹介します!
南国の風景を思わせるような、真っ青な背景に映える蘭の花。
大胆な構図と色使いは江戸時代の浮世絵を彷彿とさせます。
とくに注目していただきたいのは葉の躍動感、手前の胡蝶蘭の描き込みです。
鮮やかな花の脇役として、動きのある葉の描き分けが生きています。
手前の胡蝶蘭は岩絵の具以外にも顔彩やアクリル絵の具を併用してこだわり抜いた結果、日本画なのに写真のようなリアルさが再現できました!

横瀬さんは日本画を始められてから、クラスの皆さんと一緒の机で作品を制作することをとても楽しまれていたように感じました。
初めての方同士で相談したり見つけた技を教えあったりしながら作り上げて行くような経験、大人になるとなかなかできないですよね?アトリエの大人クラスも個人制作なので、机を一緒にして制作したり絵の話ができ、皆さん堪能されていました。
そろそろ二枚目を描いている方以外は日本画ブームも収束しておりますが、皆さんの心に岩絵の具の魅力と制作の楽しさが伝わっていれば・・・と願ってやみません!



コメント

モデルを描く

2011-08-30 21:56:14 | クロッキー会
Kurokki116しばらくお休みが続いてしまいましたが、アトリエでは第1土曜日に着衣のクロッキー会を行っています。
次回は9月3日(土)です。
固定のポーズで20分×5回ポーズをとってもらいます。
画材も自由に、2時間集中してお楽しみ下さい!

日時  9月3日(土) 16:00~18:00
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

コメント

夏も終わって

2011-08-29 04:16:00 | 小学生 工作
20110829

小学生 夏の自由課題

どうも!髪型を変えるたびに脱色&毛染めに劇薬を使い(髪が並以上に堅く黒いのです)、下手したら頭皮から出血する男、幸介です!ちなみに今は銀髪です。小学生達もほとんどの生徒が学校が始まり、夏の課題も無事終了した生徒が多いようですね。総勢20名前後の各クラスで皆がバラバラの課題をやるもんだから、それぞれの進行&指導、そしてクオリティの底上げに講師陣は奮闘していました。奮闘という文字通り、夏休みは闘いの日々だったと思っております…

本日載せた4枚の作品もなかなかの出来映えだと思いませんか!?特に右上のフエルト人形なんて、値段をつけて売れそうです。これが小学生の作品とは…しかもこの作品、制作の方法も何もかも全て自分で把握していて、講師の助言ほぼナシで作り上げたほどです。自立しています。素晴らしい。

小学生クラスは年間のカリキュラムが決まっていますが、夏休みだけは自由課題ですので自分らしさが全面にでます。毎年必ず貯金箱を作る生徒(そんなに貯金してどうすんだ)、毎年必ず恐竜を描く子(夏休みに入会して最初に恐竜を描いたせいかいつのまにか習慣になってしまいました)などなど、それぞれのこだわりを見ていて楽しく思います。

来週からは通常どおりに戻りまして皆で同じカリキュラムに戻りますが、9月はなかなかアグレッシブな制作です。ライブペインティングですね。汚れて濡れますので、絶対に学校などでは出来ない制作になるかと思います。僕も今から楽しみ&恐怖です(今日の時点で「先生の事ペイントしちゃお!」と言ってた子が数名いました…)自分が誰よりも激しく汚れそうな予感……

ということで気持ちを切り替え、9月からも元気いっぱいで行きたいと思います!小学生くらすのみんな、らいしゅうはたのしいじゅぎょうになりますので、きたいしていてくださいね!

201108292

田中幸介




コメント

残暑お見舞い申し上げます

2011-08-25 23:51:25 | 小学校受験
お久しぶりです。伊藤です。
8月も残り僅かですね。そろそろ学校が始まるところもあるようで、小学生や学生達は宿題に追われている頃でしょうか・・・?

先週と今週はアトリエはお休みですが、小学校受験クラスとプライベートレッスンは通常通り授業があります。
今週私は、毎日プライベートレッスンでアトリエにいますが、朝9時、10時にアトリエのドア前で鍵を開けようとすると、室内にいる100匹の鈴虫の美しい声が室外まで聞こえてきます。
夜行性なのに最近涼しくなってきたせいか朝も昼も一日中鈴虫の大合唱を聞くことができるので、子ども達とお母さん方と一緒に存分に楽しませてもらっています!!

さて今日は、そんな風情のあるアトリエでのプライベートレッスン作品をご紹介しますね。
今秋小学校受験予定の年長さん作品です。
0825
秋のラストスパートに向けて、着実に伸びている力作ばかりです。
制作時間を意識したり、巧緻性を高めたり、技術面をアップしたり、発表力を向上したり、まだまだ課題はありそうですが、どれもこの夏頑張った集大成といえる作品ですね。
ラストスパートに益々期待ができそうです。

小学校受験クラス夏期講習の最終授業は、8月28日(日)13:30~15:00です。
あと数名ご参加可能ですので、ご希望の方はお早めにアトリエにご連絡ください。






コメント

あと3日

2011-08-24 20:38:42 | スタッフ講師
Obarakotenオバラです。たくさんの方が個展に来て下さり、本当に嬉しく楽しい毎日です。
暑い中、遠い京橋までおいで頂きご高覧下さいまして、心より御礼申し上げます。
また気に入ってお買い上げ頂きました方にも、厚く御礼申し上げます。
今度の土曜日17:00まで開催しております。東京方面についででもございましたらお立ち寄り下さいませ。

コメント

虫嫌いならごめんなさい

2011-08-23 21:29:02 | スタッフ講師
Suzumusi_2左 脱皮中 右 羽伸ばし中

ただ今個展中のオバラです。ブログをご無沙汰してしまい申し訳ありません。
絵画教室の仕事は接客業のジャンルに入ると思いますが、同じ接客業の画廊勤務は慣れないせいか結構大変に感じます。お客様の切れ目にダッシュでお弁当を食べるのもドキドキします。
今日はラストに院展の日本画の大家が作品を購入してくれ、嬉しいより「絵を買う作家ってかっこいいなー!」と惚れ惚れしました。

個展でヘロヘロでも、日曜大人クラスの佐藤さんから頂いた鈴虫のお世話はちゃんとしています。
ってか、先週今週がピークの大合唱で、昼間の小学校受験のプライベートレッスン中の幼児と伊藤先生、お世話する私しか美声を聞かないのがもったいないです…。
脱皮中の鈴虫を発見しました!しっとりしていてやわらかくて白くて、ちょっとおいしそう…
あぁ!!触りすぎて触角が短くなってしまった!!!幼児並な表面的愛情…ごめん。

コメント

夏の日!

2011-08-22 03:42:00 | スタッフ講師
201108221

ご無沙汰しております!夏休みに川遊びに行ったら、地元の小学生が岩場から飛び込みしていて「おにいちゃん、あそこから飛び降りる為には上流から流れに身をまかせて岩場まで行くんだよ!ついてきてごらん!!」と、小学生に飛び込みスポットを教えてもらったあげく、「ごめん、おにいさん怖いから最初の一回は浮き輪つけて飛んでいい?」と小学生に浮き輪着用の許可を請う男、幸介です!!皆様は夏の休みの期間中はいかが過ごされておりますでしょうか。僕は山に川に海にと、休みを見つけては遊びに行っております。毎週アウトドアです。全力で遊びたいから全力で仕事してんだな、と感じた夏です。

そして遊びの合間をぬって(もしくは遊びの一環として)横浜トリエンナーレにも行って参りました。まず最初に言いたいのが、前回のトリエンナーレに比べて家族連れや初心者でもサクっと楽しめます。綺麗だったり不思議だったり、現代アートの「入り口」としてはいいんじゃないかなという感想です。日本では写真撮影不可な美術館が多いんですが、横浜トリエンナーレは会場内でも撮影OKな場所も多く、気軽に閲覧できるのが魅力かなぁと思います。ライトな(軽く、かつ明るい)作品が多いので、一人でじっくり見るのには向かないでしょう。複数人で「これ良い!」とか「これはこういう経緯があるんじゃないかな」とか、話ながら見たら楽しめるのではないかなと思います。

僕個人としては物足りなく、ドキッとするような切り口の作品が無かったり、現代アートというよりもどこか綺麗なだけのインテリアを見ているような感覚だったり、表現が難しいんですが八方美人な展示だなぁというのが感想です。前回の展示が「小汚いフリーマーケット」なら、今回の展示はさながら「無印良品」のよう。現代アートの全部を裏ごしして、舌触り良くしたことでのメリットとデメリットをディレクターに問いたい。美術はその名に「美」という文字が入ってはいますが、アベレージの美を意識することで現代美術の美の多様性が損なわれるのならば、それは現代アートなんでしょうか。前回が最悪だったことと今が震災後であることが、少なからず展示に影響している気がしています。

……トリエンナーレを皆様にオススメしようとしてるのに、気をつけて文章を書いてもだんだん厳しくなってしまうのは何故だ…。とにかく、近場でお手軽に多くの作家の作品を見れるというだけでも魅力的ですので、ちょっとピクニックにでも行くような気持ちで、複数人で行ける機会のある方は行ってみてください!真面目に深々と見るのではなく、率直な気持ちでパッと見るのが良いかも!!なんて思ってます。美術館なんて普段行かない!って友人など連れ立って行っても良いと思います。11月まで長期開催しておりますので、興味がある方は是非。

というわけで、小学生達の夏休みも残すところ後わずか。この夏、皆がどんな経験をして成長してきたのか楽しみにしています。そして生徒達以上に僕はまだまだ遊び、成長します!負けない。

201108222

行動あるのみ!夏が終わるギリギリまで遊びます!!

田中幸介

コメント

墨絵

2011-08-17 20:46:48 | スタッフ講師
Obara2011kotenjpg3
小原 『霧中の夜』 墨・水彩/絹本

オバラです。個展の搬入が終わりました。
毎度のことながら、焦っていたようにはまるで見えない優雅な展覧会場になりました。(展示後の写真撮り忘れました。)
でも絵を描いている時は焦っていませんので(余裕がなくては描けませんものね。)、それも当たり前のことかもしれません。
記者の方に『幽玄の世界』と称して美術雑誌に紹介していただいたそのままの雰囲気で皆様をお待ちしております。
暑い最中来て頂いても後悔させない個展と自負しておりますので、ぜひご高覧下さいませ。

コメント

夏休みボケ

2011-08-16 19:54:12 | スタッフ講師
Koujiオバラです。今、アトリエの目の前の綱島街道で工事をしています。
毎日なかなかの騒音と振動ですが、子どもたちはみんな大喜び。
特に親子クラスの2・3歳児や幼児クラスの4・5・6歳児は窓にがぶりつきで、そこから引き離すのが苦労するほどです。
乗用車とは違うひとつひとつに特徴のあるクルマ、一目でどんな能力があるのかわかるユニークな形を子どもは好み、大人が働く姿に思いをはせます。
『走る』ではなく『働くこと』に期待する。
『かっこいい』ではなく『面白い』方を選ぶ。
理屈のない選択には、正義があると思います。

今日、中1の元生徒が『働く人の取材・社会で働くことについて』インタビューに来ました。
かっこいい職業じゃなく、自分が面白いと思える職業に、将来この子が出会ってくれたら嬉しいと、いっぱしの教育者面して未来を思い描きながらカレンダーに目をやると…
え?今日火曜日?月曜日じゃないの?
明日、搬入じゃーん!(汗+涙)

コメント (2)

朦朧体で

2011-08-14 21:26:49 | スタッフ講師
Obara2011koten_3
小原 『霧中の朝』 絹本・墨・透明水彩

オバラです。
残暑お見舞い申し上げます。
18日より個展を開きます。暑い最中ですので、涼しげなテーマを選び朦朧体で制作しました。
東京方面についででもございましたらおいで下さいませ。

以下画廊のHPより

絹本に墨や水彩絵具で表現される世界はまさに幽玄である。静止した画面のはずが、水や空気の動き、時間の流れまで感じられる。
そこには、決して不変ではなく再び出会うことのない一時の景色の持つ儚さに対する画家の慈しみが込められている。

あらかわ画廊 地図〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB2F
電話/FAX : 03-3566-5213
●地下鉄 銀座線 京橋駅(6番出口) 明治屋真向い、スギ薬局B2F
2011年8月18日(木)から8月27(土)
AM11:00からPM6:30(21日・日曜日休廊) 最終日5時終了
◇土曜日は15時以降、ビル入口が閉まっておりますので入口にて画廊へお電話頂きしだい解錠いたします。


明日より2週間アトリエはお休みを頂きます。
その間のブログは、講師により書いたりかかなかったり…と不定休です。

コメント

オリジナルの表現

2011-08-13 02:20:00 | 学生
Rimg0291清美  日本画

チノです。土曜クラスの高校生、清美の初☆日本画作品が完成しましたのでご紹介します。パッと見て、日本画???と思うような色の鮮やかさと独特の薔薇の花びらの表現が美しいです。

今までデッサンばかり描いていたので、色彩を使った作品を見るのはこれが初めてでした。実物の色にとらわれること無く、苦戦しながらも自分の置きたい色をのせていったので、とても魅力的な作品になりました!私はこのガラスのような、透明感のある花びらがとても素敵だと感じます!

背景には、下の夜空の部分に星を表現するように、砂子(銀箔を細かくしたもの)を撒いてみたり、細かな部分にもこだわっています。

デッサンだと、立体感や全体の印象がちょっと弱々しかったのですが、「絵画」になって、彼女本来の持ち味の出たのではないかと思います!

デッサン力(立体感)=魅力ある作品 ではないですからね。

コメント

花畑の情景

2011-08-12 22:09:55 | 大人 パステル・色鉛筆・他
P8100244藤原  アクリル

金曜日担当の小原先生とブログ当番をチェンジさせて頂きました!酒井です。今日は水曜大人クラス藤原さんの絵を紹介します。いつもアクリルで雰囲気のある抽象画を描かれている藤原さん。この前は初めての水彩画に挑戦、新しい経験を経てまた得意のアクリル画に戻ってきました。美しい花畑の中に一本の木、よく目を凝らすとキラッと視界にちらつくペンダントは、誰かの落し物なのでしょうか。ストーリー性を感じる一枚ですね!木の幹の質感と陰影、細かいペンダントの部分など、ご自分のイメージに近づけていくように、ひとつひとつ丁寧に取り組まれました。特に背景の花畑の色は、イメージする資料を見ながら鮮やかで自然な色の組み合わせになるよう試行錯誤を重ね、仕上げには全体の色を整えるため、ピンク系の色をスパッタリングでのせるなど、技法にもこだわった作品です。

スパッタリングは、小学校や中学校で習ってやってみたことがある方もいるのではないでしょうか?水を多めに含ませた絵具を歯ブラシなど毛の固いブラシや筆につけて、細かな目の網などにブラシをこすりつけて絵具を散らす技法です。網を使わず指でブラシ自体をはじいたり、筆を持った手をもう片方の手でポンポンと叩いて絵具を落とすやり方もありますが、雪を降らせたような細かい点を表現したい場合は大体網を使います。

沢山の色を自在に混ぜながら絵を作ってゆく藤原さん。斬新な色の組み合わせがいつもとても美しく、毎回見せて頂くのが楽しみです!皆さん次回の作品もお楽しみに!

コメント

夏休み特別教室 第3・第4弾!

2011-08-11 23:16:53 | 幼児
Hanga

夏休み特別教室も大詰めとなってきました!
先週今週の幼児クラスの作品を一挙ご紹介しますね。

先週は、紙版画といって、画用紙や質感の違う紙を貼り重ねて版を作り、版画用インクをつけて刷る版画制作でした。彫刻刀を使う木版画よりずっと簡単にできて、幼稚園生でもクオリティの高い作品ができます。
普段クレヨンで描く人物画の線とは違って、版画インクの色の中に映える紙の重なりの凹凸からできる柔らかい白い線で表現できます。画面の中の白と黒が美しく響きあっています。
また、顔のパーツをひとつひとつ大きく下描きしていくので、丁寧に描いたアウトラインが生き生きと見ごたえがありますね。

0810_3


そして、こちらは今週の作品です。
紙皿と画用紙で作ったケーキなのですが、この生クリーム、かなり精巧に出来ていると思いませんか?
実は、この生クリームは石膏で出来ています。ケーキ作りの時に使う生クリーム絞り袋に石膏を流し込み、ケーキ職人風に搾り出します。
この日メインイベントである生クーリーム作りでしたが、かなりの猛暑日の為室温が高く、石膏の固まるスピードが予想を遥かに越え、大忙しのケーキ屋さんになりました。前日に作った生クリームの時とは何の問題もなかったのに、これほど気温が高くなるとかなりの影響がでるのですねぇ。。。
本日のケーキは、チョコレートとストロベリー味。
ケーキに思い思いの好きな果物やお菓子などをのせて、美味しそうなケーキがたくさんできました。

来週再来週はアトリエがお休みなので、幼児クラス最終日(第5弾)は8月31日(水)です!

伊藤

コメント

大尊敬!

2011-08-10 22:46:00 | 学生
Rimg0346珠乃 中3 水彩
赤尾です。ストイックさにさらに磨きがかかりつつある珠乃ちゃん、彼女が取り組んだ中でも史上最強に難しいと思われるモチーフの水彩画が遂に完成しました!!
装飾がほとんどない透明な硝子のコップが4つ。しかも背景は白い布。私も見た瞬間「これは描きたくない!」と思ってしまうほどの修行モチーフです。硝子など透明感のあるモチーフは、柄布を敷いたり色の濃いモチーフを周りに置いて硝子への映りこみを描写することで透明感が出しやすくなりますが、敢えて無彩色に抑え、その中で硝子をどれだけ描写できるかに挑戦しました。
自分は中学3年生のころは動物や人物など好きなものをのんびり描くばかりで、こんな難しいモチーフにチャレンジしようという気にすらなったことがなく、珠乃ちゃんの「絵が上手くなりたい!」という情熱にはよく圧倒されてしまいます。
メキメキ技術を上げてきたとはいえ、美大出身の大人でも挑戦するには勇気がいるこのモチーフ、珠乃ちゃんももちろん苦戦しました。
無彩色のモチーフの中からできるだけ色味を拾って画面を華やかに、かつコップの透明感や形がしっかり見えてくるように描ききるため、何度も上から白い絵の具を重ねて調整しています。
また右から強く光を当て、影を強調させながらそれぞれ4つのコップの関係性を丁寧に描写し、ここまでの作品に仕上がりました!!

この悩みこだわり続けた過程こそが彼女の自信となり今後の絵にもつながって行くんだな・・・と、当たり前のことですが珠乃ちゃんの絵に対する真摯さを見て改めて感じます。
デッサンを描いている方は、描きたいように表現できないもどかしさに何度も直面することがあると思います。こだわりを持って描き続けることで、数枚前とは比べ物にならないくらいの成長を感じることができるはず。途中で諦めず、1枚1枚を誠実に取り組むことが大切ですね!


コメント

心で見たもの

2011-08-09 20:50:15 | 大人 油絵・アクリル
Okukabin_2こちらは水曜日・午前クラスの奥さんの油絵作品です。

長い時間をかけて完成致しました(大体3・4ヶ月くらい)。まるで先週、私がブログでお話ししたような、抽象と具象の丁度間の様な作品です。
眼で見て写すだけでなく、心で物を見て捕え、絵に表出させた作品です。

時間をかけて作品と向き合い、結果自分も想像してい無かった作品に出会うこと。
それには絵から聞こえてくる声、それはもうかすかな声に耳を傾ける姿勢が必要です。絵がしゃべってくれないなら、こちらから反応が返って来るまで語りかけ続けなくてはなりません。
反応が返ってきたら。それに対し「あ、そうなんだ。じゃあこれはどう?」といった感じで自分からもう一度返していく。そんなやりとりの中で絵と自分が向かうべき地点が決まり、後はそこに向かうわけです。

奥さんは長い時間をかけて、絵と対話をし、作品を熟成させていったのだと思います。

絵と向き合うこと、対話することは、つまり自分と向き合うことです。絵を描くことで自分自身の深いところで対話をし、濃密な時間を奥さんは過ごされていたのです。

石川でした。

コメント